あれ?
モアイくんがスコップ担いでどこかへ行こうとしています。
どうしたのでしょう?
いや…それはアカンでしょ…。
しかし、体力に自信のある方なら
己の身体1つで稼ぐ土木作業員に興味があるのではないでしょうか?
もちろん、楽な仕事ではありませんが
自分の頑張りや能力がお給料にもダイレクトに反映される為
モチベーションを保ちやすい仕事とも言えます。
どれほど稼げるかは
経験と能力次第ですが
中には1000万プレーヤーもいます。
そこで今回はそんな夢の?土木作業員として
高収入を得るための方法を説明していきます。
目次
1土木作業員の平均年収
まず、土木作業員の平均的な月収と年収をお伝えします。
平均年収:約380万円/平均月給:約22万~30万
※平均的な年収の範囲は220万~495万円程度
おっと。
モアイくん、落ち着いてください。
これはあくまで「平均」です。
これから順を追って
どうすれば土木作業員でより稼げるかを
説明していきます。
2土木作業員は3Kなのか?
土木作業員といえば(きつい・汚い・危険)の3K。
そこに(給料安い)も加わって4K
などと言われたりもします。
たしかに未経験で見習いのうちは日給8/千円~1万円です。
けれどそれも自分の腕を磨くことで
1万5千円~2万円程度まで上げることができます。
また、独立して自分の会社を持ったり
一人親方として働いている人は
より沢山稼いでいます。
会社に所属していても
資格や経験があれば平均以上に稼ぐことができ
年収1000万クラスの人もいます。
3土木作業員で高収入を得るために
では土木作業員で沢山稼ぐ為に
必要なことを説明していきます。
3-1やはり学歴はあった方が良いい
「経験」が物を言う土木の世界ですが
それでも「学歴」は無視できません。
現に、学歴別にみた50代の土木作業員の年収は
このようになっています。
高卒 :361万円
短大卒:424万円
大卒 :564万円
土木作業員は身体が資本ですが
同時に頭脳も必要なのです。
図面を読む力、現場監督の指示を理解する力
日々状況が変わる現場で適切に動く判断力
どれもただの「体力馬鹿」では務まりません。
資格を取るにしても、学力は必要です。
いえ、そういうわけではありません。
しかし、もしあなたが大卒でなく
それでも本気で土木で稼ごうと思うなら
日々作業の中で頭を使い
学び続ける努力が必要です。
3-2土木で稼ぐための資格3選
土木の現場では資格の有無で
携われる現場の規模や、できる作業が変わります。
そのため、有資格者は現場でも会社でも重宝され
給料も高くなります。
次はそんな、土木で稼ぐために使える資格を
3つを紹介します。
➀技術士(建設)
会社に技術士がいると
工事の入札がしやすくなります。
持っているだけで会社にメリットをもたらすため
取っておいて損はありません。
➁1級土木施工管理技士
土木の工事では
その工事の金額(規模)に応じて
必要な人材が変わります。
たとえば、4000万円以上の工事には
【監理技術者】が必要です。
1級土木施工管理技士は
この【監理技術者】になれます。
そのため、取得しておくと
大きな現場で働くことができ
収入アップに繋がります。
③2級土木施工管理士
1級に次ぐ、おすすめの資格です。
2級土木施工管理士は【監理技術者】にはなれませんが
【主任技術者】という現場責任者の役割を持つことができます。
現場責任者は各現場で必要となるため
中小規模の現場を沢山こなす会社では
持っていると重宝がられます。
1級を目指す上でも、まずは取得しておきたい資格です。
3つとも、受験には現場経験が必要です。
現場で経験を積みつつ
収入アップのための資格取得にチャレンジしましょう。
3-3現場で活きる資格2選
次に、持っているとより多くの現場で活躍でき
稼げる可能性が広がる資格を紹介します。
➀ユンボ(油圧式ショベル)
操作するユンボが3トン以上か未満かで資格が分かれます。
- 3トン以上の場合…【車両系建設機械運転技能講習】
- 3トン未満の場合…【小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育】
➁中・大型自動車免許
多くの人が所持している普通自動車免許でも
軽トラや2tダンプは運転可能です。
しかし、土木現場では3t以上のダンプもよく使います。
大きな現場になるほど、車両も大きくなります。
そのため3t・4tダンプを扱える中型自動車免許や
10tダンプを扱える大型自動車免許も持っていた方いいでしょう。
ちなみに、①でお伝えしたユンボも
3トン以上のものを公道で走らす場合は
中型以上の自動車免許が必要になります。
まとめ
いかがでしょうか。
もしかしたら
地道な経験を積むことや、資格取得を
面倒に感じた人もいるかもしれません。
しかし、未経験から出来ることを増やし
資格を取り、現場や会社でも信頼されるようになり
もらえるお金が増えていく土木の仕事には
「働く」ということの根源的な楽しさがあります。
ですから、土木で稼ぎたいと思うなら
まずは稼ぐ過程の自分自身の成長を楽しめるようになりましょう。
そすうれば、お金はあとからついてくるはずです。