【見下す人】の心理と【見下されない】ための対処法

「どうも周りから見下されている」

「職場で自分を認めてもらえていないように感じる」

こんな気持ちを抱えて、もんもんとした日々を過ごしている人はいないでしょうか?

いつ何をきっかけに見下されるようになったのかも分からず嫌な気分になり

仕事に行くこと自体が憂鬱になってしまうこともあります。


そこで今回は

見下す人の心理を知ると同時に

そんな人に見下されないための対処法についてご紹介します!

 

見下す人の心理とは


人を見下す人というのは、どんな心理なのでしょうか?


まずひとつは、見下す人自身、自分に自信がないということです。

他者と比較して優位に立つことで

少しの自信を保とうとしているということが考えられます。


また、現状に不満がありストレスのはけ口にしていることもあります。

いずれにしろ、見下す人と見下される人は

能力的にそれほど違わない距離にいるといえます。

自分よりも遥かに上にいる人は

おそらく自分のことを見下さないでしょう。


例えば、自分が小さな子どもたちを見たときに、見下すでしょうか? 

「かわいいな」とか「生意気だな」とは思うでしょうが、見下しはしないでしょう。

自分とそう違わないからこそ、目について自分の感情に触れたりりイライラしたりして

「見下す」という行為になるのです。

 

見下される人の特徴


周りから見下されがちな人にも、特徴があります。

自信がなさそうに見えたり、自分の意見を言わなかったり。

このような人だとわかると

先程ご紹介したような見下す心理を持っている人は

「あ、この人は見下していい人だ」と思います。

そして、見下し始めます。


見下す心理を持った人に付け入るスキを与えてしまっていることを自覚し

うまく対処していく必要があります。

 

見下されないための対処法

この項では、周りから見下されないための対処法についてご紹介します。 

姿勢を良くする

姿勢が良いだけで

自信があるように見えるものです。

自分に自信をつけるためにも

いつも背筋がピンと伸びているか意識しましょう。

相手の目を見て話す

おどおどして視線を合わせない人は

自信がないように見えます。

見下されないまでも、仕事ができないような印象を与えるので

気をつけた方がいいでしょう。

特に自分を見下してくる人に対して

きちんと視線を合わせることが大切です。

自分からあいさつをする

自分からあいさつをできる人は

自信があるように思われますし

自分自身も明るい気持ちになります。

見下されることも気にならないくらいになれることもあります。

仕事の能力を上げる

見下してくる人よりも仕事ができるようになれば

もうそのような態度はとられなくなります。


「見返すために仕事に没頭し、見下してくる人より昇進した」

というような話はよくあります。

悔しさをバネにして仕事の能力を上げていきましょう。

いずれは、「見下してくれたおかげで昇進できた」と思えるようになるでしょう。

ハキハキ話す

話し方でその人の印象は変わります。

ハキハキ話す人は爽やかで仕事ができる印象を与えますから

見下されづらくなります。

口を大きくあけて話すことを心がけましょう。

自分の意見を言う

見下される人は、自分の意見をあまり言いません。

不本意なことを言われたときにも

「自分が黙っていればいい」と思っていると

人を見下すような性質の人は

そこにどんどんつけ込んできます。

見下したがりの人から距離をとる

自分がおどおどした態度をとったりしていないのにも関わらず

見下す態度を崩さない人がいます。


そういった場合は

相手が自分の自信のなさを隠すために

そうした態度を取り続けている可能性があります。

こういう人の態度を変えさせたいと思っても、難しいものです。

「そういう人なんだな」と理解し、距離を置くようにしましょう。

マウンティングにはツッコミを入れる

マウンティングをとりたくて見下してくる人がいます。

同僚や後輩が相手だった場合、いっそ冗談ぽく

「それってマウンティング?」と言ってみるのも手です。

今は、マウンティングをするのは恥ずかしい行為という考えが広まっているので

その一言で今後の相手の行動を抑制できます。

 

どう努力をしても変わらない時は転職を考える


見下してくる人が職場にひとりしかいなくて

その人と距離をとればいいようなら

そのまま職場にいた方が得策です。


しかし、複数の人が徒党を組んで自分を見下してきて

仕事でどれだけ頑張っても一向に認めてもらえないようなら

転職を考えてもいいかもしれません。


そういう人たちがはびこる職場は

そういう文化を持った職場です。

それを、いち個人が変えるのは難しいでしょう。


そういう環境にい続けると、萎縮してしまって

本来の実力も出せなくなってしまいます。

無理をせず転職も視野に入れましょう。


ただし、仕事にやりがいがあり

ストレスフルな人たちが周りにいても頑張れる

という思いがあるなら、踏ん張りましょう。

 

まとめ

いかがですか?

今回は、「どうも職場で見下されているようだ」

と感じている人のための対処法についてご紹介しました。

自分が改善できる点がたくさんあります。


一方で、見下す側の人の心の問題である場合も多いものです。

そのような場合は、静かに距離を置くことで

嫌な気持ちになるのを減らすことができます。


しかし、どんな努力をしても見下される環境に変わりがない

周りの人が徒党を組んで見下してくるといった場合は

思い切って転職を考えるのもひとつの手です。


自分の気持ちを押し殺さなくてすむような選択をしましょう。