「捨てる」スキルがほしい!仕事ができる人が捨てている【11のこと】

仕事ができる人の特徴のひとつとして「余計なことをしていない」ということがあります。
仕事に必要なことと不必要なことを瞬時に仕分けることができ、不必要なものはうまく捨てています。
今回は、仕事ができる人が捨てているコトやモノ、時間について解説します。
「いつも仕事にアップアップしているのに思うように成果が上がらない」
と感じる方はぜひ読み進めてください!

仕事ができる人の特徴

同じ時間に出社し同じような仕事をしているのに、仕事ができる人とできない人の差が生まれるのはなぜでしょうか?
仕事は「全力投球でやればそれだけ成果が上がるか」というとそうではありません。
仕事には、うまく手を抜くところと決して手を抜いてはいけないところがあります。
仕事ができる人は必要なものと不必要なものを判断し、不必要なものは捨てています。
仕事ができる人とできない人の差は、ムダを捨てるスキルがあるかないかの違いといっていいでしょう。

「捨てる」ことのメリット

不必要なものを捨てることのメリットについて解説します。

仕事の効率が上がる

不要なモノや時間を「捨てる」ことができれば、新たに生まれた時間で仕事を効率的に行えます。
生産性が上がり、同じ時間でより多くの仕事をこなすことができます。

脳内に余裕が生まれる

いつもアップアップしながら仕事をしていると目の前にある仕事をこなすことで頭がいっぱいになります。
「どうしたら効率的に仕事ができるか?」
「仕事をうまく進めるためのアイデアはないか?」
といったように、より良い仕事を生み出すために脳を使う余裕がなくなるでしょう。
脳内をいっぱいにして疲れさせるアレコレを捨てれば、脳内に余裕が生まれます。
仕事のアイデアも浮かびやすくなるし、仕事を効率的に進めるスキルも磨かれるでしょう。

今すぐ捨てたい11のこと

捨てるべき11のことについて解説します。
当てはまるものがある人は、ぜひ今日から捨てていきましょう。

仕事脳へのスイッチを捨てる

「どうも今日は気持ちがのらないなあ」
「一度給湯室に行ってコーヒーでもいれるか」
朝や休憩後に生まれるこんな考えは捨てましょう。
やる気が出ようが出まいが、ともかく手を動かし身体を動かして仕事に取り組んでみると、徐々に仕事脳になっていきます。

考える時間を捨てる

仕事をしていて分からないことがあったとき
「どうしたらいいのだろう?」
とひとりで考える時間を捨てましょう。
分からないことはすぐに調べます。
調べて分からなければすぐに人に聞くことです。
「こんなこと聞いて大丈夫かな?」
と思う時間を捨ててどんどん前に進めましょう。

悩む時間を捨てる

仕事に失敗はつきものです。
失敗したことにクヨクヨ悩む時間を捨て
「どうしたら良かったのか」
「次はどうすべきか」
を考えましょう。

「ひとりで抱え込む」を捨てる

今自分が抱えている仕事はすべて自分がしなくてはならないことかどうか考えてみましょう。
ひとつひとつのタスクを考えると
「これは後輩に頼める仕事だ」
という業務がいくつか見えてくるはずです。
「自分が全部やらなくてはならない」
という思いを捨て、他の人に頼める仕事はどんどん任せましょう。

ダラダラ残業を捨てる

仕事がいっぱいで残業続きの日々も実はダラダラ仕事をしていないでしょうか?
やむを得ず残業になるとしてもテキパキと仕事を進めることで仕事は早く終わり、プライベートの時間を持つことができます。

重要でも緊急でもない仕事を捨てる

仕事は「重要かつ緊急な仕事」「重要だけれど緊急ではない仕事」「重要ではないが緊急の仕事」「重要でも緊急でもない仕事」に分けられます。
このうちの「重要でも緊急でもない仕事」を捨てましょう。
その仕事自体はやる必要がないものかもしれませんし、他の誰かに任せてもいい仕事かもしれません。

PCのデスクトップから不要なものを捨てる

デスクトップ上に不要なファイルが散見されないでしょうか?
視覚から入る情報が多いほど脳は疲弊します。
使用しないファイルは破棄したり、ひとつのフォルダにまとめるなどして、デスクトップには今必要なファイルだけが見える状態にしましょう。

デスク上から不要なものを捨てる

デスクトップ上の整理と同様、デスクの上にある不要なものを捨てましょう。
デスク上には必要なものだけを置くことで仕事がスムーズに進みます。

「後でいいや」を捨てる

メールの返信やちょっとした頼まれ仕事など、それほど時間を要しないことほど後回しにせず、すぐにやりましょう。
「後でいいや」と思って後回しにしていても、頭の中のどこかに未完了のタスクがよぎりモヤモヤの原因になります。
大切な仕事に集中するためにも、ちょっとしたタスクは後回しにしないことです。

「〜だろう」を捨てる

自分にとっての当たり前が他の人にとっても当たり前とは限りません。
誰かに仕事をお願いするときなどは丁寧に説明しましょう。
「言わなくてもこれくらい分かるだろう」と推測して説明を怠ると結局仕事が二度手間になります。
「〜だろう」思考は、捨てましょう。

気の乗らない誘いを捨てる

気の乗らない食事や飲み会の誘いはうまく理由をつけて断りましょう。
その時間でプライベートを楽しみましょう。

まとめ

今回は、仕事ができる人になるために「捨てる」ことについて解説しました。
うまく捨てることができれば、空いた時間でより多くの仕事ができます。
同時に、脳内に余裕ができて仕事の新しいアイデアや効率的に仕事をするための工夫が生まれやすくなります。
ぜひ「捨てる」を実践しましょう!