職場での飲み会が復活!【上司との飲み会】で気をつけることと【基本のマナー術】

新型コロナウイルスの流行も収まってきて会社での飲み会が復活しているという人も多いでしょう。
2020年以降に入社した人にとっては「上司との飲み会は初めて」ということもあるのでしょう。
上司から飲み会に誘われた場合、どのような振る舞いをしたらいいのでしょうか?
職場の人との飲み会は友人との飲み会とは違い、マナーを知っておくことが必要です。

今回は、上司との飲み会のマナー術について紹介します。
入社して間もない若手社員の方は必読です!

会社の飲み会とは

会社の飲み会は、気のおけない友達との飲み会とは違います。
飲み会はアルコールが入って無礼講になってしまいがちですが、上司もいる場なのでもちろんマナーを守る必要があります。
節度を持って、飲みすぎないことが大前提となります。
お酒が苦手な人は、無理して飲む必要はありません。
お酒が飲めないことを伝えましょう。

ただ、その場の雰囲気に合わせて楽しむ気持ちで、笑顔や明るい雰囲気を絶やさないことは大切です。
上司との飲み会を「面倒だ」と思う人もいるでしょうが、メリットもたくさんあります。
飲み会の場では、仕事場では見られないくだけた面が見えることで上司に対して親近感がわきます。
上司も同じで、どう接していいか分からなかった若手社員に自然に接しやすくなります。
飲み会で交流を持ってお互いに親近感を持つことで、職場で円滑に仕事を進められるようになったりするものです。

飲み会の基本マナー

職場での飲み会の基本マナーについて紹介します。

ブーツは避ける

会社の飲み会は、座敷席の店の場合があります。
ブーツだと脱いだり履いたりするのに時間がかかり周りにも迷惑がかかるので避けた方が良いでしょう。

若手は出入り口の近くに座る

座席には上座と下座があります。
入り口からもっとも遠い奥の席が上座で、入り口に近い席が下座です。
上座には上司が座り、下座には若手が座ります。
店員が持ってきたグラスや瓶、取り皿などは率先して他の席の人に配りましょう。

乾杯はグラスを下に

目上の人との乾杯では、自分のグラスが下に来るようにします。

飲みすぎない

もっとも注意したいのが飲みすぎてしまうことです。
職場の飲み会で悪酔いして失態を犯し、翌日会社で気まずい思いをするというのはよくある失敗です。
職場で良い関係を続けるためにも酔いすぎには注意が必要です。

礼儀を忘れない

飲み会の場だからといって礼儀を欠く振る舞いは避けましょう。
無礼講に見える席でも上司への礼儀を欠いてはいけません。
悪酔いして上司にタメ口を聞いたり失礼な態度をとらないように気をつけましょう。

翌日はお礼を

上司が飲み会の支払いをしてくれた場合は、翌日会社でお礼の言葉を伝えましょう。

お酒のつぎ方・いただき方

お酌は若手や女性に限らず、お互いに注ぎ合うのがスタンダードになってきています。
お酌をする場合、してもらった場合のマナーについて紹介します。

お酌をするとき

お酌をするときは両手を添えて丁寧に注ぎましょう。
ビンの口がグラスにつかないよう注意し、ゆっくり注ぎましょう。
ワインは片手で注ぐものですが、難しいときは無理をせず両手で注ぎましょう。

お酌をしてもらうとき

お酌をしてもらうときは、グラスを少し傾けましょう。
いただいたらグラスを置いてしまうのではなく、一口いただくのがマナーです。
ワインの場合はグラスはテーブルに置いたまま注いでもらいます。

会話のポイント

お酒の席での会話のポイントについて紹介します。

会社では聞きづらいことを聞くチャンス

飲み会では、会社では聞きづらいことを聞くチャンスです。
「課長が仕事でした一番大きな失敗ってなんですか?」
「どうしてこの会社に入ったんですか?」
など、仕事に関することだけど仕事中に聞くほどのことではないこと、聞きづらいことを聞いてみましょう。
お酒が入っているのでフランクに答えてくれるでしょう。
プライベートの話を聞くのも楽しいものです。
「怖いと思っていた上司だけど、プライベートではいいパパやってるんだな」
など、違う側面が見えることで親近感がわいてきます。

上司を立てる

くだけた雰囲気の中でも上司を立てる姿勢を保ちましょう。
無理に引き立てる必要はありませんが、どんなときでも目上の人に敬意を払うことが大切です。

程よく距離を近づける

礼儀が必要な一方で、お酒の席では適度に距離を近づけて打ち解けた雰囲気になることも大切です。
無理する必要はありませんが、緊張しすぎずフランクな姿勢で上司と話をしてみましょう。

まとめ

今回は、職場での飲み会が復活しつつある今、上司との飲み会の基本的なマナーについて紹介しました。
お酌のしかたやいただき方、会話のポイントについても紹介しています。
上司との飲み会に慣れていない若手社員にとっては参加すること自体が気が重いかもしれませんが、会社にいるだけでは分からない上司の人柄に触れられる絶好の機会です。
マナーを心得て、楽しんで参加しましょう!