面接で臨機応変に話せなかったと嘆くこと、ありますよね。
私もありました。
とっさに聞かれた質問に対して何も思いつかず言葉に詰まったり、つい嘘を口走ってしまったり…。
後から冷静になって考えると「こう答えておけばよかったなあ」と思うこと何度もありました。
今回は自信を持って面接に向かうための心構えと対策についてお伝えします。面接の準備を制する者こそ、面接を制するのです!
目次
企業研究は細かく隅々まで
一番大切なことは企業研究です。
企業研究とは、面接を受ける企業について下調べをして自分の希望職種ややりたいことと結びつけることです。
面接においては企業研究してきたかどうか問われる質問が必ずと言っていいほどあります。
面接官はいかに自分の企業について理解しているかで志望度を測っているからです。
企業研究が疎かな人は入社意欲が低く、入社できてもすぐ辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。
一方で企業研究を細かくしており、それらを伝えられた場合は志望度が高く、入社後も長く会社に貢献してくれると思ってもらえます。
その代表的なのが志望動機ですね。
志望動機で「〇〇がやりたい」という人が多いですが、それをその会社でなければいけない理由や、その会社でどのような成果を上げることができるのかまで突き詰めて考えなければいけません。
そのための大前提として企業研究は欠かせないのです。
企業研究ではまず事業内容についてしっかりと理解しておくことが大切です。
どのような分野で活躍しているのか、経営理念、経営方針なども頭に入れておきましょう。
会社のHPでは社員紹介や部署紹介など具体的な仕事内容まで掘り下げて紹介されている会社もあります。
その場合は隅々まで読み込んで、志望動機に盛り込めるといいですね!
聞かれることをリストアップして準備しておく
面接で聞かれることをあらかじめ予測し、準備しておくことが大切です。
例えば、志望動機や退職理由はマストです。
志望動機は「その企業でなければいけない理由」を必ず述べるようにしましょう。
業界の志望動機などでは「それ、うちの会社じゃなくてもいいよね」と思われてしまいます。
その他転職サイトでも聞かれそうな質問項目が紹介されているので、一度目を通してみると良いですね。
聞かれそうな質問をリストアップできたら、それぞれどのように答えるのか大まかなあらすじを決めておきます。
「これを聞かれたら、この内容を話す」というように点と点を線で結んで、リンクさせておきます。
一語一句話す内容を決めるやり方もありますが、予想外の質問が飛んできたときに対応できなくなってしまうため、大まかに決めておくことをお勧めします。
質問はそれぞれ異なっていたとしても、答え方は同じでもいいのです。
例えば「自己PR」や「強み」「力を入れたこと」は似たり寄ったりの内容で何パターンか用意して、使い分けることもできます。
また、経歴や過去の仕事については必ずと言っていいほど聞かれます。
スムーズに話せるように準備しておきましょう。
必ず聞かれるということは、それほど面接官が重視しているポイントだということです。
1分パターン、3分パターンなど時間に合わせて準備しておくと、もしもの時に活用できますよ。
ひらすら練習して自信をつける
あとはひたすら声に出して練習します。
練習方法は人それぞれですが、おすすめは録音することです。
聞かれそうな質問に対する答えを録音して話してみてください。
そのあと、自分の話したことを聞き直します。
録音を聞くことで、客観的な目線で捉えることができると同時に話し方の癖を知ることができます。
何度も声に出して練習しながら録音を繰り返してみてください。いつのまにかスムーズに話せるようになっているはずです。
準備と練習を重ねれば重ねるほど、それが自信につながります。
面接では自分に自信を持って臨むことが大切です。
面接官の立場からみると、自信がない人を採用しようとは思いませんよね。
堂々としていて「うちの会社で何かやってくれそう!」と思ってもらうためには胸を張って自信を持って発言することが大切です。
面接の準備と練習を反復して「これだけやったから自分は大丈夫だ」と自信をつけて面接に挑んでくださいね!