【1分で読める】社内でもプライベートでも役立つ交渉術!メリットと9つの方法をご紹介!

「もっと交渉力があればなあ」

「同僚は、上司にうまく交渉して自分の希望を叶えててうらやましいなあ」

こんなふうに感じている人もいるのではないでしょうか?

交渉力があれば、自分の希望を叶え

職場で快適に過ごすことができます。

さらに、プライベートでも交渉力が役立つシーンが多くあります。

 

今回は、交渉力とはどういうものか

交渉力を高める方法についてご紹介します。

 

交渉とは?


交渉とは、お互いが納得できるゴールを見出し

意見交換や譲歩を重ねていくことです。

「交渉上手」というのは、決して弁が立ち

相手を言い負かすことができる人ということではありません。

交渉の相手とwinwinの関係を築ける人が交渉上手といえます。

 

さて、交渉というと

クライアントや取引業者と行うものと

考えがちですが

実は社内でも頻繁に行われています。

いくつか例を挙げてみましょう。

  • 上司に自分の仕事の負担を軽くしてほしいと申し出るとき
  • 同僚に追加の仕事を頼みたいとき
  • 繁忙期だけれども休暇申請をしたいとき
  • 必要書類の提出を延期してほしいとき

特段意識していなくても

色々なシーンで交渉しているものです。

こういった、日々のちょっとした交渉が

上手な人と下手な人がいます。

 

「交渉ベタだな」と自覚している人は

うまく交渉して希望を叶えている同僚などを見て

うらやましく感じるでしょう。

 

しかし、交渉術はいくつかのポイントを押さえることで

誰でも身につけられるスキルです。

ぜひ、ポイントを意識して身につけましょう。

交渉術を身につけるメリット


営業などの仕事をしていると

交渉力があることで契約に繋がったり

自社に有利な形で業務提携できたりします。

仕事に直結するので

このスキルを磨き上げている人も多いでしょう。

 

しかし、そういった職種の人でなくても

身につけるメリットはたくさんあります。

しかも、交渉術はビジネスシーンだけでなく

プライベートでも役立ちます。

日常では様々なシーンで交渉事が発生します。

  • 引っ越しをするときに夫婦間で希望が異なるとき
  • 家電店で値段交渉をするとき
  • 月の小遣いをアップしてほしいとき

他にも、たくさんのシーンで交渉力が求められるでしょう。

交渉力に長けていれば、社会をうまく渡っていくことができます。

身につけておいて損はない、最大のポータブルスキルといえるのです。

 

コミュニケーションがうまくいく! 交渉力の高め方


交渉力は、仕事かプライベートかに限らず

持っていて損はない人生に必要なスキルです。

本項では、交渉力の高め方についてご紹介します。

事前準備を行う

交渉の大半は準備で決まります。

まず、自分の考えや希望をはっきりさせておきましょう。

ここが弱いと、交渉相手の要求を

一方的に飲むような形になってしまいます。

タイミングを見計らう

上司が交渉相手の場合は

タイミングを見計らうことが大切です。

繁忙期や忙しい時間帯を避け

なるべく機嫌の良さそうなときに話をもちかけましょう。

シナリオ設定をしておく

「自分の希望を伝えた場合、相手はおそらくこう思うだろう。

そして、こんなふうに返してくるんじゃないだろうか?」

といったことをある程度想定しましょう。

そして、切り返しや妥協案について考え

シナリオ設定をしておきましょう。

傾聴する

相手にも自分と同じように希望や条件があります。

傾聴の気持ちをもって相手の話を聞きましょう。

質問する

相手の希望や条件を引き出せなければ

話し合いは進まないので

適宜質問をしましょう。

その際も

「お互いにいい形で話をまとめたいと思っている」

という姿勢を示すことが大切です。

ゴールはwinwin

交渉は勝ち負けではありません。

もしもどちらかが「勝った」「負けた」

という思いを抱いたら、その交渉は失敗です。

たとえ自分が勝った側でも

相手は不満の気持ちを引きずるため

人間関係としてはマイナスになります。

 

交渉のゴールは

winwinになることです。

そこを目指して話し合いましょう。

お互いの条件を洗い出し、整理する

お互いどんな条件だったら相手の要求を飲めるのか

ということを明確にし、共有しましょう。

互いに譲歩する姿勢を大切に

ゴールがwinwinだと考えると

自分の希望を100%通そうと思わないほうがいいでしょう。

「ここまでだったら譲歩できる」という部分を明確にし

相手にも伝えることです。

誠実に

交渉を有利に進めるために嘘をついたり

隠し事をするのは、やめましょう。

たとえその交渉がうまくいっても

後々自分の信頼を失うような結果になりかねません。

交渉決裂を避けるために


「交渉決裂!」なんて言葉を耳にしたりしますが

こういった事態は避けたいものです。

話し合っているうちにヒートアップし

どちらかが感情的になってしまうと

交渉はうまくいきません。

 

社内での交渉だったら

あまり感情的にならずにすむかもしれませんが

家族内だとこういった事態に陥りがちです。

 

家族が相手だと、交渉とはいえ

「自分の希望を100%通したい」

という気持ちが強くなり

臨戦態勢で望みがちです。

 

その結果、家族関係が悪くなって数日

ひどければ数ヶ月にもわたって

険悪な日々が続くこともあります。

プライベートの揉め事は

仕事の上でもマイナスの影響が出るので

ぜひ、家族間でも交渉力を高めて話し合うことを

意識していきましょう。

まとめ


いかがですか?

今回は、自分も相手もwinwinの関係でいられる

交渉術についてご紹介しました。

交渉術というと難しく感じがちですが

日常生活のさまざまなシーンで必要となるスキルです。

 

交渉力は、決して自分が得をする

勝つためのスキルではありません。

お互いが納得できるゴールを一緒に目指すためのスキル

だということを忘れずに、ぜひ身につけましょう!