ビジネス本・実用書を読んで仕事に活かしたい!【読書ノート】のつけ方・続け方

「仕事に活かそう!」
とビジネス本を読んだり
自己啓発本を読んだり。

けれど結局身につかず
また同じような本を読んでの繰り返し。

「全然、仕事に活かせない」
と悩む人は多いものです。

せっかく読んだ本ですから
自分のものにして
仕事に活かしたいものです。

そんな方には
読書ノートをつくることが
オススメです。

読書ノートに大切なことを書き留めておけば
適宜ノートを振り返ることで
脳に定着をさせることができます。

今回は、読書ノートの作り方について
ご紹介します。

読書ノートとは

ビジネス本や実用書
自己啓発本を読んで
仕事や生活に活かしたいと思っても
読んだ内容を忘れてしまい
イマイチ役立てることができない
という人は多いものです。

そんな人にオススメしたいのが
読書ノートをつけることです。

読書ノートとは
自分に役立つことが書かれている
本の内容をノートに記しておき
随時振り返るノートです。

そもそも、実用書やビジネス本を読んでも
仕事に活かせないのはなぜでしょうか?
それは、脳に定着していないからです。

本を読むというのは
生徒が授業を受けた状態のことです。

授業を受けただけで
試験で良い点数がとれるかというと
そんなことありませんよね。

試験前にノートや教科書を見返し
ワークを何度も反復して
試験に臨むことで
良い点数がとれるはずです。

「本を読んで終わり」というのは
授業を受けっぱなしで
その後一切勉強をしないのと
同じことです。

試験をビジネスの現場と考えると
何の反復学習もせずに
現場に臨んでいるため
活かせずに終わってしまうのです。

読書ノートをつけることで
試験勉強をするのと
同じような効果が得られます。

読書ノートに「これ!」
という決まりはありません。
ぜひ、自分に役立つ読書ノートに
チャレンジしてみましょう。

読書ノートをつけるメリット

読書ノートをつけるメリットは多くあります。
本項では3つのメリットについて解説します。

  • 備忘録になる
  • 記憶に定着する
  • 新たな思考が生まれる

「備忘録になる」に関しては
読書ノートをつける
もっとも大きな目的となるものです。

時が経ってからノートを振り返ることで
「そうだった、そうだった」と
思い出すことができます。

「記憶に定着する」に関しては
書くという作業は記憶に残すために
有効な作業です。

試験勉強と同じで
ただ読むだけでなく
書くことで記憶に定着します。

「新たな思考が生まれる」に関しては
本を読む目的といえるものです。

自分に新しい価値観や知識を与えてくれ
それによって思考が始まります。

読むだけで終わりだと
そこまで行き着けないことも
書き出すことで思考に発展するものです

読んだ直後は内容を
書き出すだけだったとしても
時間が経ってから読み返して
改めて理解が深まり
新たな思考が生まれることもあります。

一冊の本を読んだ経験が
時をかけて自分を成長させてくれるのです。

読書ノートのつけ方

読書ノートにこれといった決まりはありません。
自分が書きやすいように書きましょう。

本項では、基本的なノートのつけ方の
手順についてご紹介します。

読んだ日付け(期間)

読んだ日付や期間を書いておくと
ログとして使えます。

「仕事で◯◯のプロジェクトについていたときに読んだ」
など振り返ることができます。

基本情報

本のタイトル、作者名、出版社
発行年、版を書きます。

面倒ですが「また読み直したい」
と思ったときに
これらの情報があると便利です。

発行年があることで
その本が書かれたときの
時代背景を振り返ることができます。

付箋を貼りながら読む/マーカーを引きながら読む

「大事だ」と思うところに付箋を貼ったり
マーカーを引いたりして読み進めましょう。

実用書の場合
重要箇所が太字で書かれていることもあるので
ピックアップしやすいでしょう。

読了後、ノートに書き出す

すべて読み終わったら
付箋部分やマーカー部分のページを見返します。

「ノートに書き留めたい」と思うところを
ノートに書き出していきましょう。
本文をそのまま書き出す形で構いません。

図解や記号を使う

後から自分がノートを見返したときに
理解しやすいように
図解や記号を使うのは良い方法です。

授業をノートにまとめていた学生時代を
思い出すといいでしょう。
この作業をすることで
より理解も深まります。

随時、感想や思考したことを記入する

ノートに書き出していく作業の中で
感想や思考・アイデアが浮かんだら
随時書き込みましょう。

本の内容と自分の思考を区別するため
色を変えるといいでしょう。

読書ノートを続けるコツ

読書ノートを続けるコツは
自分ができる範囲で行う
ということです。

きれいに書くことにこだわったり
付箋部分をすべて書き出そうと
意気込んだりしないほうがいいでしょう。

読書日記用のスマホアプリもあります。
バーコードをかざせば
基本情報は自動入力されます。

こういったアプリを活用して
一言感想を記入するだけでもいいでしょう。
タイトルを振り返ることで記憶が蘇ります。

まとめ

いかがですか?
今回は読書ノートのメリット
ノートのつけ方、続けるコツについて
ご紹介しました。

せっかく読んだ本も
自分自身に定着させなくては
意味がありません。

読書ノートを作り
適宜見返すことで
仕事に活かすことができます。

ぜひチャレンジしてみましょう!