良い習慣を身につけよう!スキルアップを図るための【ルーティンを作るコツ】

あなたは、毎日どのように過ごしていますか?
朝起きて、支度をして、会社に出社して、帰宅して・・・という過ごし方をされている方が多いのではないでしょうか。

よく、仕事をしながら資格を取得したり、副業も掛け持ちしていたり、

「すごい!どこにそんなことに費やす時間があるの?」
と思うような生き方をしている人っていますよね。

そういう人達は、時間の使いかたがとても上手だということを言われると思いますが、

自分にとって、有益なことは何か、今何をすべきなのか、その優先順位がハッキリと明確になっているということです。

自分にとって明確に必要だとわかっているからこそ、それを継続することができて、毎日行うので習慣に繋がった結果、資格だったり収入だったりと目に見える結果としてそういったものを手にすることができるようになっていると思うのですが、その「習慣」について考えていきましょう。

今回の参考図書は『成功をめざす人に知っておいてほしいこと』リック・ピティーノ著 です。

身につけた結果が習慣である!

「間違った習慣では向上しない」

の項目にある、習慣とは一定の方法で繰り返すことによって身につける傾向と定義されているとあります。

つまり、習慣自体に良い悪いという概念はなく、一定の方法で繰り返され、身につけた結果が習慣であるということなのです。

ですから日常生活において、悪い習慣というものが身についているということも十分考えられるわけです。
それが自分にとって悪い習慣だということも気付きにくいわけです。
もしくは、気付いていたとしてもなかなかやめられないというのが「習慣」であるということです。

例をあげると、ダイエットをすると言っている人がいるとして、痩せたいけれども甘いものや脂っこいものを大量に食べることをやめられないという話をよく聞くと思いますが、そういったものを大量に食べることが習慣になってしまっていて、やめられないのです。

つまり、脳と体に染みついている行動パターンということであり、習慣は私たちの味方にも敵にもなるということが本書で述べられています。

悪い習慣を繰り返せば、目的達成の障害になり、成功を収めることができなくなります、とのことです。

自分が「この人はすごい!」と思える人との違いというのは、才能云々の差を除いたとして、大きな部分で「習慣の差」ということなのです。毎日の継続を侮れません。
1日10分とか、たった3分と言われて、そんなことで変わるわけがないと思いがちですが、その3分や10分ということを積み重ねた結果がとても大きなものになっていくということなのです。

悪い習慣とは、一言で言うと自分の利益にならない習慣のことだと書かれていますが、自分の毎日の過ごし方を振り返ってみて、これはやめたいと思っていることがあるとすれば、それを今すぐやめましょう。

やめたいと思いながら、ズルズルと継続していることは「悪い習慣」になってしまいます。
習慣になると、なかなかやめられないということになりますので、自分にとって利益にならないと判断したらやめることが大切です。

それは、一切の無駄を排除するべきだということとは違います。

例えば、自分にとって本当に大切なことというのは、人それぞれ違うからです。

アイドルの映像を見るということが大切な人もいるでしょうし、音楽を聴くという時間が癒しだという人もいます。
ですから、自分にとって何が本当に大切なことなのかを見極める必要があるということです。

自分の人生を変えようとするとき、私たちは自分の強みと弱みを正しく認識しなければなりません、とこの本の著者も述べています。
自分自身のことをよくわかっているというのは、上記で述べた「時間の使いかたがうまい人」の話に繋がりますが、そういう人というのは、付き合う人も選びますし、着る服や、持ち物に対しても、どうしてそれを選んでいるのかというのが明確になっています。
曖昧や何となく・・・ということに「自分自身」を費やしていないのです。毎日着る洋服を選ぶのが好きという人はともかく、着る服を選ぶ時間の方が貴重だと考える人は、自分の好きなブランドで統一したり、気に入った同じものを何着も準備して着回しをしている人もいます。

自分にとって何を優先するのかということは、こんな毎日の小さな選択でも表れるものですね。

毎日、嫌な気分で仕事をしたい人などいるわけがないので、日々清々しい気分で仕事をするために、自分の気持ちをポジティブに整えておくことはとても大事です。
やるべきことを後回しにせず、真っ先に片付けてしまうことも大切です。

嫌だな、どうしよう、やりたくないなと思う気持ちを抱いて先延ばしにしてしまうことも、効率やモチベーションを下げてしまう原因です。

そして、嫌なことを後回しにしてしまうという習慣が身についてしまうことも良くありません。

「ついつい」「やっぱり」など、言い訳を考えてしまうところをグッと堪えて、変えていきましょう。
そして、悪い習慣を断ち切って、良い習慣をつくりあげていくことができれば、その先に「自分流」というやり方で自らを成長させていくことができるのです。

いかがでしたか?
小さなことから、習慣を見直してみませんか。

参考著書:成功をめざす人に知っておいてほしいこと

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