1分で読める【教えて!モアイくん】ネガティブな退職理由をポジティブな志望動機に華麗に変換させるコツ!

おっ?
モアイくんが
この前ハローワークで見つけた会社の
面接に行ったようですよ?

1分で読める【教えて!モアイくん】玉石混交のハローワーク求人を攻略しよう!

ちょっと覗いてみましょう。

 

面接官 「君、石像なのに落ち着きがないね。」

 

モアイ
・・・。

おー困ってますねぇ… (苦笑

このように、転職活動の面接では
自分のウィークポイントを突かれることはよくあります。

そして
そうした質問の王道が
「退職理由」でしょう。

ですから
この質問の攻略なしに
転職活動の面接は突破できません。

そこで今回は
ともするとネガティブな答えになってしまいがちなこの質問を
説得力あるポジティブな答えで返す術を学んでいきましょう!

1「退職理由」を聞かれる理由

そもそもなぜ企業は転職希望者に対して
退職理由を聞くのでしょうか?

それは
「自分の会社もすぐ辞めてしまうのではないか?」
という危惧があるからです。

ですから
この質問を攻略するポイントは
こうした面接官の不安を
説得力のある答えで払拭することにあります。

モアイ
面接官が辞めた理由に納得できることが大切なんだね

2退職理由をポジティブにするために大切な事

では、そのまま言うと
ネガティブな印象になってしまう退職理由を
どうすれば前向きな理由に変えられるのでしょうか。

そのポイントをお伝えします。

2-1前職の不満は言わない

退職理由をネガティブな印象にしないためには
「不満」でなく「事実」を伝えるようにしましょう。

その際、客観的な数字を出すと説得力が増します。

たとえば、給料が低いことが不満であった場合
自分の実績を数字で示し
より実力が評価される職場で働きたいと思った
というような伝え方をしましょう。

モアイ
給料が低いという不満を、実力を試したいという前向きな理由に変えるんだね

2-2面接官を納得させる

面接官が納得するには

  • 前職の退職理由が理に適っているか
  • 自分の会社でそれが叶えられるか

この2点が揃うことが必要です。

ですから、退職理由は
すなわち、志望動機である必要があります。

モアイ
ん?どういうこと

さきほどの例でいえば
面接先の会社に入れば給与を含めた待遇面が上がることが
はっきりしている必要があるということです。

そうすれば面接官も
「なるほど、だからうちで働きたいのか」
と納得できるわけです。

2-3嘘は厳禁

さて、突然ですが
あなたは今日、初めて入ったカフェで
とても美味しそうなケーキに出会いました。
さっそく写真を撮ってSNSに投稿することにしました。

この時、写真の撮り方を工夫して
より美味しく見えるようにすることは
「嘘」とはいえません。

しかし
別のより素敵なケーキの写真をアップしてしまったら
それは「嘘」でしょう。

退職理由にもこの切り分けが必要です。

自分を正当化したい、よりよく見せたい
その気持ちはわかりますが
そのためにありもしない嘘をついてはいけません。

たとえそれで入社できても
何かあるたび嘘で切り抜ける癖がついてしまい
それはやがていつか、必ず露見します。

嘘ではなく、事実をどう伝えるか
その工夫をしましょう。

モアイ
事実をもとにポジティブな退職理由を考えるってことだね

3退職理由別、ポジティブ変換の仕方

 

では具体的にどう伝えれば
退職理由をポジティブに変換できるのか
理由別に見ていきましょう。

3-1給料が低い

さきほども例に出しましたが
この場合は自分の実績を数字でアピールしましょう。

その上で、より実力が給与に反映される職場で
力を試したいと思いました
というような志望動機へ繋げましょう。

3-2労働時間が長い

ここでも具体的な数字で
前職の労働時間の長さを伝えましょう。

同時に
仕事を定時内に終わらすためにしてきた工夫も
伝えると良いでしょう。

そのうえで
残業が常態化している社風を個人で変えるのは難しく
ライフワークバランスを重視した職場で働きたいと思った
というように志望動機へ繋げましょう。

3-3将来性が見込めない

前職の将来性が不透明であったことを
給与の支払いが遅れたなど
客観的な事実をもとに伝えましょう。

そのうえで
前職でも仕事には前向きに取り組んでいたことを伝え
安定した会社でじっくり働きたい
といった志望動機へ繋げましょう。

3-4家庭の事情

親の介護や育児など
家庭の事情が退職理由の場合は
それをそのまま伝えましょう。

そのうえで
そうしたことへ理解やサポートのある職場で働き続けたい
という意欲を伝えることです。

 

退職を決意するからには、どんな退職理由にも
「不満」は潜んでいるものです。

不満がなければ退職などする必要がないからです。
それは、面接官も分かっています。

だからこそ退職理由をどう語るか
面接官はそこを見ています。

そこにその人の人間性や仕事への姿勢も現れるからです。

モアイ
転職活動自体をポジティブな気持ちでやることが大切だね

まとめ

いかがでしょうか?

今回は
転職活動の面接で必ず聞かれる
退職理由の伝え方について説明しました。

どんな退職理由であれ
志望動機と連携させることで
ポジティブに伝えることができるはずです。

ポイントは、

  • 退職理由は客観的事実をもとに冷静に
  • 志望動機は意欲を持って熱く

です。

今回の記事を参考に
あなたなりのポジティブな退職理由を
考えてみてください。

そうすればきっと
転職活動もうまくいくはずですよ!