【内的キャリア】とは?本当にやりたい仕事を知るための【3つ】の方法

自分が本当にやりたいことが
イマイチ分からず
悶々とした日々を送っている
社会人の方も多いでしょう。

「やりたいことを仕事にしている人は
キラキラして見えるし
いい笑顔で仕事をしていてうらやましい」

「自分にも何かないだろうか」

そんなふうに思う人は
自分の内的キャリアを
深彫りすることがおすすめです。

内的キャリアを自覚すれば
自分が満足できる仕事を見つける
近道になります。

本記事では
内的キャリアとはどんなものか
自分の内的キャリアを知る方法について
ご紹介します。

自分の内的キャリアを知って
やりたい仕事を見つけましょう。

内的キャリアとは?

内的キャリアとは
自分の価値観や想い
そこから生まれる習慣などのことで
本人にしか見えづらいものです。

なぜ働くのか、何のために働くのかなど
仕事や働き方に対する
主観的な認識のことをいいます。

内的キャリアとは反対の
外的キャリアという言葉もあります。
職種・地位・経歴・実績など
客観的に把握できるもののことをいいます。

外的キャリアから仕事を選ぶことは
比較的容易ですが
内的キャリアを無視すると
仕事とのミスマッチが起こります。

「自分は本当は何がしたいのか?」
「自分にあった仕事が分からない」
という人は、一度じっくりと
自分の内的キャリアを探ることが
仕事選びの際にも大いに役立ちます。

なぜ内的キャリアを自覚することが必要なのか

自分が何に満足感を得て
どんなことを達成できたときに
喜びを感じるのか分かることで
納得の行くキャリアを築くことができます。

外的キャリアのみにこだわっていると
自分の内的キャリアと合わず
結局仕事を辞めてしまうことにもなります。

自身の内的キャリアを自覚することで
やりがいのある仕事に就く
近道になりますし
転職した会社とのミスマッチを
防ぐことができます。

また、現在の仕事に
直接やりがいが見いだせていなくても
自分の価値感に沿うものだった場合は
満足感が得られます。

内的キャリアを自覚し
言語化できていると
転職活動の際の
自己PRにも活かせるので
ぜひ深彫りしましょう。

内的キャリアを自覚する3つの方法

内的キャリアは外的キャリアと違い
はっきりと見えないものです。
自覚するためには
いくつか方法があります。
詳しくご紹介します。

自分に質問する

「どんなときに喜びを感じるか?」
「仕事で満足感を感じる瞬間は?」
「これまでにもっともやりがいを感じた仕事は?」
「自分が喜びを見いだせない仕事は?」
「もっとも辛かった仕事は?」
自分にいろいろと問いかけてみましょう。
答えは紙などに書き出すのがおすすめです。

頭で考えるだけでなく
実際に書いてみることで
改めて自分の気持ちに気づくことができます。

仕事に関する質問だけでなく
人生全般に置ける質問をしてみましょう。

コーチングを受ける

コーチングとは
コーチとなる人が話を聴き
質問を投げかけることで
本人の中にある答えを
掘り起こしてくれるものです。

さまざまな考えが出てくることで
自分に合ったキャリアの方向性が
見えてきます。

コーチはそんな自分の
伴走者のような存在になります。

キャリア・アンカー無料診断ツールの活用

キャリア・アンカーとは
自分の働き方を選択するときに
譲れない価値観や欲求などのことを
指します。

8つのカテゴリーに分類され
無料で診断できるツールがあります。

自分の価値観を知る目安になるので
気軽に診断してみましょう。

内的キャリアが大きく変わるとき

人生では自分の価値観を変えるような
大きな出来事が起こることがあります。

大きな病気をしたとき
天災を経験したとき
子どもができたとき
旅行に行ったとき、など。

人はさまざまな経験を通して
それまでと真逆の価値観を持つこともあります。

そんなときに
内的キャリアも大きく変化します。

「大病をしたことで、それまで仕事第一で
家族のことを見ていなかったことに気づいた。
これからは家族との時間も
大切にできる仕事に就きたい」

「子どもが生まれ、子どもを育て上げるのに
必要なお金の額の大きさを知った。
これからはもっと仕事に邁進してお金を稼ぎたい」

変化に応じて自分の内的キャリアと向き合い
進む道を決めていきましょう。

まとめ

いかがですか?
今回は内的キャリアの意味
その大切さ、内的キャリアを自覚する方法
内的キャリアが変わるときのことについて
ご紹介しました。

自分が本当にやりたいことが
何か分からなくて
悶々としている人は
自分に問いかけ内面を探ることで
大切にしたい価値観が見えてきます。

その価値観を大切にして仕事を選べば
満足の行く社会生活が送れるでしょう。

ぜひ、一度じっくり
自分の内的キャリアを探りましょう。