転職はスキル重視と言われますが、資格が力を持つのも事実です。
応募の条件にもなっていることもあり、資格を取ることで新たな人生をスタートもできますよね。
今回は、働きながら資格勉強を続ける方法をご紹介します。
目次
モチベーションの維持が最も大事
もっとも重要なものはモチベーションです。
殆どの人は三日坊主、忙しい、不合格になってしまったなど勉強を止めてしまうのです。
資格の難易度は関係ない
資格の難易度は「必要勉強時間」を目安に語られます。
簿記2級は300時間以上、社会保険労務士は1,000時間以上と言った具合です。
しかし実は、勉強の方法に難易度は関係ありません。
1週間続かなければ、どんな資格も合格できないからです。
目標設定と意思を示す
モチベーションを保つには強い意思が必要です。
将来の自分は「いつまでに」「どうなりたいか」を明確にイメージしましょう。
このままじゃダメだ!という切迫感が後押しします。
さらに、資格を取得することを周りに宣言しましょう。
自分を追い込むと共に、応援をしてもらえます。
勉強方法の選択
勉強方法は主に3つあります。
自分のスタイル・状況に合ったものを選びましょう。
独学
書店などでテキスト・問題集を購入する方法です。
費用を抑えることができるのが魅力ですね。
反面、学習ペースは全て自分で管理する必要があり、学習効率が低く時間もかかります。
高難易度の資格には不向きでしょう。
通学
資格専門学校への通学です。
忙しい方には不向きですが、対面授業はモチベーションの維持には最適です。
学習ペースも掴みやすく、質問などフォローもあります。
通信教育
自宅に送られてきた教材で学習をします。
一流講師の学習動画により講師が「イマイチだった」を回避できます。
教材の提供速度、進捗管理アプリ、オンラインでのライブ講義などモチベーションを維持する対策がされています。
計画を立てる必要性
やるべきことがはっきりする
試験日までにどこまで進めるかをカレンダーなどに書き込みましょう。
膨大な学習内容がコマ切れになり、その1日何をすべきかがハッキリします。
進捗が分かる
計画があればペースが正しいかが分かります。
遊びたいと思っても、遅れていればこらえなければと思うでしょう。
周りからの誘いを断る理由にもなりますよね。
何分やったかよりもどこまでやったのかが大事
資格勉強のゴールは合格です、机に向かった時間は関係ありません。
どれだけ成長したかを日々確認することがモチベーションに繋がります。
家族の理解を得る努力が必要
学習計画が続かない理由は家族であることもあります。
家族との時間を犠牲にすることになる
資格勉強は家事、育児、レジャーの時間を少しでも多く勉強時間に回さないと成功はしません。
独身なら自分の問題だけですが、家族がいれば話は違います。
今までの生活スタイルそのものを変える「苦痛」を家族にも強いることになるのです。
応援してくれるなら頑張れる
家族の家事負担が増え、レジャーなどの息抜きが減ると、そのストレスから批判や妨害もされるでしょう。
勉強の必要性を伝え、協力を仰ぐ努力が不可欠、家族の応援があればやる気に繋がります。
いつ勉強するのか
勉強を習慣化するのが近道ですが、それには2週間程度かかります。
習慣化は変化であり、変化とは苦痛です。
では、いつ勉強するのがよいでしょうか。
朝
最も効果的と言われています。
疲労がなく、誰からも連絡が入ることもありません。
起きられさえすれば、必ず同じ勉強時間を確保することができます。
通勤や移動時間
隙間時間をいかに利用するかも重要です。
電車通勤なら問題集を開くこともできますし、車通勤でも講義動画を流して復習をすることができます。
昼休憩
お昼を食べた後、少し昼寝したら、10~15分でも勉強ができます。
休日
総復習をするなら休日でしょう。
朝から夕方までやるのも良いですが、集中力がもちませんよね。
平日と同じように起きて、午前中だけというのも良いでしょう。
どこで勉強するのか
自分はどこで一番集中ができるのでしょうか。
これは学習継続にも関係があります。
自室
家族の妨害を受けにくい反面、遊んでしまうのも自室ですよね。
レイアウト変更をして、誘惑を減らすのがコツです。
リビング
テレビ音や家族の話し声が気になってしまう方には向きません。
カフェ
普段と違う雰囲気で「勉強モード」に頭を切替え易いですよね。
コーヒーなども学習を促進してくれます。
お金も払っているのでさらに気合が入ります。
反面、スマホなど見てくつろいで終わるということもありえます。
図書館
無料で多くの人が勉強に訪れている空間は、静かで邪魔も入らず、自分も何かやらなければという気にさせてくれます。
夜遅くまで空いている施設も多く、仕事帰りにもオススメです。
息抜きも大事
ご褒美が無ければやる気も無くなってしまいます。
勉強が終わったらお菓子、試験が終わったら豪華ディナーなど、区切り区切りで贅沢を入れるのもポイントです。
勉強しない日を作るのも良いでしょう。
土曜日はしっかり勉強、日曜日は遊ぶようにするとストレスが減りますし、家族関係も円滑ですよね。
睡眠時間は削らない
今までの生活スタイルを変えず、勉強時間を増やそうとすると睡眠時間を削ることになります。
ですが、すぐに疲労がたまり、早々に燃え尽きてしまいますよ。
眠ることで記憶は定着しますので、なるべく睡眠時間は確保しましょう。
最後に…受験に忘れず申し込む
申込みの締切りまで日がないのに、卒業証明書が必要なことに気づいた!
そして、受験できず…という話はよくあります。
行動は早めにしましょう。
まとめ
勉強を続けるコツは「自分を知ること」です。
どういう時にやる気がでるのか、疲れるのか、ストレスが溜まるのかを知り、工夫をする必要があります。
また、家族を始めとして周りの協力は不可欠です。
周りの協力があれば勉強は格段に続けやすくなるハズ。
学習内容と同じぐらい「環境を作る」ことが大事ですよ。
さあ、あなたもチャレンジしてみましょう!