1分で読める【教えて!モアイくん】自由?不安定?フリーランスのメリット・デメリットを徹底解説

自分の得意なことや資格を活かし、フリーランスとして働いてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は会社員と比較した時のフリーランスのメリットとデメリットについてお伝えします。

【1】フリーランスのメリット

働き方を自分で決められる

フリーランスであれば、どのような仕事をどれだけ請け、どのようにこなすか、全て自分で決められます。
もちろん、クライアントの納期要望等には応えなくてはいけませんが、その範囲内であればどのようなペースで仕事をするかは自由です。
会社員のように社内的な都合で急かされたり、逆に作業が滞ることもありません。
どう働き、どう仕事を進めるかを自分でコントロールできるので、仕事面での余計なストレスがありません。

モアイ
在宅ワークであれば、出勤する面倒や、スーツを着たりといった面倒からも解放されるね

どこででも働ける

フリーランスは会社という“場所”に縛られないので、働く場所や住む場所を自由に決められます。

モアイ
リモートワークであれば、地方の田舎に移住するのも夢じゃないね

ただし、都心に住んでいた方が仕事の案件は多く、リモートワークといっても、定期的にオフィスに出社しなくてはいけない仕事もあります。
そのため、ある程度都心の近くに住んでいた方が、仕事はしやすいでしょう。

頑張りが収入に直結する

会社員で給与を上げようと思ったら、インセンティブがある職種を除けば、出世するしかありません。
しかしそれには年単位の時間がかかりますし、会社の人事は人の思惑が絡むため、純粋に仕事の成果で評価してもらえるとは限りません。
その点、フリーランスは自分が頑張って仕事をした分だけ、収入は増えます。

モアイ
これはモチベーションになるよね!

得意分野にリソースを集中できる

会社員であれば、組織の中で働いているので、専門職であっても自分が得意な仕事だけ行っているわけにはいきません。
様々な雑事が舞い込んできますし、時には、会社の方針で意に沿わない仕事を行わなくてはいけないこともあります。
そうしたことに時間を取られる分、専門職として専門性を高めるスピードは落ちてしまいます。
その点、フリーランスであれば自分の専門性を高めることに集中できます。
得意な仕事を集中して請け、組織の中で働くより、早く効率的に実績と経験を積めます。
それにより仕事の依頼も増え、収入も増えるといった好循環を生み出せます。

人間関係のストレスが軽減される

フリーランスであっても、人間関係のしがらみがなくなるわけではありません。
しかし、フリーランスの仕事上の人間関係はほとんどが対クライアントであるため、ビジネスライクな付き合いが可能です。
また、どうしても合わないクライアントであれば仕事を断ることもできます。

仕事の達成感が大きい

会社員であれば、仕事の成果は自分一人のものというより、部署やチームのものとしてカウントされることが多いです。
しかしフリーランスは仕事をするのは自分だけですので、当然、成果も自分だけのものになり、評価された時の達成感も大きいです。

モアイ
しかも評価されればまた新たな仕事をもらえるかもしれないんだもんね

需要があれば何歳になっても働ける

会社員であれば、自分の意志や能力に関わらず、一線を退かなくてはいけないことがあります。

モアイ
定年もあるし、現場から管理職に回されることもあるよね

その点、フリーランスであれば、本人に働く意思があり、持っている能力に需要があれば、年齢に関係なく働き続けられます。
「人生100年時代」を生き抜く上で、歳を取っても自分のスキルや知識で稼げることはとても重要です。

【2】フリーランスのデメリット

フリーランスにはデメリットもあります。
ここではデメリットを紹介するとともに、その対策についてもお伝えします。

収入が不安定になる

固定給ではない為、フリーランスは会社員に比べ、収入が不安定です。
収入を安定させるためには、独立前に人脈を作っておくことが大切です。
また、持っているスキルの専門性が高ければ、独立前に会社員として行っていた業務を、フリーランスとして、外注という形で継続できることもあります。
会社と相談してみましょう。

モアイ
独立前の根回しが大切ってことだね

保険や税金の知識も必要になる

フリーランスになると保険や税金関係の手続きも自分で行わなければなりません。
独立してから慌てないよう、事前に知識を身に付けておきましょう。
ちなみに、会社員の時は会社と折半していた社会保険料も、フリーランスになると全額自己負担になります。
以下のサイトでは、そうした保険や税金についての記事をあげているので、参考にしてみて下さい。
https://wl.worbo.net/

自己研鑽が自腹になる

会社員であれば会社の費用でセミナーや研修を受講することができます。
しかし、フリーランスになればそうしたものへの参加も全て自腹になります。
ですから、独立のために必要なセミナーや研修は、なるべく会社員時代に受けておきましょう。
もちろん、会社員時代に受けたから終わりではなく、独立後も、スキルや知識をブラッシュアップするために継続して受講する必要があります。

モアイ
フリーランスとして働くなら自己投資は必要経費と思わないとだね

社会的信頼が低下する

フリーランスとして働く人も増えてきましたが、それでも正社員などと比べると、社会的信用が低いと見なされることがあります。

モアイ
ローンや賃貸の審査が通らないことがあるよ

ただ、最近ではITフリーランス専用のクレジットカードや、フリーランス向けの保険など、フリーランスのための新たなサービスや制度が整いつつあります。

自分で仕事を獲得しなくてはいけない

会社に行けば何かしら仕事がある会社員とは違い、フリーランスは自分で仕事を獲得しなければならず、獲得できなければお金も入ってきません。

モアイ
これはなかなか厳しいよね

自分で営業をかけるのが苦手であったり、仕事を回してもらえる人脈などがない場合は、フリーランス専門のエージェントを利用するのも良いでしょう。
エージェントを利用すれば仕事の紹介だけでなく、自分が仕事にしている分野の最新情報を得ることもできます。

子供を保育園へ入園させにくくなる

これは盲点かもしれませんが、小さな子供がいる場合、フリーランスで在宅で働いていると、子供を保育園へ入園させにくくなります。
「両親が会社員で、どこかへ通う必要がある家庭」の子供を優先的に入園させる保育園が多いためです。
小さな子供がいてフリーランスを目指す場合は、子供の世話と仕事が両立できるかよく考えましょう。
近隣の保育園の入園倍率をチェックしておくことも大切です。
なお、母子・父子家庭の場合は、入園優先度は高くなります。

まとめ

今回はフリーランスのメリット・デメリットについてお伝えしました。
フリーランスを目指す方は今回の記事を参考に、デメリットについての対策をしっかり講じた上で、チャレンジしてみてください。