接客業に向いている人の特徴【8つ】と、接客業の良いところ・辛いところ

「転職して接客業に就きたいと思っているが、自分に向いているか分からない」
「接客業の良さを知りたい」
接客業への転職を考えている人は、自分が接客に向いているか、接客業にはどんな良い点と悪い点があるかを知りたいと思っていることでしょう。
今回は接客業の仕事の内容と向いている人の特徴について詳しく紹介します。
接客業に転職を考える人はぜひ参考にしてください!

接客の仕事とは?

接客の仕事とは、お客様とのコミュニケーションを通じて商品やサービスを提供する仕事のことです。
直接お客様に対応したりおもてなしをしたりします。
接客はさまざまな業種で担当する人がいます。
主な接客業として、以下のような職業があります。

  • レストランやカフェのホールスタッフ
  • スーパーやデパートのスタッフ
  • アパレルやショップのスタッフ
  • ホテルのスタッフ
  • 美容師、ネイリスト、エステティシャンなど
  • アミューズメント施設のスタッフ
  • 商業施設や企業などの受付スタッフ
  • ブライダル、セレモニースタッフ

中には、キャビンアテンダントや美容師など、専門スキルを持った上で接客業に従事する人もいます。

接客業の良いところ

本項では、接客業の良いところについて紹介します。

お客様から感謝される

接客業の醍醐味はお客様からかけられる「ありがとう」の言葉です。
丁寧な接客をすればお客様は感謝してくれます。
その言葉が聞きたくて頑張っているという接客業の人は多いものです。

正しい言葉遣い・マナーが身につく

接客業は正しい言葉遣いや社会的なマナーが身につきます。
マニュアルが完備されていることも多く、お給料をもらいながらマナーを身につけられます。

臨機応変に対応るする力が身につく

お客様相手の仕事は、相手次第で自分の言動が変わってきます。
思いがけない対応を迫られることもあります。
「どう行動することが適切なのか」を瞬時に考える機会が多くなり、臨機応変に対応する力が身につきます。

多くの人と出会うことで世界が広がる

いろいろなお客様と接して話をする中で、それまでの自分の人生では知らなかった世界を知ることができます。
「世界が広がった」「知識を身につけられた」と感じる人も多いものです。

新しい価値観に出会える

世の中にはいろいろな価値観を持った人がいます。
「こんな人もいるんだな」という新鮮な驚きがあります。

接客業の辛いところ

接客業ならではの辛いところもあります。
くわしく紹介します。

時間が不規則・休みが不定期であることが多い

業種にもよりますが、接客業は時間が不規則で休みも不定期であることが多いです。
シフト制で朝が早かったり夜遅くまで働くことになったりします。
土日は基本的に出勤で、平日が休みであることも多いです。
独身の場合はあまり問題に感じませんが、家族ができたときには土日休みでないことがネックになる場合もあります。

休憩時間がとれないこともある

お客様相手の仕事なので、休憩はお客様が少ない時間帯に交代でとることになります。
食事の時間も不規則だったり休憩時間を十分持てないこともあります。

理不尽なことを受け止めなければならない

ときには理不尽な要求をしてくるお客様もいますし「自分は客だ!」とあからさまに大柄な態度を取ってくるお客様もいます。
心のなかでは怒りに燃えていても、態度に表すことはできません。
スタッフとして対応しなければならないことがストレスになります。

クレーマーへの対応

店員にクレームを言ってトクをしようとしたり、クレームそのものを楽しむ人がいます。
もちろん悪質なクレーマーには店や企業として厳正に対処することになりますが、そのような人と相対することにストレスを感じるでしょう。

接客業に向いている人の特徴

接客業に向いている人の特徴について紹介します。

人と接することが好き

接客の醍醐味は人と接することです。
人とコミュニケーションを取ることが好きな人にはとても向いている職業です。

人に喜んでもらえることに喜びを感じる

仕事に対するモチベーションが「人に感謝されること」である人は、接客業に向いています。
よいサービスを提供すればお客様に「ありがとう」といってもらえる職業です。

人の話を聞ける

お客様のニーズを的確に把握してサービスや商品を提供するのが接客の仕事です。
人の話をよく聞ける人であることが大切です。

気が利く

接客は、ただ仕事をこなすだけでなくお客様のニーズを見極める目が必要です。
いろいろな面で気が利く人が向いています。

協調性がある

接客業では多くの場合、複数のスタッフがチームになって仕事をします。
その日のシフトによってメンバーも変わります。
さまざまな個性を持ったメンバーと協力して仕事ができる協調性がある人が向いています。

全体を見て臨機応変に動ける

お客様相手の仕事では、どう立ち回るべきかが状況によって変わります。
接客業に就く人は全体を見て臨機応変に最善の行動をとれる柔軟性があることが必要です。

メンタルが強い

ときにはお客様から理不尽なことを言われることもあります。
人から言われた痛烈な言葉を気にしないでいられるメンタルの強さが必要です。

体力がある

接客業は基本的に立ち仕事であることが多いです。
長時間立ったままでいられる基礎体力が必要です。

まとめ

今回は、接客業の仕事について紹介しました。
接客業の良いところと辛いところ、接客業に向いている人の特徴についてくわしく紹介しています。
接客業は大変なイメージもありますが、さまざまな人と出会い自分の価値観を広げられる職業です。
人と接することが得意で、その場の状況に応じて臨機応変に立ち回ることができる人は接客業に向いています。
接客業への転職を考えている人は自分の特性を考えてチャレンジしてみましょう!