【論理的思考法】が習慣化すると仕事での変化が期待できる5つの方法

「習うより慣れろ」や「下手の考え休むに似たり」などと上司から言われて、
いつの間にか走りながら考えることが習慣化してきました。

あれこれ考え込むと立ち止まってしまいます。
今までは、すぐ行動に移せるのが私のセールスポイントだと思っていました。

しかし、いざ失敗すると修正に時間がかかってしまいます。
もっと効率の良い考え方がないだろうかと思っていませんか?

論理思考法ができると仕事への明るい未来

論理的思考ができるようになると、3つのメリットがあります。

  • 自分のアイディアや意見が通りやすい
  • ロジカルに人へ指示できる
  • 重要な場面では思考と判断が不可欠

自分のアイディアや意見が通りやすい

これは、ビジネス上、論理思考はリーダーシップの表裏一体のところにあるでしょう。

ロジカルに人へ指示できる

こちらは、「正論では人は動かない」という意見があります。たしかにそれは事実です。
でも、「あの一言で意見が変わった」などという経験はないでしょうか?
その一言とは、おどしや叱咤激励のような感性に訴えかけるものとは限らないからです。

「こうすればよかった」と論理が含まれている場合が多いでしょう。

重要な場面では思考と判断が不可欠

普段から情報収集に力を入れ、目先の利益より長期的な視点で見ることができます。

仕事への明るい未来を手に入れるのには練習が必要です。

論理思考を身につけるために

具体的な方法は5つあります。

  1. 考える習慣をつける
  2. 説得されない
  3. 具体的に考える
  4. 主張を否定し、人格を否定しない
  5. 論理的であることはクリエイティブであること

1.考える習慣をつける

常に考えるという習慣をつけることが大切です。
考えるお題はいくらでもあります。
日常的な会話、会社の企画書の文言。
話題を見つけたら、自分なりに言語化をすると良いでしょう。

2.説得されない

”説得されない”というタフな意地を持つことは大切です。
自分の意思を反対された時、自分は何に納得できなかったのか考え続けることです。

3.具体的に考える

相手が言っていることがよく分からない時、具体的に考えてみましょう。
たとえば、日常の行動に置き換えるなど想像してみるのもいいでしょう。

4.主張を否定し、人格を否定しない

反論するにしても賛同するにしても
議論をすることにより理解が深まったり論点が明確になります。

5.論理的であることはクリエイティブであること

論理的な思考は、固定的な見解を生むことではない。
議論することで、自分が気がつかなかった重要な考えを発見させてもらえることもできます。

前頭葉のエクササイズ

脳で汗をかきましょう。

論理思考を鍛える練習は、「前頭葉のエクササイズ」
頭から火が噴くぐらい考えた時を思い出してください。
思考力は飛躍的に高まっています。

なぜ日本人は論理思考が苦手なのでしょうか?
一番大きな理由は「練習」を積んでいないことです。
私たちは、国語で漢字の練習、算数で計算の練習を積んできました。
ですから、暗記科目が得意な人が多いのはわかります。
なぜなら今まで、記憶力の学習方法を中心に学習してきたからです。

誰でも練習していないことは難しいと感じます。
しかし、心配はご無用です。
練習により身につけられるスキルだからです。

論理的に正しいのなら、数学の答えと同じように
誰が考えても同じ結果が出るはずだと考える人も多いです。
だとすると、論理的思考は創造性のない画一的な結果を招きます。
論理的に考えられた結果のほうが、はるかにクリエイティブでしょう。

たとえば、長引く会議などにも効果的です。
話すべきこと、問題点を明確にすることができると
無意味な問題点にこだわる必要がなく無駄が省けるからですよね。

論理思考のツール

思考のツールをご紹介します。

まず一つ、「帰納法」というのがあります。
たとえば、

①人間は生まれる

②馬は生まれる

③魚は生まれる

④ゾウリムシは生まれる

「推論」よって、生物が必ず生まれる運命なのです。

この帰納法は、納得感により支えられています。
適切な論理をつくるには、永遠不変の論理をつくろうとするより
自分とこれから説得を試みる相手にとって納得感があるロジックであればよいのです。
つまり、ロジックは、発信者と受け手が想定されて
はじめて妥当性が判断できるという宿命にあります。

まとめ

論理思考で、リーダーシップをとることができるメリットは3つ。

・自分のアイディアや意見が通りやすい

・ロジカルに人へ指示できる

・重要な場面では思考と判断が不可欠

身につけるために練習するポイントは5つありました。

①考える習慣をつける

②説得されない

③具体的に考える

④主張を否定し、人格を否定しない

⑤論理的であることはクリエイティブであること

日常生活から考える習慣を持つことが重要ですね。
少しずつでも練習を積むことでいつか仕事で成果を成す時が来るでしょう。
そして、一度習得することで一生のスキルを身につけることができます。