【初めての派遣登録】派遣会社を選ぶ時の注意点とは?

派遣会社に初めて登録したいけど、どこの会社がいいかわからないという人へ。
検索してみると、多くの派遣会社があるので迷いますね。
今回は、派遣会社を選び方や注意点についてお話しします。

自分が希望する職種の求人数が多い

求人数が多い派遣会社は、初めて派遣に登録する人に便利。
そして、自分が希望している職種の求人数が多いほうが有利です。
事務を希望している人は、事務職が多い派遣会社を選びましょう。
大手の派遣会社は、事務職の求人が多い傾向があります。

派遣会社のホームページでは、職種一覧が載っています。
ハローワークの職種一覧よりも、複数あるのが特徴です。
職種一覧にある仕事でも、企業の希望や業種によって仕事の内容は違います。
そのため、わからないことは担当者に相談しましょう。
職種だけでなく、経験やスキルからも検索が可能です。

サポート体制

派遣会社のサポート体制が整っているかどうかは、転職が成功するかどうかの重要なポイントです。

気軽に相談できる

派遣会社に登録すると、ひとりひとりにコーディネーターさんがつきます。
仕事探しから、働き始めてからの悩みなど気楽に相談に乗ってくれると安心です。


現在の状況を把握して、スタッフさんの悩みにすぐに対応してくれる派遣会社を選びましょう。

働き方を変更できる

派遣社員の働き方は、短期だけではありません。
安定した働き方を希望している人は、無期雇用派遣という働き方も考えておきましょう。
無期雇用派遣は、派遣会社と期間を定めない雇用契約を結びます。
さらに紹介予定派遣は、派遣で働きながら正社員を目指せます。

研修制度

研修制度は、就業先で必要となるスキルやキャリアアップできるコースがあります。

ビジネスマナー

ビジネスマナーは、社会人として円滑な人間関係を作るために必要です。
仕事で接する人とコミュニケーションが、とれるようになります。
研修では挨拶の基礎から、敬語について勉強できます。
服装やメイク・ネイルなどの、身だしなみも学ぶことができます。

パソコン研修

事務系の仕事を希望している人は、登録の際にパソコンのスキルチェックがあります。
タイピングのスピードや正確性をチェックするタイピングテストや、ワード・エクセルの使い方が多いです。
派遣会社は、パソコンの機能や応用まで幅広い研修制度があります。

現在は、自宅に居ながらオンラインで学習ができます。

福利厚生

法定福利厚生

派遣会社で働く場合は、勤務先ではなくて派遣会社の福利厚生が適用されます。
長期で働く場合は、下記の福利厚生をチェックしておきましょう。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 介護保険
  • 労災保険
  • 有給休暇
  • 健康診断(法定)
  • 産休・育休

法定で義務付けられているので、チェックが必要です。
通勤にかかる交通費は、支給しなければならないという法律はありません。
しかし、社員に交通費が支給されている場合は派遣社員ももらえるケースが増えています。
時給に含まれるケースもあるので、確認してみましょう。

法定外福利厚生

法定外福利厚生は、法律に関係なく企業で自由に設定が可能です。

  • 住宅手当
  • 法定以上の健康診断
  • カウンセリング
  • 資格取得応援
  • 通信教育の提供
  • 確定拠出年金制度
  • 食事補助

派遣社員の調査によると福利厚生で人気なのが、食事補助です。
住宅手当や寮の利用は、製造業勤務のスタッフに多いです。

特化型の派遣会社

特化型の派遣会社は、特定の職種に限定した派遣のみを行っています。

  • 医療関係
  • ITエンジニア
  • 通訳

上記のような、専門的な仕事の紹介が多いです。

「資格を活かして仕事がしたい」
「専門職に関して知識がある人に相談したい」
このように思っている人は、大手だけでなく特化型の派遣会社に登録しましょう。

特化型派遣会社の魅力
特化型の派遣会社の担当者は、業界・職種に関する高い専門知識を持っています。
業界出身の人が多く、どんな企業でどのような人材が欲しがを知っています。
そのため、転職希望者は安心して相談が可能で企業は希望をしっかり伝えられます。
さらに、各業界の主要な企業と信頼関係が強く非公開求人の数も多めです。
企業の雰囲気や働き方の情報も手に入るので、転職希望者はブラック企業を避けることが可能です。

テレワーク希望

最近、テレワークを希望している人が増えています。
テレワークはパソコンを使用して、会社から離れた場所でも仕事ができます。

メリット

通勤時間がいらないため、自分の自由時間が増えます。
時間の使い方の自由度が高くなるので、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。


テレワークを希望している人は、制度を運用するしくみがあるかどうか確認する必要があります。
働きやすい環境や、体制の準備に取り組んでいる企業を選びましょう。
テレワークの専門の求人を出している、派遣会社も増えています。

デメリット

テレワークは在宅で仕事をするので、コミュニケーションが取りにくくなります。
そしてオフィスで仕事をしているときは、日常会話から気分転換になっていることもあるでしょう。
一人暮らしの場合は、誰とも話をしない日があり、ストレスを感じることも多くなります。
業務に対する質問も、相手の都合のつく時間までわからないケースもあります。
対面の話なら、言い間違いや聞き返しもすぐに対応ができます。
しかしチャットツールでは言葉選びを間違ったために、相手に上手に伝えられないという悩みも出てくるでしょう。

まとめ

今回は派遣の登録が初めての人に、選ぶときの注意点について紹介しました。


自分が住んでいる地域の求人情報は、チェックしておきましょう。
サポート体制がしっかりしていて、担当者が話しやすいとうれしいですね。
無期雇用派遣や紹介予定派遣など、これからのキャリアプランを相談できる派遣会社を選びましょう。