フルタイムで働くワーキングマザーの
多くが抱く不満があります。
それは
「自分は仕事から帰っても
家事と育児で寝るまでフル回転なのに
夫は全然家事を手伝ってくれない」
ということです。
夫婦間の家事分担に対して
不平等感を感じ
大きな不満を持つワーキングマザーは
多いものです。
「夫にももっと家事を任せたい」
「言われなくてもやってほしい!」
そう思っていても
なかなか状況は改善しないものです。
そこで今回は
共働きのワーキングマザーが
夫とうまく家事や育児を分担するための
コツについてご紹介します。
目次
ワーママは家事分担で不満爆発!
今や、共働き世帯は
専業主婦世帯より多くなっています。
フルタイムで働く
ワーキングマザーも増えています。
とはいえ
「子どもが幼いうちは残業せずに働く」など
妻が働き方を調整することが多数であるため
家事と育児は妻に比重がかかりがちです。
妻に不満がたまっていく原因は
ここにあります。
ワーキングマザーの生活は
朝から晩までフル回転です。
朝は朝食の準備や洗濯、出勤の準備。
加えて子どもの登園や通学準備があります。
会社から帰宅した後は
子どものお迎えや習い事の送迎
夕ご飯の準備、入浴
子どもの宿題のチェックや寝かしつけ。
寝るまで休む暇はありません。
そのような家庭で問題となるのが
夫婦の家事分担です。
夫が家事や育児に協力する割合が少ないことが
妻の不満を増幅させます。
妻側の不満の中身は
主に以下のとおりです。
- 言わないとやってくれない
- 言ったことしかやらない
- 収入が少ないほうが家事をやると思っている
- 家事が適当
家事や育児のいくつかを夫が担っているとしても
もっと自主的にいろいろやってほしい
という思いが不満になっているのかもしれません。
夫側の気持ちは?
では、夫はどんな気持ちでいるのでしょうか?
考えられることとして以下のことがあります。
- 何をすればいいか妻が具体的に言ってくれない
- 家事をしても文句を言われる
- ダメ出しされる
- 妻がやり直すのでモチベーションが下がる
- 他の家の夫と比較される
夫側には上記のような言い分があります。
妻は「言ったことしかやらない」
と不満を持ちますが
夫側からすると
「言ってもらえばやるのに・・・」
「言ってくれなきゃ分からない」
という気持ちがあるようです。
「ダメ出し」や「やり直し」
「他の家庭と比較されること」は
夫のモチベーションを下げることにも
つながるようです。
夫婦で上手に家事分担する方法【7選】
妻が満足できる
家事の分担を実現するには
夫婦での話し合いが大切です。
本項で詳しくご紹介します。
夫に任せたい家事をピックアップする
「料理に関すること」
「洗濯に関すること」
「掃除に関すること」
「子どもに関すること」など
項目ごとに分担したい仕事を
ピックアップします。
ピックアップする際のポイントは
こだわりがある家事は
自分が担当することです。
家事は「我流」が色濃く出るものなので
人に任せると満足できないことがあります。
「我流でやっている。こだわりがある」
と思うものは
自分が担当したほうが無難でしょう。
家事の内容と所要時間を書き出す
ピックアップできたら
家事の具体的な内容と
所要時間を書き出します。
「食器洗い」を例に考えます。
食器洗いの後には生ゴミを処理して
シンク全体のそうじをすることまでが
一連の流れなら、そこまで書きましょう。
話し合いが終わった後に付け加えても
夫は「追加された」と
嫌な気持ちになります。
遠慮して食器洗い後の作業を
妻がやるのでは
分担した意味がありません
いよいよ夫と話し合い
まず話し合い時の注意点を押さえましょう。
- 喧嘩腰にならない
- 感情的に話さない
- 夫の言い分を聴く
- ポジティブな話し合いになるようにする
以上の注意点に気をつけて
話し合いを始めましょう。
妥協点を探す
分担したいと思っても
時間的に難しいこともあります。
また、相手にとって
不得意な分野である可能性もあります。
そのあたりはお互い妥協点を探しましょう。
譲歩する姿勢を見せることも大切です。
夫の分担になったものには口を出さない
話し合いを行い
夫の分担となった家事には
口を出さないようにしましょう。
最初からうまくやれるものではありません。
家事は人によってやり方が違うので
相手のやり方に口を出さないようにしましょう。
育児も分担
夫婦で協力し合って子どもを育てる
という感覚を持つために
育児も分担しましょう。
平日は子どもの送迎は妻がするとしたら
土日の習い事の送迎は夫が担当するなど
工夫が必要です。
夫も子供とのコミュニケーションが
増えるきっかけになります。
話し合いに役立つシートを活用
内閣府の「男女共同参画局」から
夫婦が本音で話せる魔法のシート
「◯◯家作戦会議」というものが出ています。
日々の家事や育児の項目を洗い出し
分担を決めることができます。
ぜひプリントアウトして活用してみましょう。
https://www.gender.go.jp/public/sakusenkaigi/pdf/sakusenkaigi.pdf
家事負担、減らせるものは減らそう
夫婦共働きで忙しい日々を送る世帯は
家事負担を減らす工夫もしましょう。
おそうじロボット、食洗機乾燥機付き洗濯機
電気調理鍋・電気圧力鍋などの便利家電を
フル活用しましょう。
食材は宅配サービスを利用することで
買い物に行く手間が省けます。
たまには家事代行サービスを頼むのも
オススメです。
今は家事の負担を減らす家電や
サービスがたくさんあります。
高額のものもありますが
それを上回るサポートをしてくれるので
積極的に活用しましょう。
空いた時間を家族のコミュニケーションの時間に
充てられますよ!
まとめ
いかがですか?
今回は共働きの夫婦が
家事を分担する方法について
ご紹介しました。
ワーキングマザーは
夫との家事分担で不満を募らせていること
夫側の気持ちについて
家事を減らすコツについても
ご紹介しています。
夫婦で建設的な話し合いをすることで
どちらも満足できる家事分担ができるでしょう。
二人が協力して行うことで
家族の時間も多く持てるようになります。
ぜひ、実践してみましょう!