1,000社以上の会社を見た!派遣会社の営業マンがオススメする中小企業への転職メリット

転職を考えているけど、中小企業への就職を選んで大丈夫なの?はたまた、学校卒業間近!就職を考えているけど、大手だけを視野に入れて本当に大丈夫?そんな転職・就職をお考えの方に、簡単に解説します。

そもそも大企業と中小企業の違いとは?

基本的には、資本金または出資額、従業員数によって分けられています。また、業種によっても異なっており、「中小企業基本法」で定められています。

中小企業の定義

  • 製造業その他・・・資本金額又は出資総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員数300人以下の会社及び個人
  • 卸売業・・・資本金額又は出資総額が1億円以下の会社又は常実使用する従業員数100人以下の会社及び個人
  • 小売業・・・資本金額又は出資総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員数50人以下の会社及び個人
  • サービス業・・・資本金額又は出資総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員数100人以下の会社及び個人

小規模事業者の定義

  • 製造業その他・・・従業員数が20人以下
  • 卸売業・・・従業員数が5人以下
  • サービス業・・・従業員数が5人以下
  • 小売業・・・従業員数が5人以下

大企業の定義

上記の中小企業定義に当てはまらない企業は、全て大企業に区分けされています。

(中小企業庁HPより)

日本にはどのくらいの会社が存在するのか?

日本国内にある企業のうち、大企業に区分される数は約 1万1157 社になります。中小企業に区分される数は約 357万8千 社になります。(2016年統計)日本の99%超が中小企業ですね!因みに99%の内、約85%は小規模事業者に当たります。大企業は約0.5%以下・・・少しハードルが高く就職戦争になりそうですね!

(中小企業庁HPより)

中小企業の廃業率

中小企業の廃業率はどのくらいなのでしょうか。2018年中小企業庁のデータによると、倒産件数8,235件。

え!?2018年だけでそんなにも会社が無くなっているの?と思われた方もいると思いますが、これは近年では低い数字となっています。

内訳を見てみましょう!

  • 小規模企業・・・7,334件
  • 中小企業・・・901件
  • 大企業・・・0件

さすが大企業です!大きい会社であるが故に安心・安全に仕事ができますね。

大企業と中小企業のメリット・デメリット

では大企業と中小企業のメリット・デメリットを比較していきましょう。

大企業のメリット

ポイント① ネームバリュー、社会的信用が強い

まずは、何と言ってもネームバリューです!TVCMでお馴染みの会社など、有名な大手会社へ入社することによって大きなステータスとなります。また、これは一概には言えませんが、結婚し、マイホームを購入する際のローンなども審査が通りやすくなります。大手企業だけあって社会的信用が強いことも大きなメリットになります。大手企業はそれだけではありません。業務範囲も広いので、様々なプロジェクトが降って来ます。中小企業と比べて情報量も多いことでスキルアップを図れる環境が整っています。

ポイント② 転職で有利

石の上にも三年。といえども、転職を考えたり、実際に転職をしたりする人は大手企業に勤めている人でも多いのが現状です。全く転職も検討せず、定年まで勤め上げた人の方が最近では珍しいわけです。転職をする際、社名も聞いたことがないような中小企業と、大手企業の経験者と比べれば、当然有利にはたらく可能性があります。そういった意味でも、大手企業はメリットになりますね!

ポイント③ 福利厚生が充実している

最近では「福利厚生」を第一ポイントとして転職活動を行なっている人も多いようです。福利厚生には、沢山の対策を行なっている企業も多いですが、大企業はこの福利厚生が抜群に整っています。例えば、「育休制度」です。最近は男性にも取得できるよう整備されてきていますが、中小企業では限られた人材の中で育休を取得できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうなのが現状です。育休は基本子供が1歳を迎えるまで取得できる制度ですが、大企業は更にプラスして2年、3年と取得できる企業も多いようです。決して仕事だけでなく、プライベートの時間も家族と大切にしていくことで、ワークタイムも充実できるのではないでしょうか。

因みに、産休育休については厚生労働省HPにも記載されていますのでご参照ください。(厚生労働省HPより)

中小企業のメリット

ポイント① 経営者になるための経験材料が沢山!

