転職活動に役立つ!やる気4倍の計画術【2つの方法】

近年はインターンシップや就職説明会、SPI対策など就職活動のジャンルは幅広く、長期的な活動になってきています。

その就職活動中ふとした瞬間に気が緩んで、そのままやる気がなくなってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。
この場合、あなたのやる気や根性の問題ではなく計画の立て方に問題があったのかもしれません。

今回は計画的かつ向上心をもって就職活動を行うための【やる気4倍の計画術】をお伝えします。

今からお伝えする方法を実践することで、やる気がアップすると同時に、無理することなく就職活動に励むことができることでしょう。是非参考にしてみてくださいね!

間違った目標の立て方

まずは間違った目標の立て方を知ることが大切です。
多くの人が計画を立てる段階で考え方を誤っており、その計画を無理して頑張っています。
間違った計画を実行していても、ただ疲れるだけで効果は薄いでしょう。

間違った計画の立て方を知り、自分を見つめ直してみましょう。

目標が現実離れしている

例えば年収300万しかない人が「今年1年で年収1億にする」という目標を設定したとき、一見大きな夢を持って満ち溢れているように見えますが、現実的には届くはずのない目標です。
目標が大きすぎることによって、具体的に何をすればいいのかが見えにくくなってしまいます。
まず何をするべきかが分からなければ、結局は行動に移せなくて目標を達成できなかった自分を責めてしまいます。

ポジティブすぎる

上記の年収1億にするという目標を「できる」と考えてしまうことが「ポジティブすぎる」考え方です。
自分がおかれている環境やスキルなどを後回しにして、夢は叶うと楽観的に考えることは目標設定における大きな落とし穴です。

自分に厳しすぎる

自分に厳しすぎるのも、ほどほどにしておきましょう。
自分に厳しい人は完璧主義の傾向が高いです。

完璧主義であるが故に行動に移せなかったり、失敗したときの絶望感を他の人の数倍も大きく受けてしまったりとネガティブな考えに陥りやすいのです。

例えば、翌朝のスケジュールを寝る前に組んだとしましょう。(朝早く起きて勉強をするなど)
計画を立てる段階では早起きするという気持ちが湧いてきているはずです。

しかし翌朝寝坊して計画通りの勉強できなかったとしましょう。
その場合自分に厳しすぎるあるいは完璧主義者の場合は「寝坊した自分は落ちこぼれだ」と深く憔悴してしまい、その日一日中憂鬱な気持ちになってしまいます。

たった1日早く起きられなかっただけで、深く落ち込むことはないはずです。
これらのことから、ある程度の怠けや甘えも計画の考慮に入れるべきなのです。

やる気4倍アップ!計画術

では、やる気が4倍も上がる計画の立て方をお伝えしていきます。

計画は年単位ではなく、日単位でカウントする

ミシガン大学では時間の単位と目標の達成率について調査し、年単位と日単位のどちらの方が達成率が高くなるか研究しました。
年単位のグループには
「18年後のわが子の資金に向けて、いつから貯金しはじめますか?」と、
日単位のグループには
「6570日後のわが子の資金に向けて、いつから貯金しはじめますか?」と聞きました。

どちらも期間は同じはずですが、日単位で考えたグループの方が年単位のグループに比べて4倍も早く見積もって貯金の計画を立てたのです。

この調査結果から日単位の方が計画を身近に感じられて、目先の欲望に負けにくくなることが理由だと推測されています。

近年だとスマホでカウントダウンができるアプリがあるので、それらを活用して日常に取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

くじけそうになったときの対処法を考えておく

目標の設定は上手くできたとしても、計画を実行中に誘惑に負けそうになったり、くじけそうになったりすることがあるでしょう。

例えば就活を頑張ろうと決めていたとしても、友達とのお出かけなど誘惑に負けてしまうことがありますよね。
このような場合はくじけそうになる事例をあらかじめ推測し、その場合どのように対処するのか考えておくのです。

事前に考えておくことで、いざくじけそうになったときでも解決策をすぐに引き出せるようになります。

先ほどの就活の事例であれば「とりあえず友達と電話で就活の情報を交換しあう」など少しの甘えと大きなリスク回避でその場を乗り切ることができるでしょう。

計画は日常生活に組み込む

計画倒れする要因としては自分にノルマを課してしまうことです。

SPIのために勉強を毎日継続しようと1日10問解くことを計画にしたとしましょう。

しかしこれは計画ではなく、ノルマを自分に与えていることと同じになってしまいます。
ノルマをつくることで毎日それをやらなければいけないというプレッシャーを抱えながら過ごされなければいけないため、長続きしません。

毎日10問解きたいのであれば、習慣化することが大切です。
朝起きて歯磨きしている間に単語を覚える、通学中の電車の中で問題を解くなど生活の中に組み込んでいくのです。

まとめ

就職活動は長期戦です。
ときには投げ出したくなる時もあるでしょう。
そのような場合に備えてやる気4倍になれる継続的な計画を立てましょう。
計画は実行されてこそ意味を成すものです。

就職した先でも計画性を持って仕事ができるように今のうちノウハウを身に付けて就職活動を制しましょう!