「経験」を全力アピール!!アラフィフ世代の転職が上手くいく方法をご紹介!

40代後半から50代前半のアラフィフ世代にとって、「転職は難しいもの」と考えるかもしれません。

たしかに、下の世代に比べて採用率は下がります。

しかし、だからといって「転職はしないほうがいい」と決まっているわけではありません。

今回は、アラフィフ世代の転職希望者がアピールすべきものとそのポイントについて、ご紹介します!

アラフィフ転職は経験で勝負!

アラフィフ世代が、下の世代に比べて勝っているものは、何でしょう?

それは、ズバリ経験です。

ずっと同じ業界で働いている人は、その業界内でステップアップしてきたことを活かして転職活動をしていくでしょうから、とても分かりやすいですね。

一方で、異業種への転職は、この世代にとって厳しいのでしょうか?

結論から言うと、やはり他の世代に比べて厳しくなるのが現状です。

しかし、ここでも「経験」を使うことができます。

たとえ異業種への転職だとしても、今までの職種と似たようなものであれば、それを経験として活かすことができます。

さらに、経験とは幅広くとらえていいものです。

業界も職種も異なる企業へ転職を希望している場合でも、これまでの社会人生活で培ったポータブルスキルを最大限活かして転職活動に臨むことができるのです。

他の世代よりも勝っている「経験」を武器にして転職活動をしていきましょう。

経験は資格を持っているだけでは得られない

経験があるというのは、それほど転職に有利に働くものなのでしょうか?

例えば、専門職であればその職種に関する資格が必要となります。

資格を持っていなければ就けない仕事も多いでしょう。

しかし、それ以外の一般企業に関しては、資格必須という募集はそれほどありません。

住んでいる地域によりますが、あっても普通免許くらいのことが多いものです。

たとえ資格が必要な職種だとしても、資格を取ったばかりの新人と、資格はないけれどその職種にずっと就いてきたベテランとでは、ベテランの方が仕事ができることも多々あるものです。

そういったアドバンテージを持てるのが、経験を積み重ねてきたアラフィフ世代なのです。

こういった理由から、アラフィフ世代の転職活動には「経験」をアピールすることが有効になります。

アラフィフ世代の転職のポイント

ここからは、アラフィフ世代の転職活動のポイントについてご紹介しましょう。

実績をまとめる

これまでの経験を洗い出し、自分の実績をまとめましょう。

社会人経験が長い分、実績に関する項目も多くなります。

数十年前のことまで振り返ってまとめる作業は、骨の折れるものです。

しかし「自分って結構いろいろ仕事して、実績を積み重ねてきてたんだな」なんてことにも気づけます。

時系列にまとめた経験の洗い出しは、履歴書や職務経歴書を作成する際にとても役立ちますので、必ず行いましょう。

管理職の経験をアピール

アラフィフ世代ともなると、管理職を経験した人も多いはずです。

これは、同業他社や同職種に即戦力として転職を考えている場合には、とても有効です。

最大限にアピールしましょう。

一方、管理職経験が足かせになることもあります。

例えば、異業界への転職を考えていて、新入社員と同じようにイチから仕事を覚えていくことが前提となるような企業に応募する場合です。

こういった場合は、「管理職にまでなった人が、新人として人から教わる立場になれるか」ということが懸念されます。

このような場合は、それほどアピール材料にならないと考えたほうがいいでしょう。

資格よりも経験が買われる

最初でもお話ししたとおり、資格そのものよりも経験値があるほうが重宝がられる世界はとても多いものです。

「自分には何の資格もないから・・・」とあきらめるのではなく、資格にまさる長年の経験で培ったスキルをアピールしていきましょう。

人脈がものをいう

アラフィフ世代が他の世代よりもより多く持っているもののひとつが、人脈です。

求人広告を見て応募するよりも、人脈をたどって面接を受けるほうが、採用率は高くなるでしょう。

正社員以外も候補に入れてみる

専業主婦の期間が長くて、実績や資格を持っていないという人もいるでしょう。

そのような場合は、正社員を目指すのではなく、ハードルを下げて非正規雇用を視野に入れましょう。

パートタイムとして入社し、そこで実績を積み重ねることで、正社員登用の道が開けることもあります。

キャリアの集大成を見据えよう

アラフィフ世代というと、キャリア人生においては集大成の時期に入っていきます。

ここまできて転職を考えるというのは、一般的に考えればそれほど勧められることではないかもしれません。

しかし、転職しようという気持ちがあり、それを行動に移そうとするのは、決してマイナスではありません。

長寿化に伴い、企業の定年も徐々に引き上げられています。

現在のアラフィフ世代が60代を迎える頃には、定年は70歳くらいが主流になっているということもありえます。

そう考えると、この先10数年から、人によっては20年以上も働くことになるのです。

「この年になって転職なんてムリムリ」と思う必要はありません。

「自分のキャリアをもう一歩進めたい」

「異業種の世界にチャレンジしたい」

こういった希望を持っているなら、ぜひチャレンジしてみましょう。

まとめ

いかがですか?

今回は、アラフィフ世代の転職でアピールすべきポイントは、「経験」であることについてご紹介しました。

この世代にとっての転職は、確かにハードルが高くなりますが、それでも突破する方法はあります。

転職を考えているアラフィフ世代の皆さんは、ぜひ参考にしてくださいね。