限られた時間で行う転職活動。
でも、人生においてそう何度も経験することではないので、つい効率的でない動きをしてしまうことが多いものです。
そこで今回は、転職活動のムダを省いて、効率的にかつ満足できる転職先を探し出す方法についてご紹介します!
目次
転職活動は「しなくていいこと」をどれだけ省けるかにかかっている!
一週間の大半が仕事の時間で埋まるビジネスパーソンにとって、転職活動にさける時間は限られています。
限られた時間でいかに効率的に動くかにかかっていると言っても過言ではないのです。
転職活動でついしてしまうけれど、本来はもっと効率のいいやり方がある、ということは意外に多いもの。
限られた時間を有効に使って、満足の行く転職を実現したいものです。
今の仕事+プライベート+転職活動の日々
学生の就職活動のように、全力を注げるわけではないのが転職活動です。
日々の仕事に追われるだけではなく、人によっては家事や育児、介護にも時間をとられます。
いくら忙しい日々の中で行う転職活動だからといっても、その結果は満足の行くものでないと困ります。
焦って転職先を決めてしまい、結局そこでも満足の行く職場環境が与えられなかったり、反対にいつまでも転職活動に身が入らずダラダラと続けていて結局転職に至らなかったり。
こういったことで、人生の大切な時間をムダにしないようにしなくてはいけないのです。
転職活動の「これはやめよう」リスト
求人を漫然と眺める
「どこかいい会社ないかなあー」と、毎晩漫然と求人検索をしているだけでは、時間のムダです。
その時間があるなら、十分な自己分析を行い、応募する企業の的を絞りましょう。
妥協する
「とにかく今の会社を一刻も早く辞めたい!」という人がやってしまいがちな行動がこれです。
「とりあえず応募して、内定が出たからその会社に転職する」といった形を取ると、結局また「辞めたい」という気持ちになることが多いもの。
これでは、また振り出しに戻ってしまいます。
とても効率的とはいえません。
転職エージェントを活用しない
転職エージェントには、そこにしかない求人があります。
また、履歴書や職務経歴書のテンプレートを教えてくれたり、添削もしてくれます。
さらに、自分の強みを応募企業の欲しい人材に擦り寄せるアイデアを出してくれることも。
面接の日程調整もエージェントを通して行えるため、自分の都合のいい日を忖度せずに伝えられます。
内定が出た際には、入社日の相談などの交渉事も請け負ってくれます。
これらすべてを自分でやると思うと、気が重いですよね。
転職エージェントは、それを変わってくれる心強い味方になります。
求人を見ては飛びつく
自分がやりたい仕事内容も考えず、「これは条件が良い!」と思った求人に次々飛びつくのはやめましょう。
志望動機や自己PRは、応募先企業に合わせて作ります。
条件の良さそうな求人に飛びつくということは、その都度書類を作成し直すということ。
これはとても効率が悪い方法です。
1社ずつ応募する
1社応募し、落ちたら次の企業に応募する。
こういった方法では、転職活動は長引くことになります。
複数社応募し、そして複数の内定を得てその中からどこに就職するか選ぶ、という気持ちで臨みましょう。
応募先企業に気を使いすぎる
晴れて内定が出た後、入社日や雇用条件などの話があるでしょう。
このとき、応募企業の言いなりになってはいけません。
たとえ「すぐ来てほしい」と言われても、今働いている職場での自分の立場や有給休暇の消化日数などのこともあるはずです。
今、自分が所属している会社で一緒に働いている人たちは、退職したらもう二度と会わない人たちではありません。
そして、あなたが今の職場で与えられている権利は堂々と使い切るべきです。
応募先企業に気を使って、今の職場と自分を犠牲にすることは、後々まで後味を悪くし、転職先への不満という形で噴出するかもしれません。
しっかりと応募先の企業と交渉するようにしましょう。
満足の行く結果を得るために
転職活動を効率的に行うポイントはおわかりいただけたでしょうか。
「効率的に行う」ということには、時間を省くことともうひとつ、満足の行く結果を得るということがあります。
上の項目でお伝えしたとおり、例え早めに転職先が決まっても、その転職先が「ただなんとなく」決めてしまった会社だったり、妥協して選んだ会社だった場合、結局また、転職活動をしなければならなくなってしまいます。
それは、もっとも効率の悪い転職活動です。
自分の希望する条件・職種・業種は何なのか、自分が仕事に求めるものは何なのか、それらをはっきりさせ、できるかぎり希望にあった会社を探しましょう。
まとめ
いかがですか?
今回は、忙しい社会人が転職活動をする上でやめておいたほうがいいポイントを押さえ、効率的に動く方法についてご紹介しました。
これから転職活動を始める人は、ぜひこれらのことを意識して効率的に満足の行く会社を探し出してくださいね!