おや、モアイくんがおもむろにダッシュをしています。
どうしたのでしょう?
なるほど。
モアイくんのように運動会に備えて、日頃の運動不足を取り戻すべく、密かに準備する父親も多いことでしょう。
一方で、仕事で参加できない、あるいは、参加するのが億劫な方もいるのではないでしょうか?
しかし、運動会は子供の頑張る姿を見られるだけでなく、絶好の情報収集の場でもあります。
そこで今回は、仕事で忙しい父親も運動会に参加した方が良い理由をお伝えします。
目次
【1】父親も運動会に参加した方が良い理由
1-1一生に一度きりのイベント
運動会は一生に一度のイベントです。
え?来年もある?
いいえ、違います。
自分の子供がその年齢の運動会は、その年に行われる1度きりです。
年々子供は成長していきますから、その年しか見られない子供の頑張る姿を見ておくことは大切ですし、貴重です。
子供にとっても、父親のあなたが応援に来てくれれば良い思い出になるでしょう。
それに、子供が大きくなると、親が来るのを嫌がるようになり、行きたくても行きにくくなるかもしれません。
1-2子供との絆を深めるチャンス
日頃、仕事が忙しく、子供と向き合う時間がない父親もいるでしょう。
そうすると、運動会などのイベントもつい、母親任せにしたくなりがちです。
しかし、日頃コミュニケーションが取れていないのであれば猶更、運動会に参加すべきです。
運動会に参加する、という意思を示すだけで、子供に「お父さんはいつも忙しいけれど、自分にちゃんと関心を持ってくれているんだ」というメッセージを送ることができます。
それに、「運動会」という共通の話題があれば、普段、あまりコミュニケーションを取ってなくても、話題には困りません。
どんな種目があるのか聞いたりして、運動会の前から積極的にコミュニケーションを取りましょう。
1-3子供について情報収集できる
運動会は子供、親、先生が一体となって盛り上がれる、ある種の“お祭り”です。
考えてみれば、学校という場に関わる人間が一堂に会し、こんな風に盛り上がれる場はあまりありません。
ですから、この運動会という場を大いに活躍し、子供に関する情報収集をすべきです。
まずは、子供が友達や先生とどう関わっているか観察してみましょう。
普段、子供のことは母親から聞いていても、自分で見てみると色々気づくこともあるはずです。
何故なら、父親と母親では同じ出来事でも感じ方が異なるからです。
たとえば、母親が「うちの息子は最近、乱暴な子と仲が良くて心配だ」と感じていたとしても、父親のあなたから見たら「ああいう、ガキ大将みたいな子は自分が子供の時もいたし、見かけほど悪い子ではない」と感じるかもしれません。
この時、大事なのは、どちらの判断が正しいかではありません。
子供の行動や思いに対して、親が色んな見方を示してやることが大事なのです。
そういった意味で、父親が運動会で子供の様子を見て、色々と感じることは大切です。
そして、できれば子供を観察するだけでなく、担任や子供が仲の良い友達の親へ挨拶もしておきましょう。
今後、何かあった時のためにも、顔を知っておいてもうらうに越したことはありません。
子供を見ていてい気づいたことや、気になったことを、担任に聞いてみてもいいでしょう。
1-4父親の格好良さをアピールできる
走るのに自信があるなら、先程お伝えした、父親が参加できる種目に出て、格好良い姿を子供に見てもらうのも良いでしょう。
子供のために仕事を頑張ることは立派ですが、子供の記憶に残るのは、やはり運動会で颯爽と走っているお父さんの姿です。
誰が上手いこと言えと…(苦笑)
でも確かに、運動会で転んでしまう父親、よくいますよね。
そうならないためにやっておくことを、次の章でお伝えします。
【2】運動会に参加するためにやっておくこと
2-1日程を把握する
運動会が土日など、仕事が休みの日に行われる場合でも油断は禁物です。
参加を確実なものにするには、予備日まで確認し、予備日が平日であれば、有休を取っておきましょう。
もし、そこまで出来ないのであれば、子供に(運動会が延期になった場合は参加できない)ということを事前に伝えておきましょう。
子供に大人の事情は通用しませんから、直前になってがっかりさせないためにも、しっかり伝えておこくことが大切です。
2-2父親参加種目に参加するかどうか決める
親が参加する、代表的な種目はリレーでしょう。
参加が任意の場合は、参加するかどうか、決めておきましょう。
運動が苦手なら参加せず、応援に徹するのも手です。
ただし、参加が強制の場合や、運動に自信があり、参加したい場合は以下の2つの準備をしておきましょう。
2-2-1ランニングシューズを用意する
運動会のリレー程度でわざわざランニングシューズを用意するなんて、と思うかもしれませんが、お洒落は足元からなのと同じで、走るのも足元が大事です。
最近のランニングシューズはサポート機能が充実しており、運動不足で衰えた筋力をカバーしてくれます。
転倒防止のためにもランニングシューズを用意すべきです。
2-2-2転倒しないための筋力を鍛える
走ることに自信がないなら勿論、自信があっても、普段走っていないなら、速く走ることより、まずは転ばないようにすべきです。
転んでしまう理由は主に以下の2つなので、その対策をしっかりしておきましょう。
①体を支えるための中臀筋が衰えている
中臀筋は一般的な筋トレでは鍛えられません。
鍛えるには横向きで寝て、タオルを丸めて脇腹の下に入れます。
そこから腰が反らないように注意して、足を上斜め後ろに上げて、下ろします。
これを最低1日10回行いましょう。
②前に進もうという意識だけが先行して脚がついていかない
前のめりになって転倒してしまうのを防ぐためには、姿勢が大切です。
身体を垂直に保ったまま、その場で足踏み、腕振りの練習をしましょう。
この時、腿をしっかり腰の位置まで上げることが大切です。
振り出す足の位置が低くなると躓いて転倒しやすくなります。
まとめ
日夜、仕事に追われている“お父さん方”にとって、子供の運動会はともすると腰の重い行事かもしれません。
けれど参加すれば家族の絆が深まり、思い出もできます。
それはある意味、仕事以上に大切で、かけがえのないものです。
ぜひ今度の運動会には準備を整えて、参加してみてはいかがでしょうか。