休み明けは、どうも仕事に気持ちが入らなかったり、身体がだるい、そんな人も多いのではないでしょうか。
休んで身体も心もリフレッシュされているはずなのに、なぜこんなことが起きるのでしょう?
できれば休み明けから気持ちよく働きたいですよね。
この記事では休み明けの「だるさ」の原因と、その対策をポイントを絞って説明します。
ここに書いてあることを実践していただければ、きっと今度の休み明けは、足取りも軽く職場へ向かえるはずです。
目次
休み明けの「だるさ」の3要因
そもそも、休んだはずなのに身体がだるかったり、頭がボーっとするのはなぜなのでしょう。
その主な原因について説明していきます。
自律神経が乱れているため
休日に仕事のストレスを発散しようとして、お酒を飲み過ぎたり、夜更かしをしたり、つい羽目を外し過ぎた経験はありませんか?
逆に、仕事の疲れを回復させようとして、寝過ぎてしまったこともあるでしょう。
こうした、自分ではリフレッシュや疲労回復のために行った行動でも、普段のライフサイクルから大きく逸脱していると、身体の負担となり、「自律神経」が乱れてしまいます。
自律神経は、呼吸など、私達が生命を維持するための土台となる様々な活動をコントロールしています。
ですから、自律神経が乱れると、休み明けにだるかったり、やる気が出なかったりといった影響が出ます。
副交感神経が優位なままのため
しかし、休日のんびり過ごしても、休み明けにだるいこともありますよね。
これは、自律神経の中の「副交感神経」が「交感神経」に切り替わっていないためです。
簡単にいうと、休み中に身体がリラックスし過ぎてしまい、休みが明けても仕事モードに切り替わっていないということです。
人は、リラックスしている時は「副交感神経」が優位となり、身体は休息モードに入ります。
「交感神経」はその逆で、身体を活動的に目覚めさせます。
この2つの神経の切り替えがうまくいかないと、頑張るべき休み明けに、眠くてだるい、という事態が起きてしまうのです。
仕事の悩みを抱えているため
対人関係やノルマなど、仕事上のストレスを抱えていると休みでもリラックスできません。
休みの日でもあれこれ思い悩み、気持ちも重くなり、疲れも取れないでしょう。
そんな状態では当然、休み明けでもやる気が出ず、仕事に行くのもしんどいはずです。
「だるさ」を解消し、「仕事スイッチ」を入れる4つの方法
休み明けのだるさの原因が分かったところで、それを踏まえた対処法について、朝起きるところからお伝えしていきます。
ネガティブな気持ちは時間を決めて断ち切る
前の章でもお伝えしたように、仕事上の悩みがあると、朝から辛く、起きたくないこともあるでしょう。
そんな時は無理に気持ちを押さえつけないでください。
しばらくは布団の中でネガティブな気持ちに沈んでいても構いません。
けれど、時間を決めましょう。
たとえば、自分で「1分」と決め、その間は思い切りネガティブになって構いません。
けれど1分経ったら、ネガティブな気持ちはもう全部吐き出して、生まれ変わった気持ちで思い切って布団から起きましょう。
起きたらまず朝日を浴びる
布団から起きたら、なにはともあれ、まずは朝日を浴びてください。
朝に太陽の光を15分浴びると、自律神経の乱れが整い、自然と活動的になれます。
もし、太陽の光を浴びるのが難しい場合は、コップ一杯の水を飲みましょう。
そうすることで、胃腸の活動が活発になり、自律神経のバランスを整えることができます。
ストレッチをする
だるかったり、気持ちが沈んでいると、自然と姿勢も悪くなり、身体の筋肉もこわばります。
そうすると疲労物質が溜まり、ますますだるくなるという、悪循環に陥ってしまいます。
ですから、もしだるいと感じた時は、大きく「伸び」をし、その後、「脱力」するというストレッチをしてみましょう。
これを何度か繰り返すことで、血流も良くなり、身体も軽くなるはずです。
ToDoリストで頭を整理をする
休み明けで体や頭がボーっとしている時は、ToDoリストを作るのがお勧めです。
実際に紙に書き出してもいいですし、頭の中でやるべきことを優先順位をつけてリストアップするのでも構いません。
やるべきことがはっきりすれば、集中できるはずです。
もし、それでもやる気が出ない時は、スポーツにおけるアップのつもりで、いつもやっている簡単なルーチンワークから始めてみましょう。
簡単な作業で手と頭を動かしている内に、いつもの調子が出てくるはずです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、休み明けのだるさを解消する方法について、お伝えしました。
休み明けのだるさは自律神経の乱れや、仕事上のストレス・悩みからきていることがほとんどです。
それを解消する方法として、ネガティブな気持ちの断ち切り方や、朝日を浴びて身体を動かすこと、ToDoリストを作ることなどをお伝えしてきました。
どうも休み明けは調子が出ないという方は、ぜひ、ご自身の休み明けのルーチンに取り入れてみてください。
また、今回紹介した方法では解決できないような仕事上の悩みを抱えているならば、思い切って転職して環境を変えるのもありです。
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