【共働き夫婦】のコミュ不足を解消!【共同経営者】として【コミュニケーション】を考える

夫婦共働きで、家に帰ったら子供の送迎や夕食の準備、夜は子どもをお風呂に入れて宿題をチェックして・・・。
共働き夫婦の一日は忙しく「夫婦でコミュニケーションをとる時間なんてどこにもない!」と思う人も多いものです。
家事の分担や子供の教育のことについて話し合いたくても時間が取れず困っている人もいるでしょう。
夫婦のコミュニケーションが希薄なまま忙しい日々を送っていると、数年後には会話のない家族になってしまう危険性があります。

そこで今回は、共働き夫婦がうまくコミュニケーションをとり家族の絆を深める方法について紹介します。

共働きだとすれ違ってしまう現状

共働き家庭の割合は年々増えてきていて、今や専業主婦世帯よりも多くなっています。
夫婦二人で働いて家事や育児を分担していると、一日一日をなんとか乗り切ることに必死ですれ違ってしまう夫婦が続出することもうなずけます。
子どもが生まれて夫婦としての絆が深まり家族が仲良く日々を重ねられると思っていたのに、実際には日々の忙しさに翻弄され逆方向に行っていると感じる人もいるでしょう。

コミュニケーションが少ないことはお互いの不満にもつながります。
あまり話さないために相手が何を考えているかもよく分からなくなり、ひとつひとつの言動に不満を抱きやすくなるのです。
特に家事や育児の分担では「自分の方が多く担っている」といった感情から不満が生まれ、夫婦のひずみにつながっていきます。

共同経営者だという意識を持とう!

コミュニケーション不足はお互いへの不平や不満を増大させます。
このような事態を避けるために「自分たちは二人で作った『家庭』という企業の共同経営者である」と考えてはいかがでしょうか?
よりよい家庭にするために、共同経営者は定期的にコミュニケーションをとる必要があります。
少し意識するだけで、コミュニケーションは増えていきます。
家庭の黒字を維持するための話し合いや教育方針など、議題を決めた話し合いを定期的に続けていくと「自分たち夫婦はひとつのチームだ」という気持ちが芽生えていきます。
「夫婦は共同経営者である」という意識を持つことでコミュニケーションを深めていきましょう。

共働き夫婦のコミュニケーション術

本項では、忙しい共働き夫婦がコミュニケーションをとるための具体的な方法について紹介します。

スケジュールを共有する

お互いのスケジュールや子どもの行事・習い事などを夫婦で共有しましょう。
スケジュールを共有することでコミュニケーションもスムーズになりますし、お迎えの担当を決めるときにも便利です。
スケジュール管理アプリを共有するのがオススメです。

休みが合う日は必ず一緒に食事をする

休日は必ず家族で一緒に食事をするようにしましょう。
平日は、朝食も夕食も家族全員が揃って食卓を囲むのはむずかしいという家庭も多いでしょう。
せめて家族が揃う休日は、家族全員で食事をするようにしましょう。

月に一回は夫婦二人で外出する

月に一回は夫婦二人で外出する時間を持ちましょう。
実家に子どもを預けたり、夫婦で同じ日に有給休暇をとるなど工夫をして時間を捻出しましょう。
子どもがいない落ち着いた時間を過ごすことで、自然な会話の中で家族の今後や子供の教育についてじっくり話し合うことができるでしょう。

家事育児のタスク管理を共有する

毎日の家事や育児はタスクごとに分けてリストをつくり、見える化しましょう。
タスク管理表をチェックすることで、まだ終えていない家事をお互いが確認でき、手が空いた方がタスクをこなしていくことができます。

また、どちらがどれだけタスクをこなしているかを明確にすることで家族会議のときの議題として問題提起することもできます。

家族会議を開催

月に一回は、家族会議を開催しましょう。
会議の際にはテーマとなる項目の資料が必要です。
家計簿や家事のタスク管理表などを準備し、一ヶ月間の振り返りと改善ポイントを洗い出し、翌月の目標を立てましょう。
夫婦は家族という企業の共同経営者であることを意識し続けるためにもっともよい方法です。
子どもが成長したら、子どもも参加させるといいでしょう。
家族全員がチームメンバーであるという意識が芽生えます。

伝達・相談・そして雑談を心がける

日頃から家庭や子育てのことに関する情報の伝達や相談を心がけましょう。
情報共有しておくことがスムーズなコミュニケーションにつながりますし、問題が生じても解決のアイデアを出しやすくなります。
そして雑談も心がけましょう。

何てことはない内容の会話をできるのが夫婦です。
朝や夜のちょっとした時間、雑談をしてコミュニケーションをとりましょう。

頼れるものはアウトソーシング

家事代行サービスなどを積極的に活用しましょう。
アウトソーシングしてできた時間で夫婦の団らんのひとときをつくりましょう。
家事はアウトソーシングできますが、夫婦のコミュニケーションはアウトソーシングできません。

まとめ

今回は、共働き夫婦のコミュニケーション術について紹介しました。
共働きだとすれ違ってしまう夫婦が多いのが現状で、コミュニケーション不足を打破するには、お互いが共同経営者だという意識を持つことが大切です。
紹介したコミュニケーション術のいくつかを実践し、家族としての絆を深めていきましょう!