「この人にはいつもイラッとさせられる」
「あーこの人、またマウントとってきて私の心を逆なでるわー」
同僚に、こんな思いをさせられていませんか?
友達だったら付き合いをやめればいいけれど、職場で毎日顔を合わせる同僚だと、そうもいきませんよね。
そこで、今回はあなたをイラッとさせる同僚との付き合い方についてご紹介します!
目次
嫌いな相手を変えられると思わないこと
基本的に理解し納得しておきたいことは、
「相手を変えられると思わないこと」
これにつきます。
「私をイラッとさせる相手が悪い(変わるべき)」
「私の心を逆なでるようなことをわざと言うなんて性格歪んでる(変わるべき)」
こう思っても、相手を変えるなどということはできません。
「変わるべき」と思えば思うほど、自分が苦しくなります。
自分を苦しませないためにも、「相手を変えることはできない」と思うことが大切です。
入り込みすぎると、自分が苦しくなる
嫌いな相手がいると、仕事中でなくてもその人のことを考えていませんか?
また、家族や友達と話していても、その人のグチになってしまったりしませんか?
嫌いなのに、プレイベートでまでその人のことばかり考えてしまっていては、人生の時間がもったいないですよね。
「相手が変わるべき」と思っていると、プライベートでまで「その人をどう変えたらいいか」なんて思い巡らせてしまいます。
苦しくなる一方なので、考えることをやめることが大切です。
具体的な対処法
では、「イラッとする」相手、嫌いな同僚とどう付き合ったらいいのか、具体的にご紹介します。
適度な距離を保つ
苦手な人と、無理に付き合う必要はありません。
たとえみんなに好かれている人でも、自分が苦手なら無理に好きになろうと合わせる必要はありません。
ただ、この場合は「自分にとって苦手な人」というだけで相手に非があるわけではないので、仕事上は円滑なコミュニケーションをとるよう努力する必要があります。
同じ土俵に立たない
感情的な同僚に責められたりしたとき、応戦することは避けましょう。
こういう人には、自分だけでなく、ほかの同僚も一歩引いて接しているのではないでしょうか?
自分が標的になったときに応戦してしまったら、その人と同じ土俵に立ってしまうことになります。
クールに対応しましょう。
からまれそうになったら、仕事を口実に逃げる
苦手な人が雑談混じりに自分に絡んできたときは、仕事に逃げましょう。
幸運にも職場ですので、仕事を理由に話を中断されても、相手は文句は言えません。
マウントをとってくる人には先手を打つ
マウントをとってくる人というのは、優越感を味わいたいという感情もありますが、その奥底には「自分を認めてほしい」という欲求が隠されています。
そういう人のマウントをスルーしていると、相手は欲求がいつまでたっても満たされないため、よりその態度をエスカレートさせることになります。
そんな人には、こちらから先手を打って褒めてあげることです。
マウントをとりたがる人のいいところは、上昇志向が高いため、比較的仕事もきちんとこなすところです。
そこは純粋に尊敬に値するものですよね。
すかさず、褒めてあげましょう。
相手は承認欲求が満たされることで、次第にマウントをとる必要がなくなっていきます。
相手に期待しない
仕事がいい加減だったりサボり癖のある同僚にイラッとさせられること、職場ではとても多いものです。
しかし、相手は変えられません。自分がその人の仕事をフォローするといった犠牲的行為をはらうことなく、放っておきましょう。
本来、こういった人は上司から注意してくれるはずですが、もしも上司が見逃しているようなら、上司に伝えてもいいでしょう。
その際には、感情的にならず淡々と事実だけを伝えるようにしましょう。
自分を基準にして、相手にも同じ基準を求めない
自分にとっては常識であり当たり前のことであっても、他の人にとってもそうとは限りません。
「常識は人の数だけある」ということを心に留めて、自分と違う基準で動く人に対して批判的な目を持たないように注意しましょう。
「考えないようにしよう」と思うより、他に熱中できることをする
嫌いな同僚のことが頭から離れないと悩んでいる人は、「考えないようにしよう」と思うのではなく、熱中できるものを探すことをおすすめします。
趣味があればいちばんいいですが、そうでない人は体を動かすことが手っ取り早いです。
ちょっとキツめの筋トレなどをしているときは、他のことは何も考えられなくなります。
味方を増やす
自分のキャラクターを好きになってくれて仲良く話せる同僚や先輩・後輩を多く作っておきましょう。
彼らがマイルドな壁となり、苦手な相手があなたの感情を逆なでするような状況を避けることができます。
嫌いなところばかり注目しない
「嫌いだ」と認識した人に対しては、マイナスなところばかり目につくのが人の性です。
でも、自分が嫌いだと思っている人にも家族がいて誰かの大切な人だったりします。
その人のすべてがマイナスなのではない、ということだけは認識しておきましょう。
イラッとする自分を振り返ろう
同僚に対してイラッとするときというのは、相手に期待しているときです。
自分の中にある「こうあるべき」「こうするべき」という基準に相手を無理やり押し込めようとしていないか、振り返りましょう。
よくよく考えてみれば、自分だって完璧な人間ではありません。
誰かが自分に「こうあるべき!」と何かを押し付けてきたら「いや、無理よ〜」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか?
不完全な人間同士がデスクを並べて働いているのだから、「お互い様」という気持ちをもつことも大切です。
まとめ
いかがですか?
人間関係のストレスは、職場においてもプライベートでも多かれ少なかれあるものです。
でも、相手を変えることはできません。
自分が苦しい思いをしなくてすむように、自分のスタンスを少し見直してみましょう。
ストレスの軽減につながるはずです。
ぜひ、ご紹介した方法を実践してみてくださいね。