物流業界が熱い！【フォークリフト免許】取得は転職活動の強い味方

（2020年2月24日　更新）

転職のために資格を取得したいけど、「どんな資格が転職に役立つの？」「どうやって取得すれば良いの？」と悩んでいませんか？そんな方に私がオススメするのは「フォークリフトの免許」です。18歳以上であれば取得する事が可能です。転職の幅も広がるので取っておいて損はありません。

どういった所で活躍できるのか？免許の取得方法までまとめてみました！

フォークリフトの免許は二種類ある！？

まず、フォークリフトの免許を取得すると次の車種を運転することが可能です。

• フォークリフト
• トラドルキャリア
• コンテナキャリア
• トップリフター
• クランプリフト

二種類「というのは1トン「未満」か「以上」かによって異なります。

それぞれ講習内容などが変わりますが18歳以上であれば取得可能な免許です。

フォークリフト免許取得方法

★最大荷重1トン未満

最大荷重1トン未満のフォークリフトを運転したいという方は『フォークリフトの運転の業務に係る特別教育』の講習を受ける必要があります。

試験が存在しない為、講習を受けるだけで「特別教育修了証」を発行してもらう事ができます。特別教育修了証とはいわゆる最大荷重1トン未満限定のフォークリフト免許のことを指します。

学科6時間、実技6時間の合計12時間以上の講習を受けなければいけません。ただし自動車運転免許所持者の場合は一部講習の免除があり、10時間程に短縮されます。費用は、平均15000円程度で受講する事が可能です。

★最大荷重1トン以上

最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転したいという方はフォークリフトの『運転技能講習』という名称の講習を受ける必要があります。

運転技能講習は都道府県の労働局長が登録した教習所で受けることができます。試験が存在し、これに合格すると技能講習修了証を発行してもらう事ができるようになります。技能講習修了証とは最大荷重1トン以上のフォークリフトの免許のことを指します。

フォークリフトの運転技能講習は学科11時間、実技24時間の計35時間の講習を受けなければいけません。ただし自動車運転免許所持者の場合は31時間、フォークリフトの運転の業務に係る特別教育を受講して6ヵ月の運転経験がある場合15時間、両条件を満たしている場合は12時間まで講習時間が短縮されます。

運転技能講習費用は、所持免許の有無でかかってくる値段が変わってきます。

1. 所持免許なし→45000円前後
2. 自動車運転免許所持者→40000円前後
3. 自動車運転免許所持＋フォークリフトの運転の業務に係る特別教育を受講後3ヵ月の運転経験がある場合→15000円前後

(3の場合は特別教育修了証のコピー、事業主による3ヶ月の運転が証明できる書類、機械の点検状況を示す特定自主検査記録の提出が必要)

どちらがオススメ？

運転技能講習を受講しておけばどんなリフトでも運転する事が可能になるので転職の際に制限がありません。条件の良い求人を見つけたら迷わず応募しに行く事が可能なので運転技能講習を受講する事をオススメします。

どこの教習所に行けばいいの？

運転技能講習を行なっているのは、都道府県の労働局長が登録した教習所などの教育機関です。都道府県のホームページから登録教育機関の一覧から、お近くの登録機関を探してみましょう。

教習所によって値段が異なりますので、値段、交通費などを考慮して自分の通う教習所を選んでください。教習所が決まりましたら申し込みをしましょう。最近ではWEB申し込みができる所もあるのですぐに申し込み可能です。

下記に私のオススメの教習所をまとめてみたので参考にしてみて下さい。

オススメ教習所

出典　https://josa.co.jp/mie/

出典　https://nagashima-ds.jp/

出典　https://cot.jpncat.com/kyoten/?k=11

フォークリフトの免許が求められる業種

フォークリフトの免許は物流業界だけではなく様々な業界で必要とされています。

• 土木業界
• 産廃業界
• 園芸業界
• 製造業界

これらの業界でも活用することができるので年齢が高くなってきて転職でお悩みの方も取得しておけば転職選びの際かなり幅が広がります。

まとめ

活躍できる業種が多いということは、それだけ自分の転職の幅が広がりより良い求人を見つけることが可能です。簡単に取得できる免許なので転職をお考えの方は一度取ってみると良いでしょう。

また雇用保険の被保険者は条件を満たしていれば教育訓練制度の給付金の支給対象となるので、費用の20%の金額を負担してもらうことができるので、一度チェックしてみてください。