おや?
モアイくんが何やら落ち込んでます。
どうしたのでしょう?
長いな!(笑)
しかし、実際、モアイくんのように仕事上のあらゆることを深刻に受け止め、気に病んでしまう人もいるのではないでしょうか。
そうした精神状態が続くと、結局仕事へ行くのが嫌になり、辞めることになったり、最悪、うつ病になってしまったりします。
できれば、そんな羽目に陥らず、働き続けたいですよね。
そこで今回は、色々気に病んでしまう人へ、職場で起こる9割のことはたいしたことではなく、気にしなくていいということをお伝えします。
目次
【1】なぜ色んなことを気にしてしまうのか
職場で起こる色んなことを気にしてしまう人は主に以下の2つのタイプに分けられます。
ここではタイプごとに対策もお伝えするので、自分がどちらのタイプに当てはまるか確認してみてください。
1-1真面目過ぎる
真面目なのはいいことです。
ただし、真面目過ぎると、色んなことを気にしてしまうことにもなります。
1-1-1人の言うことが気になる
真面目な人は、職場で言われたことを全て真正面から受け止めてしまい、そのことを気にし過ぎてしまうことがあります。
そうですね。
相手も人間ですから、時には軽はずみなことや、あなたを傷つけることを口にしてしまうこともあるでしょう。
そしてそれに気づかないこともあります。
上司であれば立場的に強く言わなくてはいけないこともあります。
しかしいずれの場合も、あなたの人格を否定したり、個人攻撃をしようという意図があるものではありません。
ですから、あまり被害者意識を持たず、失礼なことを言うな~くらいの気持ちでスルーしておきましょう。
なぜなら、あなたもまた、気づかぬうちに同僚などへそうした言葉を口にしているかもしれないからです。
職場は仕事をする場所ですから、投げかけられる感情的なメッセージはスルーして、業務に関係するところのみ受け取って淡々と仕事を進めましょう。
そしてもし、相手が本当にあなたを傷つけようという悪意を持って何かを言ってきているのだとしたら、上司や周りに相談すればいいことです。
1-1-2仕事の進め方がハッキリしないと気になる
真面目な人ほど、仕事の進め方などでマニュアルが整備されていないところがあると、気になって仕事が止まってしまったりします。
その通りなのですが、真面目な人はきっちりした性格ゆえに、やり方が決まっていないと不安や不満を覚えがちです。
気持ちはわかりますが、そうした時は、そのこだわりやモヤモヤが、仕事のゴール、つまり結果のクオリティと関係するかどうかで考えましょう。
もし、クオリティに関係しないのであれば、まぁ仕方ないかと諦めることも大切です。
「木を見て森を見ず」という言葉があるように、仕事は細部も大事ですが、そこにこだわりすぎて、結果という「森」を意識することを忘れてはいけません。
1-2心配性
心配性な人も、色んなことを気にしがちです。
1-2-1新しい仕事にチャレンジするのが不安
心配性の人は、仕事のやり方が変わったり、新しい仕事を覚えなくてはいけなくなった時、少しでもわからないことがあると、周りから取り残されるんじゃないか、これから上手く仕事をやっていけないんじゃないかと不安になってしまいます。
そうなのですが、心配性な人は、自分だけ出来ないのではないか、わかってないのではないかと気に病んでしまうわけです。
そうした場合は、わかるまで質問することが大前提ですが、そもそも、仕事というのは、“やって覚える”ものだと思っておくことです。
説明されて全てわからなくても、7割理解できたら恐れずやってみましょう。
残りの3割はやってみれば自ずとわかりますし、出来るようになるものです。
ですから、あ、わからないな、と思っても慌てないことです。
わかることを整理し、わからないことは聞く、それでもわかりきらなければやってみる、そしてぶつかったところを再度聞けば良いのです。
1-2-2仕事量が多いと不安
心配性な人は仕事量が増えた時も終わらせられるか不安になり必要以上に気にしてしまいます。
そんなあなたへ知っておいて欲しいことは、大前提として職場の仕事というのは、“あなただけの仕事ではない”ということです。
それはチームの仕事であり、部署の仕事であり、その会社の仕事です。
ですから、あなた一人が背負い込むことはありません。
終わらなそうであれば、手伝ってもらえばいいのです。
そのことに罪悪感を覚える必要はありません。
なぜなら考えてみてください。
仕事が終わらなくて、本当に困るのは誰かということを。
もちろん、あなた自身も責められるかもしれませんが、困るのは上司であり、最終的にはその会社の責任者である社長です。
受け持った仕事をやり切る努力はすべきですが、その全責任を抱え込む必要はありません。
2なぜ職場で起こる9割は気にしなくていいことと言えるのか
2-1大抵のことは気にしなくていいノイズ
タイトルにも挙げた通り、そもそも、職場で起こる大抵のことは気にしなくていいことです。
あなたが社長や経営者ならともかく、職場へ仕事をしに行っているだけの、いち従業員であれば、大抵のことはノイズと割り切れます。
職場は色んな人が集まる場所ですから、合わない人もいるでしょうし、
時に嫌味の一つも言われることもあるでしょう。
言われれば多少、嫌な気になるかもしれませんが、それで終わり、流しておきましょう。
何故ならそれはあなたの仕事にも人生にも関係がないことだからです。
また、仕事というのは日々変化していくもので、それに対応していかなくてはいけません。
そのことに不安を覚えることもあるでしょう。
けれど、あなたのペースで対応すれば良いのです。
その他のこともそうです。
気にし過ぎは疲れるだけで生産性もありません。
2-2気にしなくてはいけないことだけ気にすればいい
モアイくんのような人もいるかもしれませんが、あなたが気にしようがしなかろうが、大抵のことは流れていきますし、どうにかなります。
逆に、重要なことは、あなたが気にせずとも周りから嫌というほど言われるはずなので、そこだけ気にしておけば大丈夫です。
長く働くためには、要所要所で頑張り、時には省エネでいくことも覚えましょう。
まとめ
今回は職場で色んなことが起こるたび、気になってしまう人に向け、対処法を解説しました。
本文でもお伝えしましたが、大抵のことは何とかなります。
嘘だと思うなら、気にする前に小さくとも行動を起こしてみてください。
そうすれば、(あ、本当だ、何とかなった)と、気づくはずです。
そうやって、“気にしない”メンタルを育てていきましょう。