[在宅ワーク・テレワーク・リモートワーク]家で働くことの【メリット】と【デメリット】

新型コロナウイルスの流行により
広く認知されたテレワーク。
(在宅ワーク・リモートワーク)

多くの企業が取り入れたことから
「家で働く」ことに慣れた人も多いでしょう。
あれから2年以上が経過し
当初はテレワークを導入していた企業でも
完全出社に戻しているケースもあります。

一方で、働く人は
「もう週に5日も出社するなんて考えられない」
と嘆くことも・・・。
テレワークが可能な会社に
転職を考える人もいるでしょう。

そこで今回は
テレワークのメリットとデメリットについて
ご紹介します!
ぜひ、参考にして下さい。

テレワークとは?

テレワークとは
ICT(情報通信技術)を活用した
場所や時間にとらわれない
柔軟な働き方のことです。

在宅ワークやリモートワークなどと
同義語として使われることが多いです。
テレワークが可能になった背景には
ノートPCをはじめスマホやタブレットなど
モバイル機器の普及があります。

インターネット環境を利用することで
オフィスから離れた場所で
仕事ができるようになったのです。

新型コロナウイルスが流行して以降は
フルタイムで出社するワークスタイルが見直され
多くの企業がテレワークを実施しました。

テレワークを経験した人は
その働きやすさや人間関係のストレスから解放される
心地よさを実感している人も多いでしょう。

フルリモートでなくても
週に3日はテレワーク可能など
いろいろな取り組みをする企業があります。

転職活動をする際には
「テレワークが可能な企業」というのが
求職者のひとつの希望条件になってきています。

なぜテレワークを望む人が増えたのか?

テレワークを望む人が増えたのは
通勤ストレスやワーク・ライフ・バランス
人間関係で生じるストレスを考えたときに
メリットを感じる人が多いためです。

出社をする場合
まず通勤に時間が取られます。
片道30分かかるとしたら往復で60分。
毎日1時間を通勤に使うことになります。

その時間がなくなれば
子どもの習い事の送迎もできるし
家事にあてることもできます。

社内で起こるさまざまな人間関係のいざこざに
心がかき乱されることも減ります。

以前はそれらのストレスも含めて
「お給料だ」と諦めていたことも
テレワークが可能であると広く認知されたために
望む人が増えていると考えられます。

テレワークのメリット

テレワークをすることのメリットは
どんなものがあるでしょうか?
本項で詳しくご紹介します。

ワーク・ライフ・バランスが可能になる

通勤に使う時間がまるまるなくなるので
家事や育児との両立がしやすくなります。
昼休憩時に家事を進めることもできます。

好きな場所で働ける

テレワークというと在宅勤務を想定しがちですが
会議などがなければカフェで行うこともできます。
自分の好きな場所で仕事ができる自由があります。

通勤のストレスがなくなる

通勤にかかるストレスは
多くの人を悩ませるものです。

朝の通勤ラッシュに巻き込まれて
イライラする時間がなくなります。

仕事を集中して行える

出社していると、集中して仕事をしたくても
電話応対が発生したり
誰かに話しかけられたりして
頻繁に中断するものです。

テレワークでもチャットなどで連絡が入りますが
頻度は下がります。

自由時間が増える

通勤時間がなくなることで
自由時間が増えます。

その時間で資格の勉強をしたり
趣味の時間にあてることが可能です。

服装が自由

スーツ着用が義務の会社の場合はもちろん
そうでなくても、出社するからには
毎朝それなりに身支度を整えなくてはいけません。

特に女性にとっては
毎日の服選びは
地味に頭を悩ませるものです。
テレワークなら服装は自由です。

ミーティングや商談などを
オンラインで行うときだけ
身支度を整えればOKです。

節約になる

毎日通勤をしていると
それに伴う出費があります。

オフィスにふさわしい服装
女性であればメイク用品など。
また、美容院に行く頻度もあがります。

テレワークの場合
これらの出費がおさえられます。

テレワークのデメリット

もちろん、テレワークには
デメリットもあります。
ご紹介しましょう。

コミュニケーションが減る

テレワークでは
「ちょっとした雑談」の時間が
ほぼなくなります。

出社していれば
書類を受け渡しに行ったときにちょっと雑談したり
洗面所で会ったときに少しおしゃべりしたりなど
人と人とのコミュニケーションを深める場があります。
テレワークではそれがなくなってしまいます。

チャットやオンラインミーティングのときに
少し雑談することはできますが
格段に減ると思っていいでしょう。

オンオフの切り替えが難しい

家で仕事をすることが普通になると
オンオフの切り替えが難しくなります。

人によっては、出社していたときよりも
残業時間が増える場合があります。

ちょっとした疑問や質問が解決しづらい

社内にいればちょっとした疑問がわいたとき
気軽に隣の席の同僚に聞けることも
テレワークでは難しくなります。

「この程度のことでチャットしてもいいのかな・・・」
と気が引けることがあります。

特に社歴が浅い社員にとっては
「ちょっと聞きたい!教えてほしい」
ということが頻発するので
そういった面で困るシーンが増えます。

報連相がうまくいかない可能性

チャットやメールのやりとりでは
「報連相」のハードルが上がります。

「この程度なら、いちいち連絡しなくていいだろう」
と思ってしまい、後からトラブルになる可能性があります。

まとめ

いかがですか?
今回は、注目度の高い働き方である
テレワークについてご紹介しました。

テレワークが普及した理由や
そのメリットとデメリットについて
解説しています。

テレワークが可能な企業への転職を考えている人は
メリットとデメリットをよく理解し
比較した上で「自分に合う働き方かどうか」を
見極めましょう!