仕事をする上で必須と言われるのが
コミュニケーション能力です。
内向的な人は周りと
積極的にコミュニケーションが
取れないことも多く
「自分は会社で出世しにくいのか・・・」
「転職するにも不利になるんだろう」
などと劣等感を抱くこともあります。
確かに内向的な人には
向いていない仕事があります。
一方で、内向的な人にこそ
向いている仕事
有利になり得る仕事もあります。
今回は、内向的な人の適職について
ご紹介します!
目次
内向的だからこそ適職あり!
社内で出世したり社会で活躍するのに
外交型な性格の方が有利かというと
そんなことはありません。
向いている職種に違いがあるだけです。
外交型な人はジェネラリストとして活躍しやすく
内向的な人はスペシャリストとして活躍しやすい
傾向があります。
また、一言で「内向的」といっても
下記でご紹介する
「内向的な人に向いている仕事」が
すべての内向的な人に当てはまるかというと
そうではありません。
自分の特性や「好き」「得意」に
当てはまる仕事を選択する必要があります。
自分の適性を加味しながら
内向的な自分にあう仕事を探しましょう。
今いる環境に無理やり自分を合わせていて
苦しくなっているなら
違う職業に目を向けるのもありです。
自分の資質に合った仕事のほうが
生産性も上がりますし
出世にもつながります。
何よりも、精神面で
幸福でいることができます。
内向的な人の長所と短所
内向的な人の長所として
以下のことが挙げられます。
- 継続する力がある
- 集中力がある
- 物事を深く考えられる
- 協調性がある
「継続する力がある」は
他の人だったら音を上げるようなことも
黙々と継続することができます。
周りに流されず
ひとつのことをやり遂げられます。
計画的に物事を進める力があります。
「集中力がある」は
何かを任されたら集中して取り組みます。
周囲の雑談にも加わらず
目の前の仕事に集中します。
クオリティの高いものを仕上げます。
「物事を深く考えられる」は
物事を深く考えられるので
クリエイティブな発想が生まれます。
アイデア力を必要とする仕事で活躍します。
問題解決能力も高いです。
「協調性がある」は
空気を乱さず周りと協調することができます。
自分の考えがありつつも
無理に他人に押し付けるようなことはしないので
集団の中でもうまくやれます。
短所は以下のとおりです。
- 気にしすぎる
- 気を使いすぎる
- すぐに決断できない
「気にしすぎる」は
人との会話を反芻して
「こう受け取られてしまったかも・・・」などと
考えすぎてしまう傾向にあります。
気に病んで仕事に集中できなくなることもあります。
「気を使いすぎる」は
相手の感情を想像して気を回すため
やがて疲れてしまいます。
「すぐに決断できない」は
物事を深く考えられる代わりに
すぐに決断することは苦手です。
内向的な人の長所と短所をよく理解し
長所を活かせる仕事を探しましょう。
内向的な人に向いている仕事9選
内向的と一言で言っても
得手不得手や向いている向いていないがあります。
自分にあった仕事はどんなものか考えましょう。
プログラマー・エンジニア
プログラマー・エンジニアは
システムやアプリ、ゲーム開発などを
行う仕事です。
打ち合わせでは
コミュニケーションが必要ですが
それ以外の業務の大部分はパソコン作業です。
会社員だとしても
ひとり黙々と仕事を進められます。
ITの発展に伴い、人材不足の職種なので
需要は高いです。
マーケター
マーケターとは
商品やサービスを売る仕組みを
作る人のことです。
売上データやアンケート
口コミなどのデータを客観的に分析します。
冷静に思考を巡らせる必要があるので
内向的な人に向いています。
マーケティング部門や企画部門が
マーケター職にあたります。
総務・経理
年間を通して決まった仕事が多く
基本的にその作業を黙々とできます。
細かい仕事が多く
間違いがあってはいけないので
集中力が求められます。
トラックドライバー
運転中はひとりで過ごすため
内向的であり免許があればよい職種です。
長距離ドライバーの場合は
誰とも喋らない時間はかなり長く
自分のペースで過ごすことができます。
警備員
多くの人と関わりを持たなくてすむので
内向的な人に向いています。
大学や企業などの
昼間の警備は危険も少なく
女性警備員もいます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは
ITインフラの設計や構築
運用や保守を行う仕事です。
細かい部分まで間違いのないものを
作り上げなければならない仕事で
集中力が必要です。
コンサルタント
コンサルタントは
傾聴力と問題解決能力が必要です。
内向的な人は聞き上手で思慮深い人が多く
向いています。
カウンセラー
人の話をじっくり聞く仕事です。
傾聴力と、人に共感する能力が必要です。
「人の話を聞くのが好き」という人に
向いています。
ライター
企業などの依頼を受けて
記事を書きますが
発注から納品まですべて
オンラインで完結します。
最近はwebライティングの需要も高まっており
仕事の数も豊富です。
内向的な人が挑戦することに勇気がいる仕事
内向的な人には向いていない仕事を
ご紹介します。
接客業
基本的に人と会話することが前提の仕事です。
アパレル業や飲食業などは
あまり向いていません。
しかし、ひとりの顧客と
じっくり向き合うような仕事なら
そうとも限りません。
クレーム対応
内向的な人は共感能力が高いことが多く
クレームを受け止めて
疲れてしまう場合があります。
対人相手の仕事であることも
向いていません。
自分のペースを乱される仕事
チームで行う仕事など
自分のペースで進められない仕事は
向いていません。
ストレスを感じてしまうでしょう。
臨機応変さが求められる
内向的な人は思慮深さはありますが
瞬発力はそれほど高くない傾向にあります。
その場その場で
臨機応変な対応が求められる仕事は
向いていません。
まとめ
いかがですか?
今回は内向的な人に向いている仕事について
ご紹介しました。
内向的な人の長所と短所
それ故に向いている仕事と
向いていない仕事があることを
ご理解いただけたと思います。
内向的な人にとっての適職に就くことで
仕事の生産性が上がります。
さらに自分自身も
幸福でいられる環境です。
ぜひ、内向的な人に向いた仕事探しを
始めましょう!