【部下に信頼される上司】が実践している【6つ】のこと

「部下に信頼される上司になりたい」
「世代が違う部下ともコミュニケーションをとりたい」
こう考える上司の皆さんは多いことでしょう。

とはいえ「信頼を得る」というのは
一朝一夕にいくものではありません。

どうしたらいいか途方に暮れてしまうことも
ありますよね。

そこで今回は、部下に信頼される上司が
実践していることについて詳しく解説します!
これを実践すれば「信頼される上司」に
一歩近づきます!

信頼される上司とは

信頼される上司とは
どのような人でしょうか? 

いくつかキーポイントになるものはありますが
そのベースとなるものがあります。

それは、誰に対しても同じように接する
ということです。

人間ですから、相性の合う部下と合わない部下
仕事をしやすい部下とそうでない部下がいるでしょう。
どちらの人にも同じように接することができる人は
上司である以前に人間として信頼されます。

他者は、いつも自分をみています。

「自分の上司は、お気に入りの部下をえこひいきする人か。
誰に対しても誠実であろうとする人か」

「上司には愛想よく振る舞い、部下には高圧的な態度を取る人か」

まずは、上司以前に
人として信頼されるための
土台作りに力を注ぎましょう。

こんな上司は信頼されない

部下から信頼されない上司に
よく見られる言動をご紹介します。

  • 感情的
  • 話を聞かない
  • 指示に一貫性がない
  • 人によって態度を変える
  • 自分の経験を押し付ける
  • 上から目線

「感情的」な人は
上司でなくても周りは困ってしまいます。

感情だけで叱責するような上司では
部下は士気を失っていくだけです。

「話を聞かない」上司は意外に多いものです。
指示出しが終わったらあとは
「話しかけるな」という雰囲気を醸し出す上司には
部下は信頼を寄せません。

「指示に一貫性がない」というのは
上司自身が仕事に一貫性を持って
取り組んでいないことの現れで
指示にも乱れが生じます。

部下も上司に引きづられて
混乱することになります。

「人によって態度を変える」は
自分のお気に入りの部下にはえこひいきをし
好きでない部下には冷たく接するような上司です。
もちろん信頼されません。
その姿を、周りにいる多くの人が見ています。

「自分の経験を押し付ける」は
上司がついしてしまいがちなことです。
「俺が新人の頃はこんなに大変だった。それが普通だった」
といった話は自慢にしか聞こえず
「今は時代が違うから」と思われるのがオチです。

「上から目線」になる人は
上司である自分はすべてにおいて
部下より上だと思っているためです。

仕事上の役割として
「上司」という立場にいるだけだと認識しないと
部下は心を開きません。

信頼される上司が実践していること

部下に信頼される上司は
いくつかのことを実践しています。
参考にしてみましょう。

部下の特性や適性をよく理解している

部下にはそれぞれの個性や特性があります。
信頼される上司は
ひとりひとりをよく見て理解し
本人の適性にあった仕事を振り分けます。

また「この部下には、今あえて負荷をかけて成長につなげよう」など
部下の成長を考えて仕事を任せます。

コミュニケーションを大切にする

日頃から部下とコミュニケーションをとって
何気ない雑談を大切にします。

部下のことを深く理解し
適切な仕事を与えるためにも
基本的なコミュニケーションが
成り立っていることが
大切だと分かっているのです。

信頼される上司は
ちょっとしたコミュニケーションを
決して無駄な時間などとは思いません。

傾聴の習慣がある

部下の話を聞くこと
すなわち「傾聴」を大切にします。

「傾聴」とは
相手の方に傾いて聴くことです。

仕事をしながら片耳で「聞く」のとは
まったく違います。

部下が相談や質問で話しかけてきたら
仕事の手を止め、部下の方を向き
腰を据えて話を聴くことを心がけましょう。

部下の時間を大切にしてくれる

信頼される上司は時間の大切さを分かっています。
もちろん、部下の時間の大切さにも配慮します。
ミーティングの時間設定は
部下の仕事の進捗状況に配慮して行い
無駄に長い時間拘束することもありません。

ポリシーやビジョンがある

自分のポリシーがはっきりしていて
それに沿った仕事をします。

また自分のチームを
どんなチームにしていきたいか
というビジョンがあります。
それを日頃から部下と共有します。

責任を受け止める覚悟がある

部下の失敗による責任を
すべて引き受ける覚悟があります。
「気にせずやりたい仕事をやってみろ!」
と言える人です。

信頼されることでチームの生産性がアップする


部下は、信頼できる上司の元でこそ
スキルやポテンシャルを最大限に発揮できます。

上司として、自分のチームや部・課の
生産性をあげていきたいと考えるなら
部下からの信頼を得ることが近道です。
ぜひ、信頼される上司を目指しましょう!

まとめ

いかがですか?
今回は、部下から信頼される上司が実践する
6つのことについてご紹介しました。

信頼されない上司の例も挙げているので
自分はどちらの上司に近いかチェックしてみましょう。

信頼される上司になるためには
ある程度の時間をかけていく必要があります。
コミュニケーションを大切に
信頼される上司への道を歩いていきましょう!