人事考課前に知っておきたい!【評価される人】と【評価されない人】の違いとは?

同じ職場で同じように働いているのに
評価される人とされない人がいます。

「どうしてだろう?納得がいかない!」
と思う人もいるでしょう。

企業によっては
今年度後期の人事考課の時期が近づいている人もいることでしょう。

社員の評価は一体どのように行われているのでしょう? 

そして、どんなことが評価対象になるのでしょう?

そこで今回は
評価される人とされない人の違いについてご紹介します!

人事考課の時期に評価される人材を目指そう



多くの企業では、年に1.2度人事考課を行います。
定期的に社員の評価を行うことで
それが給与や賞与に反映され役職が上がることもあります。

人事考課を行う際には
各企業ごとに評価基準を設けています。

中でも、普遍的な評価基準である
「コンピテンシー」を採用している企業も多くあります。

これは、どの会社にも共通した基準で
部長クラス・課長クラスなどの職務ごとに定義された
行動特性を基に行われる人事評価です。

もちろん、一般社員クラスの役割要件もあります。

ストレス管理、タイムマネジメント、意思決定能力など
いくつかの項目があり、各クラスごとに
その要件を満たす人が人事考課の際に
高い評価を受けることになります。

自分が勤務している企業が
どんな評価基準をもっているのか分かるようなら
それに沿った仕事をすることが
高い評価を得る手段になります。

ぜひ、チェックしてみましょう。

評価される人とされない人がいるのはなぜ?

では、同じような仕事をしているのに
評価される人とされない人がいるのはなぜでしょうか?

社員側に問題がある例としては
社会人としての一般常識に欠けているということがあります。

例えば
時間にルーズ・あいさつができない
嫌な仕事は引き受けない・コミュニケーションがとりづらい
など。

評価基準には記されていないかもしれないけれど
社会人として当然備えておくべき基礎がないと
評価は得られません。

また、単純にアピール不足ということも考えられます。
「きっと見てくれているはず」という期待は
仕事の上ではNGです。
自分からしっかりアピールするべきです。

会社側に問題がある例としては
評価体制に問題があったり機能していない
ということが考えられます。

古い体質の企業で
上司に気に入られるかどうかが
評価されるかされないかを左右するということもあります。

評価されるにはどうしたらいい?

求められる要件を把握する

自分は社内でどんな役割をもっていて
どんな仕事を達成することを求められているでしょうか?

ただ単にがむしゃらに仕事に取り組めば評価される
という時代ではありません。

自分に求められている役割を考え
それを満たす仕事を意識しましょう。

その成果は生産性をあげたものなのかチェックしよう

「自分は成果をあげている。評価されるべきだ」と思っている人は
その成果が会社としての生産性をあげるものだったかどうかを振り返りましょう。

会社に利益をもたらすものでなければ
評価対象にはなりません。

アピールしよう

自分が達成した仕事や成果物については
堂々と上司にアピールするべきです。

「上司に気づいてほしい。きっと気づいてくれるはず」
という期待だけでやり過ごすのは、やめましょう。
仕事の場では堂々とアピールしていきましょう。

コミュニケーションを積極的にとる

いくら仕事ができる社員であっても
周りのスタッフとコミュニケーションがとれない社員は
評価が低くなりがちです。

ある程度勤続年数が長くなれば
会社側は新入社員の教育も任せたいと考えます。

その際に「彼(彼女)には教育係は無理だな」
ということになれば、その分だけ評価は低くなります。

周りとうまく仕事を連携し
後輩には適切にアドバイスをできる
そんなコミュニケーション能力を備えましょう。

転職を考える

「自分は求められた仕事をやって成果もあげているのに評価されない」
という場合は、会社側に問題がある場合も考えられます。
そんなときは、転職も視野に入れましょう。

求められていることを知り、それに応えよう

評価される人になるためには
いくつかのポイントがあることをご紹介しました。

「どうして彼(彼女)は評価されて、自分はされないんだろう?」
と考えてモチベーションを下げてしまってはもったいないです。

自分も評価されるポイントを押さえて
仕事に取り組むことを意識しましょう。

それから
仕事には「会社から求められていること」が
はっきりとあります。
どんなに自分が一生懸命仕事に取り組んでいても
会社が求めていないことをしているのであれば
それは仕事として認められません。

会社側の立場に立って
自分が果たすべき役割を見極めましょう。

また、上司から評価されている同僚がいるならば
素直にそれを真似てみることも効果的です。

自分の上司が評価しそうなポイントを押さえているということですから
真似することで自分も評価を得る近道になりますよ。

まとめ

いかがですか?

今回は
同じような仕事をしているのに
評価される人とされない人の違い
についてご紹介しました。

評価されるためには
いくつかのポイントがあります。

人事考課が行われる時期には
特に評価ポイントを意識して
日々の業務に取り組みましょう!