まずはこのポイントを挙げます。将来、独立して自分の会社を持ちたい!と思っている方がいれば、まずは中小企業へ就職をしてみてもいいのではないでしょうか。事業を1から行うことは、かなりの労力がかかります。また、上記の廃業率で見たように、会社が10年生き残るのは至難の業です。

今は中小企業に大きな課題として「後継者不足」が強く問題視されています。しっかり経験を積んで、次の経営者として名乗り出てみるのも一つの手ではないでしょうか?

また、中小企業は大企業と比べると経営者との距離が近い分、生々しく会社経営に携われる機会があります。経営に携わるということは、スキルアップに最も近いかもしれません!

ポイント② 新しい事業を積極的に提案、実行できる

入社し、5年、10年と経験していく上で、会社全体の動きが見えてきます。中小企業が生き残るためには、「新しいことに挑戦し続けること」が大きな課題となり得ます。この事業を本当に続けるべきか、他に事業は無いかを考え、しっかりとした事業計画を立てられれば、経営者に提案することができます。もちろん、大企業でも可能ではありますが、中小企業は経営者により近い面から、提案・実行スピードが格段に早いと考えられます。

ポイント③ 成果次第で昇格スピードが早い

会社には「役職」というものが存在します。役職が上がれば給与UPも見込めます!また、役職が上がることによって責任、権利を取ることができます。それによって、自身のスキルアップは勿論、ステータスも上げていくことができます。単純に大企業よりも中小企業の方が、「椅子」が少ないので、成果次第では上がっていける可能性を十分に秘めていると考えます。

大企業のデメリット

ポイント① 意外と多い「人間関係」悩みでの退職

大企業は、社員数が莫大に多いため、勿論色んな方ががおります。当然ですが、それぞれに考え方、見方があるので、衝突も多く、悩まれる方が多いようです。また、大企業は同僚との競争が常日頃激しく行われています。ライバルとの関係などシビアな人間があることも当然だと考えます。どんな人とでも上手く付き合える!という人なら宜しいでしょうが、なかなかそういう訳にも行きませんよね。人間関係は大企業に限ったことはありませんが、人間関係での退職が意外と多いことも事実ですね。

ポイント② 人事制度が厳しい!?

人事考課システムが整っているが、規模が大きいため、社員数も中小企業と比べると倍以上違います。その為、一人一人の実績が見え辛く、評価が行き届かない可能性も十分にあります。また、直属の上司が評価せず、人事部などが評価する企業もあります。中小企業に比べると断然チャンスが少ないようにも感じます。ここまで頑張ったのに・・・と評価されないと次のモチベーションにも繋がるかもしれませんね!

中小企業のデメリット

ポイント① 安定・安心は要求できない

上記の廃業率を見ても、やはり大企業よりも中小企業の方が倒産確率が高いですね。(日本の9割以上が中小企業なので仕方ありませんが)経済も企業も生き物です。必ず波が訪れます。大企業は持ち堪えるだけの「力」がありますが、中小企業はそういう訳にもいきません。どれだけ経営者が頑張ったところで、やはり経済の波には逆らえない部分もあります。そういう意味では「安定」とは言えないかもしれません。

ポイント② 給与・ボーナスが大企業と比べて少ない!?

仮に同業種の大企業に勤めている同期がいると仮定します。同じような業務を行なっているが給与が全く違う・・・。そういったご経験がある方もおられるかもしれません。やはり大企業に比べて、多少は低くなる傾向があるようですね。

まとめ

大企業、中小企業のメリット・デメリットをご紹介しましたがいかがでしょうか?あくまでも筆者の経験・情報を基に書いておりますので一概には言えません。ただ、大企業であっても中小企業であっても、はたまたベンチャー企業であっても、ご自身が「働く」ということに何を重きに置いているかで大きく異なります。最近では働き方改革が成され、ひと昔前とは「働き方」に変化があります。自分に合った働き方を見つけることが重要になってくると考えています。

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