【話し方のコツ】をつかめばビジネスシーンが円滑に回り出す!超重要テクニック【5選】

「話し方がうまい同僚がいつもトクをしている」
「自分も話し上手になって仕事を円滑に進めたい」
話し方が上手で内容も分かりやすいものだと信頼度が増し、ビジネスシーンでは大きなメリットとなります。
もともと話すのが上手な人はいるものですが、自分がそうでないからといってあきらめる必要はありません。
話す内容は仕事のことです。
仕事への理解度を深め自分の意思をしっかりと持っていることが信頼される話し方のベースになります。
今回は話し方が上手になる方法について解説します。

話し方が重要な理由

話し方が上手だと「仕事ができる人」という印象が与えられます。
明るく理知的ととらえられ、信頼されるので仕事が円滑に進みます。
話し方には基本的な敬語を使えるという前提がありますが、その上で自分の意思があるとおのずと話に一貫性がでてくるものです。
「話し上手になりたい」と思ったら、話し方のテクニックを身につけるよりも大切なことがあります。
それは仕事への理解を深め、自分の意思を持って仕事に取り組むことです。
どれほどテクニックを身につけても、仕事に対する理解が浅く主体的な思考がなければ相手に信頼される話し方にはなれません。
実直に自分の仕事に従事して成熟していくことを目指しましょう。

話し方が上手な人の特徴

話し方が上手な人には特徴があります。詳しく解説します。

自分の意思や意見がある

テクニックより何より、話す内容に対して自分の意思があるかどうかが問われます。
仕事内容を把握していてよく考えて仕事に取り組んでいる人は、自分の中で仕事への理論が構築されているので説得力をもって話をすることができます。

内容が分かりやすい

物事を論理的に相手に分かりやすい形で話せます。
もっとも得意不得意が分かれるところで、得意な人は特段努力をせずとも自然とできてしまうことです。
話し上手になるには、内容を分かりやすく話すテクニックを身につける必要があります。

前向きな内容

相手から話を聴いていたいと思う人の特徴として、話す内容が前向きであることがあります。
仕事の話から誰かの陰口や業務内容に対する不平不満に脱線していく人は、聴いている側も嫌な気持ちになります。
話し上手な人は相手を嫌な気持ちにさせない人です。
前向きな話をして仕事にポジティブに取り組めるようにしてくれます。

上手な話し方になるには?


本項では、具体的に話をするときに工夫することについて解説します。

事実を話す

仕事の話は内容を正しく伝える必要があります。
曖昧な言葉は避けましょう。
感情を交えず、決定事項や経緯などの事実を話し切るよう意識しましょう。

結論→理由→具体的な説明

相手に分かりやすく話すには、話す順番を意識することです。
まずは結論。
次にその結論に至った理由。
最後に補足や具体的な説明、といった順番です。

ー使用例ー

【結論】
今回の会議で、接客マニュアルの一部に◯◯といった変更がありました

【理由】
理由は今までの接客ではお客様をお待たせる時間が平均で3分かかっていることから改善が必要と判断したからです

【具体的な説明・補足】
新しい接客マニュアルではスタッフの動きを変えることでおまたせする時間を1分に短縮できます

推測で話さない

仕事では自分の個人的な推測で話をすることはNGです。
特にクライアントやお客様に対応するような仕事の場合「多分大丈夫だと思います」など自分の推測で話したことが後から誤解を生み信頼関係に溝を作ることもあります。
たとえ何かを聞かれても「今はお答えできかねます。社に持ち帰ってからご返答させていただきます」などと答えるようにしましょう。

情報源をはっきり

信頼度の高い話し方として「情報源の明らかな話をする」ということがあります。
特に会議やプレゼンテーションの場や上司に提案をしたときなどは、はっきりとした情報を元に話すと効果的です。
出典の明らかなアンケート結果などを示すことで説得力を持たすことができます。

語尾まではっきり

話すときは語尾まではっきり発音することを意識しましょう。
語尾が曖昧だと自信がなさそうな印象になり信頼度が下がってしまいます。
また、できる限り「〜だと思います」といった自分の主観が入った語尾はさけましょう。

話す態度と声も大切!

話し上手になるには言葉だけでなく、話すときの態度と声も大切です。

態度

話す態度は、相手が上司なのか、同僚や後輩なのか、部下なのかによって多少変わります。
上司であればキリッとした態度が必要ですが、同僚や後輩ならジェスチャーを交えた方が伝わりやすいこともあります。
後輩の場合は、相手が緊張しているようなら心をほぐせるようなフランクな態度がいいでしょう。
反対に緊張感が薄れていると感じたら凛とした態度で話をするなど、臨機応変に態度を変化させながら話しましょう。
いずれにしろ、落ち着いた態度で「結論→理由→補足・具体例」の順番を守って話しましょう。

声・スピード

相手が聞き取りやすいテンポで、はっきりと聞き取りやすく話しましょう。
抑揚をつけて相手に注目してもらいポイントを分かりやすく話しましょう。
話を聞く側が、ストレスを感じずに内容に集中して聞けるように配慮しましょう。

まとめ

今回は、職場で話し方が上手になるためのコツについて解説しました。
話し方が上手だと相手からの信頼が得られ「仕事ができる人」という評価につながります。
話し上手になるにはテクニックや技術も必要ですが、もっとも大切なのは自分の仕事を深く理解し自分の意思を持っていることです。
仕事に対する主体的な姿勢があれば、テクニックとしての上手な話し方が備わっていなくても自ずと相手に伝わりやすい話し方になります。
会議やプレゼンテーションの場では説得力も増すでしょう。
その上でテクニックを身につければさらに信頼度は上がります。
ぜひ実践してみましょう。