1分で読める【教えて!モアイくん】行くも進むも難しい「転職浪人」からの脱出法

ん?
最近、転職したモアイ君が
何だか悩んでいます。
 

モアイ
実は本当に行きたかった業種は別にあったんだよね…

なるほど。
本当に自分がやりたいことを求めて
転職をする人は多いです。

しかし、誰もが望む会社、業種へ
転職できるわけではありません。

その結果、恐怖の「転職浪人」状態に
なってしまう人も多いです。
 

モアイ
転職浪人?何その嫌な言葉。聞いたことないけど…

 

でしょうね。
さっき筆者がこの記事を書くために
考えた言葉ですから
(()

モアイ
なっ!?

 

ということで()
今回は転職浪人とは?
というところから
そうならないための方法をお伝えします。

  

転職浪人とは

人生とは不思議なものです。
好きでも嫌いでもない仕事を
淡々とこなす日々の中で
突然気づくことがあります。

そういえば
自分はコレが好きだったんだ
こういう仕事がやりたかったんだと。

そして一念発起し、転職を試みます。

しかし、未経験から新しい業種に潜り込むのは
至難の業です。

モアイ
35歳以上だと猶更厳しいよね…

 

そこで「やっぱり無理か」と諦めて
これまでの会社で働き続けられる人は
ある意味幸いです。

問題は、諦められず、もしくは夢を追って
今の会社を辞めてしまった場合です。
もう戻ることはできません。
かといって望んだ業種にも就けない。

けれど生きていくためには
何かしらでお金を稼ぐしかない。

その結果、どうなるか。
さしあたり受かった会社で働く
ということになるでしょう。
これが筆者の考える「転職浪人」です。

転職浪人のデメリット

ではこの転職浪人状態になると
何がまずいのかを説明していきます。

時間だけが過ぎていく

本当に行きたい業種に行くまでの
「腰掛け」で入った会社でも
新たに入った会社であれば
覚えることも沢山あります。

そうした状況では
体力的にも精神的にも
すぐに転職活動をするのは難しいでしょう。
そうして時間だけが過ぎていってしまいます。
 

状況に慣れてしまう

やりたいことを仕事にするために
転職活動を始めたはずなのに
望みとは違う会社で働くうちに
その状況に慣れてしまい
最初の志を忘れてしまうことがあります。

そして思うのです
「あれ、何でこの会社で働いているんだっけ?」と。

モアイ
転職した意味ないね、それ…

 

しかも、さしあたり生活していくために入った場合
アルバイトや契約社員であることが多く
元いた会社より立場も不安定になり
収入も落ちていることが多いです。

モアイ
怖すぎる‼転職浪人…

 

転職浪人にならないために

ではモアイくんを震え上がらせる
そんな転職浪人にならないために
転職活動中に気をつけるべき点を
お伝えします。

自分の武器を明確にする

その業種に行きたいと思ったからには
その業種に関連することが得意だったり
仕事でなくても趣味のレベルで
経験があったりするはずです。

転職活動中はそれらを総動員して
アピールしましょう。

待遇にこだわらない

就職浪人にならないためには
望む業種の会社に入ることが第一です。

転職活動中はそれを最優先にし
その他の待遇などは二の次にすべきです。

たとえば収入面でいえば
1ヶ月自分が幾らで生活できるかを計算し
それをクリアするだけもらえるなら
とりあえず
OKくらいの気持ちでいきましょう。

とにかく「未経験歓迎」を謳う会社を
積極的に受けることです。

モアイ
何かを犠牲にする覚悟がなかったら、やりたい仕事には就けないよね

 

就職浪人になってしまったら

ではもし、就職浪人になってしまったら
どうすればよいのでしょう。
次はそこから脱出するために
必要なことをお伝えします。

転職のための勉強をする

さしあたり生活の保障はされたわけですから
自分が望む業種に転職するために必要な
資格などの勉強をしましょう。

副業として経験を積む

業種にもよりますが
自分がやりたい仕事に副業として
チャレンジしてみましょう。

副業としてやってみれば経験値が積めますし
自分がその業種でやっていけるかどうかもわかります。

貯金をする

少額でも必ず貯金をしましょう。

望む業種へ向けてもう一度転職活動をする時に
今度は経済的な理由で妥協せずに済むようにです。

最悪無職になっても
半年は転職活動を続けられるくらいは
貯めましょう。

期限を決めて辞める

本当にやりたい業種、仕事があるなら
とりあえずで入った会社に
長居すべきではありません。
期限を決めるか
お金が貯まったら辞めるべきです。

転職、とくに未経験業種への転職は
歳を取れば取るほど不利になるからです。

モアイ
でも、その結果、路頭に迷ったらどうするの…?

 

路頭に迷わないよう
必死に転職活動をするしかないでしょう。
転職が上手くいくかどうかは
誰にもわかりません。
未経験業種への転職となれば猶更です。

少しのリスクも取れないのであれば
そもそも、目指すべきではありません。

3の選択肢もある

ここまでわりと厳しめなことを書いてきましたが
最後に別の視点からのアドバイスもしておきます。

それは、今までの内容と矛盾するようですが
転職浪人かどうかを決めるのはあなた自身
ということです。

入りたい業種があった、入れなかった
そんな時、拾ってくれた会社に入った。

最初は腰掛けのつもりだった。
けれどやってみたら仕事は意外に面白かった。
人間関係にも恵まれた。
自分には他に目指すべき場所があるんだと思いつつ
居心地が良くてずるずると来てしまった…。
実際、そういう人もいるでしょう。

あなたがその状況に納得できているなら
それもアリです。

 転職活動のゴールとは
「たった
1つの理想の業種や仕事」に就くこと
ではありません。

あなたが気持ち良く働ける
職場や仕事に辿り着くことがゴールです。

たとえそれが
最初目指した業種や仕事と違っても、です。

まとめ

憧れの業種目指して転職したはいいけれど
望んだ業種に入れなかった
そんな人は多いでしょう。

その時どうするか。
それはあなたの心だけが知っています。

今、転職浪人状態の人は
ぜひこの記事を参考に
自分の進むべき道を見つめ直してみてください。