「転職が決まったけれど、初出勤までに何を準備すればいいのだろう?」
「当日はどんなことに気をつけたらいい?」
内定が出たら転職活動の緊張から解放されてホッとしたいところですが、初出勤までにやらなければならないことは多くあります。
退職に関することと転職に向けての準備、それぞれをスケジュール管理をしてこなしていきましょう。
今回は、退職から初出勤までにやっておくべきことについてご紹介します!
目次
初出勤までは慌ただしい日々を覚悟しよう
転職が決まり新しい職場に初出勤するまでは、前職の退職に関する諸々の手続きや引き継ぎ、転職に関する準備に追われて慌ただしくなります。
退職までに有給休暇を消化する場合は前職の引き継ぎをタイトなスケジュールでこなさなければならず、さらに慌ただしさが増します。
内定が出たら、退職から転職先への初出勤に向けてスケジュール管理をし段取り良く進めていくことが必要です。
退職に関する流れ
内定が出て内定承諾の意思を示した後は、現職で退職までに行うことがあります。
1.退職の意志を示す
まず直属の上司に退職の意思を伝えます。
最低でも1ヶ月前には伝えます。
職種によっては引き継ぎに時間がかかることもあり3ヶ月ほど前に伝えたほうがいい場合もあります。
退職願を提出することが定められている場合は退職願を作成し提出します。
期限は会社の規則に従いましょう。
2.引き継ぎを行う
引き継ぎは後任者が困らないよう責任を持って行います。
引き継ぎを資料にまとめるとより良いでしょう。
3.会社から貸与されている備品の返却
健康保険被保険者証・会社から支給されている備品・社員証・名刺・制服・資料・パソコンなど会社から貸与されているものは随時返却していきます。
退職日にはすべてを返却できるようにしましょう。
4.会社から受け取るものの確認
退職するときには会社から受け取るものもあります。
雇用保険被保険者証・年金手帳・源泉徴収票・離職票・退職証明書などです。
5.退職日のあいさつ
退職日には同僚や上司にあいさつをします。
お菓子や雑貨など相手との関係性に応じてお世話になった感謝としてギフトを用意しておきましょう。
初出勤までにしておくべきこと7選
初出勤の日までに準備しておくことも多くあります。
ギリギリになって焦ることのないよう、時間に余裕をもって進めましょう。
本項で詳しくご紹介します。
新しい業務の予習
出勤日までにある程度新しい仕事に関する予習を行いましょう。
特に今までと異なる業種や職種に転職する場合は研究しておくことで、入社後の仕事にスムーズに取り掛かれます。
採用担当者への連絡
内定が出てから初出勤日まで、人によっては数ヶ月空くこともあります。
その間、採用担当者からの連絡を待つだけでなく、2週間に一度〜1ヶ月に一度程度は連絡をするようにしましょう。
就業規則の再確認
転職先の就業規則を確認しましょう。
疑問点があれば採用担当者に問い合わせましょう。
必要な備品の準備
職種や業種が変わる場合、新たに必要になるものがあれば揃えましょう。
転職先で営業職に就く場合はA4サイズが入る鞄、名刺入れ、手帳などが必要になります。
服装
転職先によっては服装が変わることもあるでしょう。
スーツ着用が規則なのか、オフィスカジュアルで良いのかを確認し、転職先に合わせた服を準備しましょう。
健康診断
出勤前までに指定された病院で健康診断を受けるよう言われる場合があります。
前職の有給休暇などをうまく使って受診しましょう。
必要書類の準備
健康診断書・身分証明書・社員証に貼る写真・給与振込先通帳などを準備しておきましょう。
入社当日の流れ
初出勤日は、主にオリエンテーション・研修・入社に伴う手続きなどが行われます。
通常業務に就くことはない会社が多いでしょう。
同じ部署になる人に紹介されることもあるので、簡単な自己紹介も考えておくといいでしょう。
人の印象はほとんど第一印象で決められ、しばらく変わりません。
最初が肝心です。
身だしなみから言動まで、好印象を与えるよう心がけましょう。
初出勤日の出社時間ですが、指示された時間の10分前程度がいいでしょう。
ギリギリになるのもよくありませんが、あまり早く出社しても対応する側の準備が整っていない可能性があります。
まとめ
今回は、内定が出てから退職までに行うことと、初出勤に向けて必要な準備についてご紹介しました。
内定が出た後は初出勤の日までにこなさなければいけないことが多くあります。
スケジュール管理をしっかりして段取り良くこなしていきましょう。
新しい仕事に関して勉強しておくことがある場合はさらに忙しさが増します。
転職活動が終わってホッとしたいところですが、引き続き気を引き締めてひとつひとつ対応していきましょう。