面接で緊張しないための【3つ】の方法をご紹介!

履歴書・職務経歴書の準備も万端!志望動機もしっかりと明確になっている!

あとは面接だけ・・・。

しかし、いつも面接でダメになってしまう、うまく自分の表現が発揮できない・・・。
そんなお悩みはありませんか?

企業側として、履歴書や志望動機がしっかりしていても、最終的には人物を見て判断するというところが比較的多いと思います。

せっかく自己PRができる場面において、緊張してしまい、言いたいことの半分も言えず、全く良さが伝わらなかった・・・ということになってしまうと、悔しいですよね。

今回のテーマは、そんな面接で自分の良さが発揮できない人のために、「面接で緊張しないコツ」をお伝えします。
面接で、と書いていますが、お見合いや商談などの大事な場面でも使えるコツだと思いますので、場面に応じて役立ててみてくださいね。

意識の向け方を変えてみる

突然ですが、学生時代を思い返してみてください。
クラスで、授業中にあなた自身が手を挙げて発表する場面です。

学校では、「しっかり人の話を聞きましょう。」と教えられますね。

発表者の意見にクラス全員が耳を傾けています。
すると、クラスのみんなの視線や意識が発表者自身に集中するわけです。

(失敗したくない・・・。笑われたくない、間違えちゃいけない・・・)

と、自分が見られる側の視点に立ってしまって、過度に緊張してしまう様子が目にみえますね。

「見られる意識」というのは、もちろん慣れもあると思いますが、自分に意識が集中してしまうことで、緊張してしまう人が大半だと思います。

見られることが好き、目立つことが好きというタイプの人は、自分に注目を浴びることによって頑張れるタイプの人だと思いますが、面接で緊張してしまう人というのは、自分が見られる側になってしまうと緊張してしまうのです。

次に、片思い中の場面を思い浮かべてもわかりやすいと思いますが、好きな人に自分はどう思われているのだろうかと考えると、自分の行動などに意識が向いて、緊張してしまうことがありますよね。

それと同じような仕組みです。

ですから、意識の向け方を変えてみましょう。

自分が見られているという意識ではなく、自分が相手のことを見る、という意識で面接を受けるのです。

「面接官が自分のことを見ている」
「変に思われていないか」
「先ほどの自分の発言がおかしかったのかな」と緊張してしまう人というのは、自分のことに意識が向きすぎているので、面接官の質問も頭に入らず、真っ白になるという人も多いです。

意識を変えることで、心にゆとりをもつことができるため、緊張が和らぎます。

ダメ出しをしない

先ほどの項目でお気付きの方もいらっしゃると思いますが、緊張する人というのは、すぐに自分のことをダメ出ししてしまうので余裕がありません。

自分のことをダメ出しする人は意識が外に向かっているのではなく、内側に意識が向かいすぎているため、周りの意見や声というのが聞こえづらくなります。

そうすると、大切な場面において相手の話を聞き洩らしたり、質問されても答えられない、パニックになってしまうということが起こります。

また、相手の意見よりも自分の意見の方が勝ってしまうので、

「大丈夫だよ」

と言われたとしても、

「そんなはずはないだろう」

と自分の意見でかき消してしまいがちです。

自分の心の声というのを優先していくということはとても大事なことなのですが、「~に違いない」といった、思い込みの声を優先してしまうと被害妄想になってしまいます。

結果、緊張してしまってうまく発揮できないといったことになります。

うまくいく秘訣は、完璧主義を目指してダメ出しをしないことです。

意識しないということを意識しない

禅問答のようなタイトルですが、ベストセラーになったサンマーク出版の
『青い象のことだけは考えないで!』


青い象のことだけは考えないで! 思考を上手に操作する方法 /サンマ-ク出版/トルステン・ハ-フェナ- /

という書籍にあるように、「~しないで」という禁止用語で言われると、逆に意識して考えてしまうというカリギュラ効果と呼ばれる人間の心理についてです。

子どもがゲームばかりしていて、「ゲームばかりやめなさい!」と言っても、逆にやりたくなってやめないというのと同じ構造です。

これと同じで、「緊張しない!」を意識しすぎるとかえって緊張してしまうというもの。

最新の脳科学において立証されているのは、脳は否定形で思うことと肯定で思うこと、どちらも差別できないということで、つまり否定形で物事を考えてしまうと、それが強く意識されてそちらの願いが叶いやすくなってしまうというのです。

プロのスポーツ選手などが取り入れている、アファメーション(目標設定)系のイメージングも、否定形の言葉を一切使わず、肯定形でアファメーションをつくると言われています。

ですから、「自己PRがしっかりできている自分」というものを思い浮かべて、その自分になりきって面接の練習をし、実際の面接に挑むということが大切ですね。

いきなりうまくいくとは限りませんが、場数を踏むということはとても大切なことです。

現在放映中のドラマ『ドラゴン桜2』でも、実際のテストを想定して、それを普通の日常ごととして取り入れていく練習をしていますが、それと同じです。

婚活の方法を見ていても何度もお見合いをしてみて慣れる、ということがいかに大切か情報のシェアがなされていますよね。

緊張することは悪いことではありません。

緊張がなくなってしまえば、だらしなくなってしまいます。
ですから、緊張していても、自分の自己PRがしっかりできる、そんな状態で面接にチャレンジできるように取り組んでいきましょう!