「転職するからには給料アップしたい!」
多くの人は、転職時に
給料がアップすることを望みます。
しかし、必ず給料がアップするかというと
そうではありません。
給料がアップする転職をするためには
いくつかのポイントがあります。
今回は、転職活動の現状も含め
給料がアップする転職活動について
ご紹介します!
目次
転職する人の6割は給料は上がらない現状
厚生労働省が行っている調査によると
令和2年1年間の転職入職者の賃金変動状況は
前職の賃金に比べ
「増加」した割合は34.9%
「減少」した割合は35.9%
「変わらない」の割合は 28.4%
となっています。
転職者の6割以上が年収は前職と変わらないか
少なくなっていることが分かります。
転職するからといって
必ずしも給料が上がるわけでないのが現状であることが分かります。
参考:厚生労働省|-令和2年雇用動向調査結果の概況-
なぜ給料が上がりづらいの?
給料が上がらない
もしくは下がる転職の典型としては
まず異業種・異業界への転職であることが
挙げられます。
社会人経験が豊富だとしても
転職先の業界や業種が未経験だとすると
「新人」ということになり
給料も下がります。
また、社歴がリセットされることで役職が下がり
それに伴い給与が下がることがあります。
年功序列で昇給している人は注意が必要です。
前職の給料が低い場合は
それと変わらない額を提示されることがあります。
転職先企業は、給与の基準として
前職の給与を参考にする場合があるためです。
ひと月の給与は前職より上がったとしても
賞与や各種手当が少ないために
年収としては減ってしまうケースもあります。
転職しても給料が上がらない理由は複数あります。
給料アップするための転職を狙うなら
次項でご紹介するポイントを押さえましょう。
どうしたら給料アップの転職ができる?
給料アップの転職を目指すなら
どのようなポイントを押さえるべきなのでしょうか?
本項で詳しくご紹介します。
オンリーワンのポジションを探す
応募先企業にとって唯一のポジションに転職すれば
給料はアップする可能性が高いでしょう。
それまで企業内にいなかったポジションで
今後どうしてもいてくれなくては困る人材であるため
給与額は高く提示するでしょう。
専門的スキルなどを持っている場合は
オンリーワンとなる転職先を見つけるチャンスです。
基本給が高い企業を探す
基本給が低い会社だと
自分に能力がありさまざまな手当がついたとしても
思うような額がもらえないことがあります。
また、賞与は「基本給✕◯ヶ月分」で
計算されることが多く
年収にも影響します。
給料アップを目指すなら
まずは基本給をチェックしましょう。
経験職で勝負する
それまでに積み重ねた職種で転職することが
給料アップのための転職につながります。
会社が違えどスキルはあるので
能力に見合った給料が期待できます。
成績で給与アップする会社を選ぶ
自分の成績次第で給与がアップする
職種や企業を選べば
給与は自分次第でアップします。
成長している業界や会社を選ぶ
自分に能力があっても
所属する業界や会社の業績が悪ければ
給料は上がりません。
転職を希望する業界や企業を
よく研究することが大切です。
今後伸びそうな場所を選びましょう。
選考途中や内定時に交渉する
給料に関することは
転職理由で大切な項目なので
選考途中や内定時に交渉することも可能です。
もちろん、それに見合った仕事をするという
姿勢を示すことが大切です。
給料アップの転職にするためにスキルを磨こう
給料がアップする転職を叶えるには
業界研究をし、転職を希望する企業について
よく調べてから応募することが大切です。
一方で、もっとも大切なことは
自分のスキルを磨いておくことです。
転職しても役立つスキル
ポータブルスキルを身につけることです。
分かりやすい例で言えば
資格を取得することです。
資格はポータブルスキルの代表格です。
転職活動を始める前に
仕事に役立つ資格があれば
積極的に勉強を始めましょう。
経験に資格が加われば
給料アップ転職に一気に近づきます。
どこに行っても重宝される人材になれば
それなりの給料が見込めるのです。
いずれ転職を考えている人こそ
現職の仕事に邁進し
スキルアップを測りましょう。
まとめ
いかがですか?
今回は、転職した人の中で
給料がアップするのは過半数以下である現状とその理由
給料がアップする転職をするための方法について
ご紹介しました。
給料がアップする転職を叶えるには
業界研究と企業研究が必須です。
それに加え、転職活動をスタートさせる前に
まず自分のスキルを磨くことが大切です。
ぜひ、給料がアップする転職の道につなげましょう!