2022年がスタートして早1ヶ月。
「今年こそは習慣にしたい」と高いモチベーションで始めたことは
今も続いているでしょうか?
早くも挫折してしまったという人もいるのではないでしょうか。
物事を習慣化するというのは
なかなか難しいものです。
しかし
だからこそうまく習慣化すれば
それだけ自分へのリターンが大きいものです。
そこで今回は
物事を習慣化するためのコツについてご紹介します!
習慣化することの効用
勉強でも運動でも、物事は継続することで身につきます。
モチベーションが上がったときに多くの時間を割いて取り組み
結局続かないというより
短くても毎日一定の時間を費やして
続けていくことのほうが身につきます。
人生をかけるような大きな目標を持っていたとしても
日々できることは時間的にも体力的にも限られています。
だからこそ、できる範囲で毎日続けるということが大切です。
例えば
1日10分取り組んだら1年で約60時間になります。
それを10年続ければ、600時間。
かなりの時間になりますよね。
カメのようにコツコツと歩んでいけば
「ふと後ろを振り返ったらずいぶんいろいろなことを達成できていた」
という結果につながります。
大きな目標も実現できますし
理想とした人生に近づけるものです。
なぜ習慣にならないのか
では、なぜ習慣化することは難しいのでしょうか?
理由はいくつか考えられます。
まず、目標が高すぎるということがあります。
目標をたてるとき
人はつい理想的だけれど現実的ではない大きな目標を設定しがちです。
そのため、モチベーションが続かず
いつの間にかやめてしまうというパターンが多いようです。
日々自分の役割がいろいろあり
忘れてしまうということもあります。
仕事や家事育児を両立している人は
日々起こるさまざまな出来事に対処する必要があり
それに追われているうちに習慣化したかったことさえ
忘れてしまうことがあります。
目標自体、本当に自分が望んでいるわけではないので
続かないということもあります。
テレビやSNSなどであこがれの人が取り組んでいることを
「自分も真似てみよう!」といった程度の動機だと
自分が望んでいることとはズレている場合があります。
そういった場合はすぐにモチベーションが下がってしまい
続かないことが多いようです。
上手に習慣化するコツ
毎日のルーティンに組み込む
うまく習慣化するには
日々のルーティンのひとつにしてしまうことがもっとも効果的です。
例えば、ヨガを習慣化したい場合。
「朝起きて洗顔・歯磨き・着替えのルーティンの後にヨガの時間を組み込む」
といった具合です。
最初は少し負担ですが
頑張って1・2週間続ければ体がその流れを覚え
「ルーティンの一つとして取り組まないと気持ちが悪い」となります。
こうなったら習慣化の成功です。
時間は短くていい
目標はカメの歩みでいけるものにしましょう。
時間は短くていいので、毎日続けることに重きをおきましょう。
時間を決める
毎日、取り組む時間を決めます。
例えば
「仕事から帰宅して家事などを終えた21時に取り組む」など。
時間設定をしておくと
「その時間までに雑務を終えよう」と思ったりして
他の事にもテキパキと取り組めます。
習慣にする必要性があるか吟味
ルーティンに組み込んだり時間を決めても続かない
という場合は一度自分に問いかけてみましょう。
「これは本当に自分に必要があることなのか?」
「憧れるけれど本当に望んでいるわけではないのかも」
このように自問自答し
「必要なし!」と判断すればきっぱりとやめてしまいましょう。
目標は具体的に、無理をせず
目標が大きすぎるとなかなか続けられません。
それよりも日々できることを考え
無理のない範囲で毎日達成できる方が
モチベーションが下がらずにすみ
習慣化することができます。
宣言する
習慣化したいことを友達や家族に宣言しましょう。
「言ってしまったからには続けよう」という気持ちになれます。
SNSなどで宣言するのもオススメです。
友達を巻き込む
何事もひとりで取り組むより
誰かと一緒にやる方が長続きするものです。
近所の友だちとウォーキングをしたり
SNS上で時間を決めて同じことをしたりするなど
友達を巻き込んでいきましょう。
ガントチャートに記入する
ガントチャートとは
横軸に日付があり縦軸に習慣化したいことを書き込み
達成できたら印をつけていくものです。
手帳に予めこのページが設けられている商品もあります。
1ヶ月単位の表になっていて
これを見れば毎日続けられているか一目瞭然です。
「今日も印をつけたい!」という気持ちが習慣化を促進します。
モチベーションも維持しやすいですよ。
毎日を振り返ろう
1日の最後には、今日を振り返りましょう。
「今日は仕事が忙しくて、取り組めなかった」
「朝のルーティンにうまく組み込めるようになった」
「中途半端にしかできなかった」
など、いろいろあるでしょう。
できれば、良かったところにフォーカスして
「忙しい中ちょっとでも取り組めた」
などの言葉に置き換えましょう。
自分で自分を褒めてあげることは
モチベーションの維持に欠かせないものです。
まとめ
いかがですか?
今回は
目標を習慣化することのメリットと
うまく習慣化するためのコツについてご紹介しました。
大きな目標をたてるのではなく
1日のちょっとした時間で達成できることを
習慣化して積み重ねていくことで
いずれ驚くほど高い山に登ることができます。
ぜひ、うまく習慣化していきましょう!