「良いチームはリーダー次第!」リーダーの役割【5つ】と必要なスキル【9つ】を解説!

リーダーになったばかりだと、自分はどう振る舞うべきか、何をすべきか悩むものです。
よいチームを作り、メンバーの能力を最大限に引き出すためにはその役割を知り、必要なスキルを身につけることが必須です。
リーダーとしてチームをまとめたい人はぜひ読み進めてください。

リーダーとは

リーダーとは先頭に立って周りの人を引っ張る役割の人のことです。
目標を達成するためにチームのメンバーをまとめ、率いていきます。

リーダーは自らも現場の仕事を行いながらチームを率いていきます。
物事の計画を立て、皆を説得し、組織化した後、その活動を実施・維持します。

チームメンバーに対しての指導、業務管理などを通して目標達成に向けて業務を行います。
チームのメンバーがモチベーションを保って能力を発揮し、円滑に進められる環境整備や雰囲気作りを行います。

リーダーの役割とは?

チームリーダーには大きく以下の5つの役割があります。

  • 目標設定
  • メンバーの育成・指導
  • 業務管理
  • 環境整備
  • 上層部とメンバーとの橋渡し

目標設定

リーダーの役割は目標達成に向けてチームを引っ張っていくことです。
売上や利益率など具体的数値で示すことができる場合はできる限り数値化します。
チームの目標を明確化し、具体的な計画を立てます。

なお、目標設定に関してはメンバーからの意見を聞いて決めることも全員の共通認識を持つことやモチベーションアップに一役買います。
計画が立てられたらチーム内で仕事を割り振ります。

メンバーの育成・指導

業務を通してメンバーが成長できるようサポートし、状況に応じて指導します。
明確な指示を与え、マニュアルが必要なときは準備します。

メンバーには経験が少ない・経験豊富などさまざまな人材がいます。
経験が少ないメンバーには丁寧なサポートが必要です。
場合によっては研修も行います。

メンバー全員が成長できるよう配慮しましょう。

業務管理

業務が計画通り進んでいるかをチェックし進捗状況が芳しくないときはフォロー、計画の見直しなどを行います。
より効率的に業務を進める仕組み作りも行います。

環境整備

チームメンバーが業務を遂行しやすいように環境を整えます。
チームが能力を最大限引き出せる環境づくりを意識することが必要です。
意見を出しやすい雰囲気づくりも大切です。
ランクに会話ができる環境を作っておくと、雑談の中から良いアイデアが生まれることが多くあります。

上層部とメンバーとの橋渡し

業務遂行をする上でマネージャーなど上層部からの提案や指示もあるでしょう。
リーダーはその内容をメンバーに伝え、納得してもらう役割があります。

メンバーから出た意見に対しても上層部に伝えます。
両者のうまい橋渡し役として動く必要があります。

リーダーに必要なスキルとは

本項では、リーダーに必要な9つのスキルについて解説します。

状況認識能力

広い視野で物事を把握する能力が必要です。
チーム全体の人・仕事に目を向け外部との連携も図ります。

人間関係を円滑にする能力

リーダーはチーム全体をまとめメンバーの能力を最大限発揮させるスキルが必要です。
メンバーと程よい距離感を保ち、チームの雰囲気を作っていきます。

業務に対する専門知識

リーダーはチームで遂行する業務に対する専門知識があることが前提です。
能力があるからこそリーダーに選ばれているので自信を持ちましょう。
その上で気になる点については復習をしたり、より専門知識に対する知見を深める必要があります。

コミュニケーション能力

円滑で心地よいコミュニケーションを心がけましょう。
伝え方、話し方、雰囲気などが有効的なものであるよう意識しましょう。

判断力

リーダーは瞬時に判断を迫られるシーンが数多くあります。
しかもその判断は正しいものでなければなりません。
状況によって臨機応変に目標設定を変え業務の遂行を行います。

責任感

目標達成ができないときや失敗したとき、責任はリーダーが持ちます。
「責任は自分が持つ」という覚悟が必要です。
何かアクシデントが起きたときにメンバーの責任にするリーダーは信頼を失ってしまいます。

公平な態度

リーダーはメンバー全員に対して公平に接するべきです。
不公平感を感じるとメンバーは能力を最大限に発揮しなくなります。

メンバーに対する公平性だけでなく、上司に対する態度とメンバーに対する態度を変えることも控えましょう。
「上にはいい顔をするリーダーだ」と思われるとメンバーからの信頼は一気になくなります。

安定した感情

リーダーが気分屋でさっきまで上機嫌だったのに突如イライラしだす人だと、メンバーは萎縮するか反発するかのどちらかです。
チームの雰囲気も悪くなります。
常に安定した感情を保つよう心がけましょう。

特に期日が迫っているときや状況が切迫しているときなど、メンバーが焦ってしまいそうなときほど、リーダーは平常心を保ちメンバーに落ち着きを取り戻させる力が必要です。

柔軟性

リーダーとして「こんなチームにしたい」という目標があっても、チームを構成するメンバーひとりひとりに個性があり、描いた理想通りになるとは限らないものです。

そのときに、自分の目標にメンバーをあてはめようとしても不可能です。
メンバーのキャラクターを把握し、どのようなチームを作り上げれば全員の能力が発揮できるか柔軟に判断し直していく力が必要です。

リーダーとしてのスキルは人間としてのスキルにつながる

リーダーに必要なスキルについて解説しました。
リーダーとしてのスキルは日常生活につながるものでもあります。
家族をチームと考えたとき、上記のようなことを心がけておくことは家族の絆を深める上で重要です。
リーダーとしてのスキルを高めながら、人間としても成長していきましょう。

まとめ

今回は、リーダーの役割と必要なスキルについて解説しました。
リーダーになったばかりで自分の立ち振る舞いに自信が持てずにいる人は、ぜひ実践してみましょう。
仕事だけでなく人生でも役立つスキルが身につくでしょう。