最近、モアイくんもダイエットしてるみたいだけど
なかなか50キロの壁が越えられないって言ってたよね?
‥‥そっか(汗。
じゃあモアイくんは、年収にもダイエットのようになかなか越えられない
いや、超えるべきかどうか判断に迷う「壁」が存在するって知ってる?
気になりますよね。
特にこれは結婚して働いている人や
非正規で働いている人に関係の深い話です。
今回はこの年収の壁について説明していきます。
目次
1結婚・出産は生活と仕事の転機
本人が望む、望まないに関わらず
結婚や出産を機に働き方が変わる女性は多いです。
一度家庭に入ったあと、再就職を目指す人もいるでしょう。
そうですね。
とにかく、結婚や子供ができるということは
夫・妻どちらにとっても仕事上の転機となります。
そして結婚後の再就職で考えなくてはいけないのは
「扶養の範囲内」で働くかどうか、ということです。
これがさきほどお伝えした「壁」の1つです。
当然、その質問がきますよね。
それについてはのちほどゆっくり説明します。
まずは結婚後、再度働く場合
どんな働き方があるかについて紹介しましょう。
2結婚後の働き方
結婚しても正社員でバリバリ働くっていうのもありだよね
確かにそう決めているなら、話が早いですね。
今回の「壁」も関係ないです。
けれど一方で、結婚している人が働く場合
収入を一定額以下に抑え、税金の優遇を受ける働き方もあります。
「扶養の範囲内」で働くとはまさにそうした優遇を受けられる働き方なのです。
正確には配偶者の税金が控除されたり
所得税や社会保険料が免除されたりします。
こうした「優遇」のために、越えたくても越えられない
稼ぎたくてもセーブせざるを得ない年収の「壁」があるということです。
そうですね。
たとえ働く時間を増やして「年収」を増やしても
金額によっては税金でもっていかれて
結果的に手取りは減ってしまった
なんていう逆転現象が起こりかねないのです。
だからこそ、「壁」の存在をよく知り
自分にとって最善の働き方を選ぶことが必要なのです。
次の章では「壁」となる具体的な金額と
その内容について説明します。
3「壁」となる金額と内容
先ほどもお伝えしましたが
年収の「壁」を越えなかった代わりに手に入る
「優遇」とは次の2つです。
- 税金と保険料を払う義務の有無
- 配偶者に対する税金の控除の有無
そしてその壁となる金額とは次の4つです。
➀103万円の壁
超えると配偶者控除がなくなり、所得税もかかるようになります
➁130万円の壁
超えると社会保険料がかかるようになります
※条件によっては106万円から加入対象になります
③150万円の壁
超えると配偶者特別控除が引き下げられます
④201万円の壁
超えると配偶者特別控除が受けられなくなります
※この4つのうち、「扶養の範囲内」というのは
①の103万円以内で働くことをさします。
みんなそこが気になるところですよね。
ですから、それには一行でズバッと答えましょう。
もう今日はこの一行だけでも覚えて帰ってください(笑
- 損をしたくないなら年収は130万以下か160万以上を目指す
はい、この2択のどちらかです。
確かに金額的な意味ならそうですね。
しかしそれが、そうやって「計算」しながら働くことが
あなたにとっての正解かどうかは、また別問題です。
4自分らしく働こう
年収の「壁」を越えず、もしくは超えるならいくら稼げばいいのか
いくらまでなら損をしないのか、ここまでそんな話をしてきました。
それも大切な情報であり、知識です。
けれどあなたの人生にとってもっと大切なことがあります。
それは単純明快なことで、あなたらしく働くということです。
そこに年収の「壁」は存在しません。
たとえ多く税金を払うことになっても
保険料を払うことになっても
働く意欲があるなら働くべきです。
それがあなたのキャリアを形成し
未来を創ってくれるかもしれません。
それはプライスレスの価値です。
社会保険も加入していれば
得られるメリットはたくさんあります。
その通りです。
損得の知識は頭に入れつつ
あなたの気持ちも大切にして下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「扶養の範囲内」など
結婚している人が働く際の「年収の壁」について
どうすれば損をしないか、具体的な金額も出して紹介しました。
その上で
自分がどう働きたいかも大切にして欲しいとお伝えしました。
ぜひ今回の記事を参考に
あなたらしい働き方を選択してください。