あら?
何やらモアイくんが落ち込んでるようです。
どうしたのでしょう?
モアイらしさって……。
確かに面接では仕事の能力以外にも
「人柄」といったあなたらしさが問われますね。
募集要項の時点で
「人柄重視」と謳っている企業もあるほどです。
ではどうしたら面接で
うまく自分の「人柄」をアピールできるのか
今回はその方法を学んでいきましょう。
目次
なぜ人柄を重視するのか
そもそもなぜ企業は採用時
応募者の「人柄」を見極めようとするのでしょう?
それは
その企業やそこで働く社員にそぐわない「人柄」だと
すぐ辞められてしまう恐れがあるためです。
そうなると、採用や入社後にかかった研修などの
時間的・金銭的コストが無駄になってしまいます。
そうしたことを防ぐため
企業は「人柄」を重視するのです。
条件や能力が同じなら「人柄」で決まる
企業の募集要項には
仕事のスキルや年齢、経験など
様々な「応募条件」が示されています。
応募する際は
それを満たしていることが大前提です。
しかし
逆をいえばほとんどの応募者が
この条件は満たしていることになります。
そのため
企業は能力や条件が同じであれば
「人柄」が好ましい方を選ぶことになります。
いくら能力があっても
性格に難ありと判断されれば採用されません。
仕事を進める上での
チームワークを乱す可能性があるためです。
もちろん
能力はあるに越したことはありません。
けれど長く働いてもらうことを考えれば
能力以上に人柄が大切なのです。
応募条件に満たなくても「人柄」で採用されることもある
先ほど、「応募条件」を満たしていることが
応募する際の大前提だとお伝えしました。
しかし実際は
多少その条件から外れていても
人柄次第で採用されることもあります。
少しくらいの条件的なハンディなら
熱意と自分らしさを上手くアピールできれば
十分カバーできます。
たとえば
求められる能力に少し足りていない場合は
自己PRでその能力を身に付けるためにやってきたこと
今やっていることを伝えましょう。
年齢の条件に外れている場合も同じです。
書類審査の時点で企業側も
あなたの年齢は分かっているはずです。
それでも面接に呼ばれたということは
あなたの経験や人柄に期待しているのです。
面接では年齢なりの経験
周りと上手くやる社会人としての対人スキルなどを
具体的なエピソードを交えて積極的にアピールしましょう。
人柄や実績が評価されれば
多少の年齢のハンディはひっくり返せます。
「人柄重視」の面接で見られるポイント
①第一印象
やはり第一印象は大切です。
面接はあなたが扉をノックして
部屋に入ってきた瞬間から始まっています。
社会人らしい立ち居振る舞いを
普段から意識しましょう。
リモート面接の場合は
早めに指定のサイトへアクセスし
相手を待たせることがないようにしましょう。
また、背景に余計なものが映り込んでいないかなども
注意しましょう。
②受け答えの印象
面接の受け答えは
嘘をつかず真摯に、が基本です。
たとえ答えに詰まっても
しっかり自分の言葉で答えるましょう。
面接官はそうした場面での
あなたの受け答えを見ています。
③社風との相性
企業にはそれぞれ社風があります。
その社風にそぐわないと判断されれば
落とされてしまいます。
しかし
これに関しては仕方がありません。
無理にあなたの人柄を
社風に「寄せる」必要もありません。
逆に応募する時点で
あなた自身も企業の人柄ともいうべき社風が
自分に合うかどうか
判断するようにしましょう。
④スタッフとうまくやれるか
中小企業やチームで動く仕事の場合
今いる社員との相性が重視されます。
周りと協力して成し遂げた仕事などを例に出し
協調性をアピールしましょう。
人柄を見るための具体的な質問とは
では、具体的にどんな質問で面接官は
あなたの「人柄」を判断するのか
例をあげて説明します。
ー質問事例ー
これまでの仕事で一番大変だったことと
その時どう対処したか
あなたの仕事への姿勢や協調性を確かめる質問です。
このような質問をされたら、前の章でもお伝えした通り
職場の人間と協力しながら達成したプロジェクトのことなどを伝えましょう。
長所と短所は?
長所はあれこれ言うより1つに絞り
具体的なエピソードと共に伝えましょう。
短所は正直に伝えつつも
その短所が場合によっては長所になり得るエピソードを
添えると良いでしょう。
人柄重視の面接で1番大切なこと
ここまで
面接で自分をアピールする方法について
お伝えしてきました。
しかし
そうしたテクニックよりさらに大事なのが
「誠実さ」です。
どんな気持ちで面接に臨んでいるかは
態度や口調に現れ
言葉以上にあなたの人柄を雄弁に面接官へ伝えるからです。
まとめ
いかがでしたか?
人柄重視の面接は、あなた自身の魅力で
採用を勝ち取るチャンスでもあります。
誠実さを忘れず、あなた自身の言葉で
あなたをアピールできるようになってください。