「その怒り、必要ですか?」アンガーマネジメントで一段上のコミュ力を身につけよう

職場で同僚や上司の言動に思わずイラっとすること、ありますよね。

そうしたことが続くと、人間関係もギクシャクしますし、怒りで仕事が手につかない、なんてこともあるでしょう。

相手の言動にいちいち怒ることは、あなた自身にマイナスの影響を与えるのです。

今回はそうした自分の内に湧いた怒りを管理するアンガーマネジメントについて説明します。

怒りをコントロールする具体的な方法も説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

アンガーマネジメントとは?

「アンガーマネジメント」とは、単に怒りを我慢する技術ではありません。

「怒りを管理する技術」です。

つまり、「怒る」か「怒らない」かを自分で決められるということです。

不必要に怒ることなく、本当に必要な時だけしっかり怒れるようになる技術です。

なぜアンガーマネジメントが必要なのか

アンガーマネジメントを身に付けると、感情に任せて怒る、いわゆる「キレる」ということがなくなります。

結果、たとえ怒ったとしても必要以上に怒ることなく、問題解決の為の話し合いに繋げられます。

たとえば、頼んでおいた仕事を部下が忘れていた場合、「しっかりやって欲しい」という気持ちを伝える為に怒ることも必要でしょう。

しかし、相手を罵倒するような怒りは不要です。

それをやってしまうと、あなたが本来伝えたかった気持ちは伝わらず、部下はあなたに不信感と嫌悪を抱くでしょう。

もし怒りを管理できれば、こうしたケースでも必要以上には怒らず、スムーズに「どう仕事を終わらすか」という建設的な話題に移れます。

そうすれば部下もあなたの怒りを冷静に受け止め、妥当なものと感じるでしょう。

アンガーマネジメントは、「言うべきことは言わないといけない」職場という環境で、周りの人間とうまくやっていく為のコミュニケーションスキルとも言えるのです。

アンガーマネジメントを身につける3つのメリット

アンガーマネジメントを身につけることは、自分にとっても、周りにとってもプラスになります。

怒りによるストレスが減少する

怒ることはストレスですし、疲れます。

もちろん、怒られる相手もそうでしょう。

無駄に怒ることがなくなれば、そうしたストレスから相手も自分も解放されます。

職場で信頼される

怒りっぽい人と積極的にコミュニケーションを取りたい人はいません。

怒ってばかりいると職場で孤立してしまします。

逆に、アンガーマネジメントを身につけ、冷静さを保てるようになれば、周りから信頼されます。

また、普段冷静でいれば、怒った時に相手にしっかり気持ちが伝わるでしょう。

パワハラがなくなる

過剰な怒りはパワハラに繋がります。

パワハラが横行するような職場は社員が定着せず、業務も滞り、人員募集のコストもかかります。

無駄に怒る人間がいなくなれば、会社にマイナスの影響しか与えないパワハラが起こることもありません。

自分とは違う価値観に寛容になる

職場とは、様々なバックグラウンド、価値観を持つ人間の集まりです。

自分の考えや常識が通用しないからと、怒っていては仕事になりません。

アンガーマネジメントを身につけると、自分と違う価値観を受け入れ、協調して仕事ができるようになります。

自分とは違う価値観の人は、自分とは違う仕事のアイディアを持っていることもあります。

そうした人と協調することで、あなた自身の仕事の幅も広がります。

4つのアンガーマネジメント方法

では、怒りを感じた時、具体的にどうすればいいのか、その方法について説明します。

まず「6秒」待つ

怒りを感じてから、理性が働き出すまでにかかる時間は「6秒」と言われています。

この6秒を我慢できれば、あとは理性で怒りをコントロールできます。

怒りを感じたら、とにかく6秒やり過ごしましょう。

事前につい笑ってしまうエピソードや言葉を用意しておき、それを思い浮かべるようにしてもよいでしょう。

怒りに点数をつける

怒りを覚えた時、今までの人生で最大の怒りを「10」として、何点に相当するか考えてみるものいいでしょう。

点数をつけ、過去に起きた出来事やその時の怒りと比べることで、今回のことが怒るに値することかどうか、冷静に判断できます。

怒りを覚えた場所から離れる

どうしても怒りが収まらない時は、その場から離れることも有効です。

トイレへ行ったり、買い物に行くものいいでしょう。

移動することで、「怒り」で占められていた脳に様々な情報や刺激が入り、冷静さを取り戻すことができます。

「○○すべき」という考え方を変える

色んなことに対し、「これは○○すべき」という理想や価値観が多い人ほど、それから外れる他者の言動に対して怒りを覚えがちです。

そうした人は、自分のこだわりを「許容できる」「○○なら許容できる」「許容できない」の3段階に分けてみましょう。

そのうちの真ん中の「○○なら許容できる」の範囲を少しずつ広げる努力をすることで、怒る頻度を下げることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は怒りを管理する「アンガーマネジメント」の必要性や、身につけ方について説明しました。

人生、カッとなって怒ってもいいことはありません。

アンガーマネジメントを身につけ、職場ではクールにクレバーにいきましょう。

その方が周りからも信頼され、仕事も捗りますよ。