上手に仕事を頼めるようになりたい!【頼み方のコツ6選】

「同僚や部下に仕事を頼みたいけれど、なんだか頼みづらい・・・」

「どうしたら気持ちよく頼んだ仕事をしてもらえるだろう」

こんなお悩みを持つ方もいるでしょう。

仕事を頼むときのちょっとしたコツで

引き受ける側の印象が変わるものです。

 

そこで今回は

「この人に頼まれる仕事だったらやってあげたい!」

と思ってもらえるような

頼み上手になるコツについてご紹介します!

 

「頼み上手さん」になりたい

職場には、仕事を人に頼むのが上手な

「頼み上手さん」がいるものです。

頼み上手さんは

相手に気持ちよく仕事をしてもらうための

ちょっとしたコツを心得て実践しています。

 

仕事を上手に頼めれば

自分ひとりで仕事を抱え込まずにすみ

生産性が上がります。

 

頼まれた方も嫌な気持ちではなく

「喜んで助けてあげたい!」

という気持ちで取り組むため

仕事の仕上がりも良いものになります。

 

さらに

「今回だけでなく、次もこの人に頼まれた仕事だから

気持ちよく引き受けよう!」と思ってもらえます。

このようなポジティブな気持ちを持って

気持ちよく仕事をしてもらうには

「頼み上手さん」が心得ているのと同じコツを

自分も掴むことです。

頼み上手になれば、仕事もはかどりますよ!

 

頼みベタは損をする

頼むのが苦手な人は

仕事を自分でまわさなければならず

大変な思いをします。

 

また、頼み方が下手だと

頼んだ相手にやっつけ仕事をされてしまう可能性もあります。

気をつけるべきポイントは2つあります。

 

ひとつは、「頼みづらいから」と

なんでも自分で抱え込もうとしないことです。

「自分がちょっと無理すればこなせる仕事量だから」

と思うかもしれませんが

生産性という意味でマイナスになります。

ひとりで1から10まで行うよりも

分担したほうが、仕事は早く終わります。

「仕事の合理化」ということを考えて

仕事を分担するという意識を持つようにしましょう。

 

ふたつめは、自分が先輩や上司の立場で

後輩や部下に仕事を頼むときに気をつけたいことです。

「仕事なんだから、頼まれたら引き受けるのが当然」

といった態度は慎むべきです。

このような態度で仕事を頼まれた方はいい気持ちはしません。

仕事の完成度も、下がるかもしれません。

頼み方のコツをつかんで仕事の生産性や

完成度のアップを目指しましょう。

 

上手に頼むコツ6選

タイミングを見計らう

相手が、今どんな仕事をしているかをチェックしましょう。

書類作成で集中しているようなとき

なにかの仕事に取り掛かろうとしているようなときなどは

少し時間を置きましょう。

 

その他、仕事内容によって

「今は話しかけないほうがいいだろう」

というときがあるでしょう。

一息ついているときや誰かと打ち合わせを終えた後など

話しかけても支障がないようなタイミングを見計らいましょう。

謙虚な姿勢

自分が上司や先輩などの立場であるとしても

「引き受けて当然」という横柄な態度で仕事を頼むのはNGです。

誰もがすでに自分の仕事を抱えており

そこにひとつ仕事を加えてもらうことになります。

そのことを意識し、謙虚な姿勢で言葉をかけましょう。

枕詞を添える

「忙しいところ悪いんだけど」

「お願いしたいことがあるのですが」など

必ず枕詞を添えましょう。

 

それだけで、相手は「何か頼まれるんだな」と

心の準備をすることができます。

間違っても、不躾に「これやっといて!」などと

仕事を投げるようなことはしないようにしましょう。

なぜその仕事が必要か伝える

心理学の実験で「カチッサー効果」というものがあります。

単に「〜してくれませんか?」とお願いするよりも

「〜なので、〜してくれませんか?」と

「〜なので」をつけることで

承諾してもらえる確率が格段に上がるという実験です。

この実験の面白いところは

「〜なので」にもっともな理由がなくても

依頼された相手は頼みを聞いてしまう

というものです。

 

テクニックとして活用することはすすめませんが

理由を述べるのは大切なことです。

「〜なので」と仕事を頼む理由をつけてくれると

納得して引き受けてくれる確率が高まります。

締め切りを伝える

「仕事を頼むだけでも申し訳ないのに

『いつまでにお願いしたい』なんて言えない」

という遠慮がちな人もいるかもしれません。

 

かし、仕事である以上

何事にも締め切りがあります。

「いつまでにお願いしたい。◯時までにお願いします」など

伝えるべきことはしっかり伝えましょう。

「〇〇さんに頼みたい!」

手間のかかる仕事だったり面倒な仕事を頼む場合

「ぜひ〇〇さんにお願いしたい!」

ということを伝えましょう。

少し面倒に感じる依頼でも

「そう言われたら、頑張ってやろう!」

と思ってもらえるものです

 

終わった後のフォローが次に繋がる

頼んだ仕事が完成した時点での感謝はもちろん

その後のフォローも大切にしましょう。

引き受けた方は、自分がした仕事が

その後どうなったか気にしているものです。

「この間お願いしたあの仕事、おかげで会議がスムーズに進んだよ!」

「クライアントに分かりやすい資料だと褒められました」など

必ずその仕事がどんな成果を上げてくれたかということを

フィードバックしましょう。

 

自分の仕事が役に立ったことを実感でき

うれしいものです。

次に仕事を依頼したいときにも

気持ちよく引き受けてもらえるでしょう。

まとめ

いかがですか?

今回は、仕事の頼み方のコツについて

ご紹介しました。

 

「頼み上手さん」になることで

仕事の生産性が上がることはもちろん

次も気持ちよく仕事を引き受けてもらえます。

社内コミュニケーションにもつながることなので

ぜひ頼み方のコツを掴んで実践しましょう!