転職理由で常に上位にくるのが
「人間関係」です。
確かに一日の大半を過ごす職場の
人間関係は大切です。
しかし、単に人間関係が嫌だからという理由で
安易に転職を繰り返すのはおススメしません。
お?(笑)
ダイエットに失敗中のモアイくんが
なんだか温度高めですが
モアイくんの言う事にも一理あります。
つまり、人間関係が嫌で辞めるということには
ある種の甘えがあるということです。
それはどういう意味か
そしてどうしたら人間関係で辞めずに済むのか
今回はその方法について学んでいきましょう。
目次
1「人間関係」が理由で辞め続けることのデメリット
まずは人間関係で転職を繰り返す
デメリットについて知っておきましょう。
1-1スキルが身につかない
転職市場でスキルと認められるものは
最低でも前の会社で3年程度働いて
身に付けたものとされています。
それより前に辞めた場合は、
職での経験がアドバンテージにならないばかりか
短期間で辞めていることがマイナス評価になってしまいます。
1-2不信感を抱かれる
転職回数が多いと採用してもす
ぐに辞めるのではないかと思われます。
今までの退職理由が
「人間関係」なら猶更です。
もちろん、転職の際に退職理由を
人間関係とそのまま言う人もいないでしょうが
それでも、キャリアプランに沿った
納得できる理由がない場合は
なかなか納得してもらえないでしょう。
そして、人間関係で辞める人は
そうした一貫性のあるキャリアを
築けないことが多いです。
1-3辞め癖がつく
人間関係が嫌で辞めていると
職場におけるストレス耐性がなくなり
少し嫌な人がいるとすぐ辞めよう
という思考になってしまいます。
そしてそういう思考は口にせずとも
なんとなく態度で周囲に伝わります。
その結果、さらに人間関係が上手くいかなくなる
という悪循環が生まれてしまいます。
2「人間関係」で辞めがちな人の特徴とその対策
ではどうしたら「人間関係」で辞めずに済むのか
そのために大切なことを
人間関係で辞めがちな人の特徴をあげながら
説明していきます。
2-1コミュニケーションを取るのが苦手
良好な人間関係は
コミュニケーションから始まります。
ですから自分から話しかけることができないと
なかなか職場にも溶け込めません。
確かに、良好な人間関係の基本が
コミュニケーションなら
そのコミュニケーションの基本は挨拶です。
そして、挨拶は誰にでもできるはずです。
コミュニケーションを上手く取れず悩んでいる人は
まず自分から挨拶してみましょう。
挨拶したとして
その後の会話をうまく続ける自信がないなど
考えることはありません。
……(苦笑
まぁでも、そういうことです。
先の会話の心配をするより
まずは挨拶をしましょう。
それを続けることで
自然と会話もできるようになります。
2-2プライドが高すぎる
能力があってもプライドが高すぎると
無意識に周りの人を見下しがちです。
そうなると職場の人とも
ギクシャクしてしまいます。
会社で能力を発揮するには
周りと良好な人間関係を築き
仲間と認めてもうら必要があります。
ですから本当に能力があって自信があるなら
周りの人には敬意を持って接しましょう。
それができず、自分の能力ばかり振りかざすのは…
えー、なんかシャアがいた気がしますが(笑)
とにかく職場では謙虚が一番です。
2-3人仕事と割り切れない
正直、どんな職場にも
あなたとそりの合わない人はいます。
というのも、集団の人間関係というのは
「2:6:2」の法則で成り立っているからです。
- 2割…あなたと良好な関係
- 6割…あなたと普通の関係
- 2割…あなたと険悪な関係
人間関係が嫌で辞めようとする人は
この法則を受け入れられていないことが多いです。
嫌な人がいる、それは事実でしょう。
でも上の法則の通り
あなたと仲良くなれる人もいるはずです。
その人間関係を大切にしつつ
苦手な人とは仕事と割り切って付き合いましょう。
2-4自己開示しない
仕事とプライベートは分けたいといった理由で
職場で自分のことを話さない人もいます。
しかし自分のことを話さないということは
「自分のことをわかってもらえない」ことでもあります。
自己開示には勇気が必要です。
けれど例えば、親の介護があるから残業はできない
といったことを一言周りに言っておくだけで
無用な誤解をされずに済みます。
3入社前に人間関係のミスマッチをなくす方法
ここまで入社してからの
人間関係への対応について説明してきました。
最後に、入社前に人間関係の
ミスマッチを減らす方法についてもお伝えします。
3-1面接後などに職場の人と会わせてもうう
企業としても
人間関係ですぐに辞められるのは困るものです。
どんな人達と働くことになるのか知りたいと頼めば
現場の社員に会わせてもらえることもあります。
会わせてもらえない場合も
職場がどんな雰囲気かは教えてもらいましょう。
3-2第三者の視点を取り入れる
人間関係で転職を繰り返している人は
転職サイトやエージェントを使い
第三者の視点を取り入れましょう。
その際、自分が今までどういった人間関係で
辞めてきたかを正直に伝えましょう。
第三者のプロの視点が入ることで
今まであなたの選択肢になかった会社との
縁が生まれる可能性があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
職場の人間関係は悩ましい問題ですが
難しい問題ではありません。
要は少しの「勇気と愛想と我慢」が
持てるかどうかだからです。
人間関係が嫌で辞める前に
この記事を思い出し
自分にできることがないか探してみてください。