ふとした時に
「自分は視野が狭かったな」
「どうしたら、視野を広げて物事をみられるようになるのだろう」
と感じることがあるでしょう。
広い視野を持っていると
多面的に物事を見られるため
ビジネスのさまざまなシーンで役立ちます。
今回は、広い視野を持つことの大切さやメリット
そして視野を広くするポイントについてご紹介します!
目次
広い視野を持つ大切さ
「視野」とは、一点を見るとき
その点を中心として見える範囲のことです。
転じて、物事を考えたり判断したりする
範囲のこととして使われます。
「視野を広く持とう」とはよく聞く言葉ですが
その意味は「多面的に物事を見よう」ということです。
多面的に物事を見るためには
思考や知識の幅を広げることが必要です。
経験を通して磨かれる部分が大きいため
若い頃には「いろいろなことを経験して視野を広げよう」
と言われたりまします。
さて、視野を広げることで得られるメリットは多くあります。
視野が広いことのメリット
- 知識や情報を吸収し、分析するのに役立つ
- 的確な状況判断に役立つ
- 信頼を得やすい
- 問題解決にプラスに働く
- 新しい発想・アイデアがわきやすい
- 自分を客観視できる
- 長期的に物事を捉え、冷静に判断できる
視野が広いと、他者の意見に耳を傾け
取り入れようとする意識がはたらき
多面的に物事を捉えられます。
そのため、問題解決が早くなるのです。
新しい発想やアイデアが出てくることにも繋がります。
物事に対しても柔軟になり、他者に寛容になります。
周りからの信頼も得やすくなるでしょう。
好奇心旺盛でフットワークが軽い人は
視野が広がりやすい人です。
世の中には自分と異なる価値観や考え方があることを知り
受け入れられると視野は広がります。
視野が狭いままだとどうなるの?
視野が狭いと、ひとつの考えに固執することになります。
仕事が非効率でも気づかず続け
周りに指摘されても変えようとしないこともあります。
臨機応変に物事を考えられないので
自分の経験だけで判断し
それ以外を受け入れられないのです。
当然、仕事を進める上でマイナスになります。
この他、目先の情報にとらわれて結論を出してしまいがちで
逆境に弱いという側面もあります。
人は、視野が狭い時に「自分は視野が狭い」
と気づくことはあまりありません。
視野が広がった後にようやく
「あのときの自分は狭い視野で物事を考えていた」
と気づくものです。
ですから、いつもいろいろな物事に興味や関心を持ち
行動することが大切になります。
余談ですが、比較的視野が広い人であっても
感情が高ぶっているときや落ち込んでいるときには
視野が狭くなっています。
このようなときに何かを決断しないほうがいいでしょう。
狭い視野では総合的に物事を判断できないためです。
広い視野を持つための8つのポイント
広い視野を持つためにはポイントがあります。
本項で詳しくご紹介します。
知識を増やす
多くの知識があれば、それだけ視野が広がります。
新聞や雑誌、ニュースなどに触れ
知識を増やしていきましょう。
たくさんのことを経験する
休日には趣味の仲間と一緒に過ごしたり
習い事をしたりするといいでしょう。
自分の興味関心のあることに
どんどんチャレンジしましょう。
SNS断ちをする
SNSは多くの情報を得られます。
しかし、自分の興味のあるものしか見ていないため
視野が広がっていない可能性もあります。
また、いつもスマホに目を落としていて
見過ごしている景色があります。
1日といわず、数時間でもスマホを見るのをやめてみると
新しい発見があるかもしれません。
新しい人に出会う
人に出会うことは、視野を広げるのに最適です。
いろいろな価値観や思考を知る絶好の機会になります。
本を読む
人に会いに行ったり旅行に行ったりすることができなくても
本を読むことでそれを補うような体験ができます。
いろいろなことに関心を持つ
日頃見かけるニュースをただ流し見するのではなく
その背景にあることを深彫してみましょう。
また、普段何気なく使っている言葉の由来を
調べてみるのもおすすめです。
周りのことに関心を向けることで世界が広がっていきます。
異なる価値観・世代の人と交流する
自分とは異なる価値観を持った人や違う世代の人と話すと
全く違った視点で物事を見ていることが分かります。
注目するポイントも違うので
自分の視野を広げるために
とてもいい交流になるでしょう。
自分の思考のクセを知る
年齢を重ねるにつれ
「自分はマイナス思考に陥りがち」
「すぐに結論づけてしまう」など
自分の思考のクセに気づくようになるでしょう。
思考のクセは、視野が狭いために起こります。
「あ、またクセが出ている」と気づいたら
違う発想をするようにしましょう。
自分の軸がなければ、物事に揺さぶられるだけ
広い視野を持つために多くのことを経験し
人と出会い、さまざまな価値観に触れることは
大切なことです。
しかし、自分の軸がしっかりしていないと
ただ揺さぶられるだけになってしまいます。
新しい物事に出会うたび
知らなかった価値観に触れる度に
「そちらがいい!」といって
あっちにフラフラこっちにフラフラ・・・。
視野が広がっているようで
「ただ視点があっちこっちに行っているだけ」
ということになっている場合があります。
そんなことにならないために
自分の軸はしっかりと持っておきましょう。
まとめ
いかがですか?
今回は、広い視野を持つことの大切さ
視野が狭いままだと起こる弊害
そして視野を広く持つためのポイントについてご紹介しました。
視野が広いことで得られるメリットはとても多いです。
ぜひいろいろなことに目を向け、トライしましょう。