「内定が出たけど・・・」本当に転職をするべきか【決断する判断】5つのポイント!

「せっかく内定が出たのに、いざとなったらその会社に決めていいのか迷ってしまう」

転職活動をしていると、そんな悩みが生まれてしまうこともあるものです。

そこで今回は、パターン別に迷ったときの対処法についてご紹介します!

内定がでたのに迷ってしまう

転職したいと思って、企業に応募して試験を受け、その結果、うれしい内定の知らせがきた。

なのに、「本当にこの会社に決めていいのだろうか?」と不安な気持ちが生まれてしまう。

こんな経験、ありませんか?

「自分で望んで受けたはずなのに、何でだろう?」

と思ってしまう人もいるでしょう。

しかし、こんな悩みを抱える人は結構多いものです。

自分の生活の多くの時間を割くことになる会社選びですから、「本当にここで決断していいのか?」と迷いが生じるのは当然のことです。

ただ、その迷いが生じたときにどのように考えるかということが大切なのです。

迷ってしまう理由はなんだろう?

せっかく内定が出たのに、迷ってしまう理由とはなんでしょう?

結婚が決まった後に「本当にこの人でいいのだろうか?」と迷い始める気持ちと似ているかもしれません。

結婚ほどではないにしても、仕事というのは自分の今後の生活を良くも悪くも方向づける要素になります。

自分の決断でその舵を切ることに、突然不安が生まれるのかもしれません。

また、環境を変えることはときに恐怖を伴うものですから、今の会社に不満があって転職活動を始めたはずなのに、「せっかく今の職場になじんでるんだし、仕事を変える方が不安だな」なんて思いが生まれてくることもあるでしょう。

内定がでたのに生まれるこの悩ましい気持ち、いったいどのように解消したらいいでしょうか。

迷ったときのパターン別! 決断ポイント

迷いが生じたときは、自分は何が気がかりで迷いだしているのかということを明確にしましょう。

その上で、以下のとおり、パターン別に解説します。

本命の前に滑り止め企業から内定が出た場合

もっとも望ましいのは、両社から採用結果を同時期にもらい、第一志望の企業が採用ならそちらを選ぶ、という流れです。

しかし、そうそう思い通りには進みません。

こういった場合は、内定をいただいたことに対し感謝の言葉を添え、その上で「いつまでにお返事をしたらよろしいでしょうか?」といったことを確認しましょう。

また、最終面接の際に、「内定をいただいた場合はいつまでにお返事を差し上げればよろしいでしょうか?」と確認しておいてもいいかもしれません。

一般的に、猶予は3日〜一週間程度といわれています。

条件面で不安な点がある場合

採用窓口となっている方に率直に確認しましょう。

転職を決めることを急ぎ、条件面を曖昧にしたまま入社しても、あとから不満が生まれてしまいます。

複数社で迷った場合

こういったときは、比較表を作りましょう。

仕事内容・給与・時短勤務の有無・福利厚生・待遇・会社の将来性・通勤時間など。

自分が大切にする基準を項目ごとに評価(5段階や3段階など)づけし、トータルで最も得点の高い企業を明確にします。

数値化しても悩んでしまう場合は、評価できないところで迷っているのかもしれません。

そこは、時間が許す限り自己分析してみる必要があります。

今の会社に未練がある場合

人は不思議なもので、今の会社では不足することや不満があるから転職活動を始めたはずなのに、いざ「辞める」ということが現実化すると、今の会社のいいところばかりに目が行くようになるものです。

こういった場合は、初心に帰りましょう。

自分はなぜ転職したいと思ったのか、その理由を思い出しましょう。

勢いで転職活動をすすめていたと気付いた場合

「今の会社が嫌で嫌で、とにかく転職したい!」という気持ちで突き進んできた場合、いざ内定がでても、その企業に入社したいという熱量が少ないため、迷いが生じます。

しかし、この時点で迷い出すというのは悪いことではありません。

むしろ、勢いだけで突き進み、そのまま転職してしまった場合のほうが新たな後悔が生まれる危険性があります。

内定後の短い時間ではありますが、改めて企業研究をし、自分の希望条件を満たしているか熟考してみましょう。

それでも、結果は分からない

内定が出た後にさまざまな迷いが生まれても、熟考して熟考して最終的には一社に決めます。

それでも、それが良かったかどうかは分かりません。

どれほど先のことまでシミュレーションしても、そのとおりにならないことも多く、また自分の思考や価値観が変わることも想定されます。

どんな決断をしても、分からない。

それであれば、今の自分がいちばんいいと思った決断をすることが、自分を納得させることになるのではないでしょうか。

いずれにしろ大切なのは、企業に自分を合わせるのではなく、自分の条件にもっとも合う企業を、「自分が選ぶ」ということです。

そのために、複数社を受けて複数社から内定をもらうというのは、とてもいいことです。

大いに迷い、今の自分がもっともいいと思える会社を選びましょう。

まとめ

いかがですか?

今回は、せっかく内定をもらったのに悩んでしまう心理について考え、パターン別の悩み解決法についてご紹介しました。

大切なのは、自分の条件にもっとも合う企業を選ぶということです。

自分の軸を大切に、企業選びをしましょう!