皆さんは毎日の通勤列車での時間をどう過ごしているでしょうか?
日本の通勤列車での時間は往復で平均約80分と言われています。
これは、月20日通勤するとして、1ヶ月で26時間、年間で13日ほどの時間となります。
ですよね。
そこで今回は、通勤列車での有意義な時間の使い方をお伝えします。
目次
【1】通勤列車内のもったいない過ごし方3選
通勤列車での時間をどう過ごそうが各個人の自由ではありますが、時間の有効活用、という点ではあまりおススメできない過ごし方を3つお伝えします。
あなたもこんな過ごし方、していませんか?
➀ゲームをする
列車内でスマホゲームに没頭している人は案外多いです。
気持ちはわかります(苦笑)
けれどあまり生産的な過ごし方とはいえません。
ゲームをやるなとは言いませんが、乗り換えのタイミングや、駅などで時間を区切ってやり、それ以外の時間は次章でお伝えするようなことをやってみてはいかかがでしょう。
➁ぼーっとする
仕事で疲れていたりすると、列車の中くらいはぼーっとしたくなりますよね。
しかし、列車に乗っている間、ずっとぼーっと過ごすのは流石にナンセンスです。
似たような過ごし方として、「人間観察」というのもありますが、これも同じようなものです。
せいぜい、変わった人などがいれば、束の間、友人との話のネタになるくらいで、生産性はありません。
もし、人間観察をやるのであれば、周りの人の持ち物や服装から流行りを知るなど、少しでも自分の仕事に繋がる視点を持ちましょう。
➂YouTubeを見る
YouTubeやSNSを延々と見ている人も多いのではないでしょうか。
そして、家に帰ってからも見続けていませんか?
家でも列車の中でもYouTubeやSNSに時間を使うのはもったいないです。
ゲームと同じで、やるなとは言いませんが、少し時間を減らし、別のことに時間を使うようにしましょう。
【2】通勤列車でやるべきこと3選
それではここからは、通勤列車でやるべきこと3つお伝えします。
①資格の勉強をする
モアイくんのように思った方も多いでしょう(苦笑)
それくらい、よく言われることですよね。
けれどそれは、裏を返せば、それくらいやった方がいいことである証なのです。
そして、もう一つ付け加えるなら、皆、わかっているのに案外やらないことでもあるのです。
だからこそ、やると差がつくのです。
それに、電車の中で勉強しないとして、それでは家に帰ってからやるかといえば、そうでもないでしょう。
家に帰れば帰ったで、仕事を終えた疲れと安堵で、体も心もオフモードに入ってしまうのではないでしょうか。
そういう意味で、仕事からは解放されていて、けれど体も脳も完全にオフにはなっていない、通勤列車の中というのは、勉強するには最適といえるのです。
②仕事の段取りを考える
朝の通勤列車であれば、その日、1日の仕事の段取りを頭の中で考えるのも良いでしょう。
頭の中で事前準備をしておくことで、席についた瞬間から迷わず仕事を開始できます。
一方、帰りの列車であれば、1日を振り返り、やり残したこと、明日やるべきことを整理しましょう。
ここで大事なのは、客観的な事実だけを振り返り、明日への対策を立てたら、必要以上に仕事上でのミスや、できなかったことを思い悩まないことです。
③副業をする
今はスマホ1つあれば副業ができる時代です。
けれど、そうは言っても働きながら他の仕事をやるというのはなかなか大変です。
オフの時間も仕事に当てなくてはいけないからです。
だからこそ、通勤列車での有効活用しましょう。
そうすれば、オフの時間を犠牲にする割合も減らせます。
➀~③は以下のように組み合わせても良いでしょう。
行き…最寄り駅数駅手前までは副業をし、それ以降は仕事の段取りを考えて仕事に備える
帰り…次の日の仕事のtodoを考え、その後に資格の勉強をする
【3】通勤列車を有意義に過ごすために必要なこと
前章でお伝えした、通勤列車での有意義な時間の使い方は、どれも頭を使う作業を伴います。
そのため、いかに集中するかが大切です。
それも1つの手です。
しかし、よりスムーズに集中モードに入るためには、事前の準備が必要です。
たとえば、朝の通勤時に副業をやろうと思ったら、家を出る前から始めておくことです。
それこそが狙いです。
中途半端なところで中断し、家を出て駅に向かえば、電車に乗ったらすぐにその続きをやろうという気になるからです。
少しだけやっておくことで、脳の暖気運転をしておくのです。
逆に、会社帰りは疲れていてなかなか頭を使う気になれないかもしれません。
そんな時は、時間や曲数を決めて、好きな音楽を聴いてリラックスするのも良いでしょう。
その間に、列車の中でやるべきことに気持ちと脳を切り替えましょう。
【4】通勤列車は集中力が高まる書斎
ここまで読んで、そこまでして列車の中で色々やる必要があるの?と感じた人もいるでしょう。
家に帰ってだらけず、しっかり勉強や副業などが出来る人はそれでもいいでしょう。
しかし、家だとつい無為に過ごしてしまうという人は、通勤列車での時間を有効活用することをお勧めします。
何故なら、通勤列車は、降りる駅が決まっているからです。
それが、ある種のタイムリミットとなり、集中力が高まるのです。
あと2駅で降りる駅だから、もう少し頑張ろう、といった具合です。
【5】番外編
ここまで、わりとスパルタンな通勤列車での過ごし方をお伝えしてきたので、最後に番外編として、こんな過ごし方もあり、というものをお伝えしておきます。
①寝る
あまりに疲れている時は思い切って寝ましょう。
眠い時に頭を使う作業をしても能率は上がりません。
②ペットの映像で癒される
外出先でペットの姿を確認できる、お留守番カメラなどで大好きなペットの映像に癒されるのもありでしょう。
③筋トレ
運動不足が気になる人は、電車内で密かに筋トレするのも良いでしょう。
吊り革に掴まり、踵を上げて立っているだけでも、足が鍛えられます。
まとめ
最近はテレワークも進んでいますが、通勤列車内は気持ちの持ちよう1つで、自宅より集中できる書斎と化します。
電車通勤の人はぜひ、その時間を無駄にせず、自身のスキルアップに当ててみてください。