「我ながら真面目すぎて仕事をしていて疲れる」
「もっと軽い気持ちで仕事をしたい」
本来ならば長所である真面目な性格ですが、真面目すぎるとデメリットになることがあり本人も苦しむことがあります。
今回は、真面目すぎるために起こるデメリットと改善法についてご紹介します。
真面目すぎる性格に困っている人はぜひ読み進めてください!
目次
真面目すぎると仕事が辛くなる
真面目であることは、仕事をする上で多くのメリットがあります。
仕事をサボらず真面目に取り組むことで成果も上がりますし、締切や時間を守るので周りからの信頼も得られます。
「この人に任せておけば安心」と思ってもらえるシーンが多いでしょう。
ただ、何事も「すぎる」とマイナスの問題が生じます。
真面目すぎると、融通がきかない、責任感が大きすぎるためにストレスを溜め込みやすくなる、頼まれたことを断れず一人で抱え込んでしまうなどの弊害が生まれます。
仕事にもマイナスの影響を与えるものであり、真面目すぎてつらい気持ちを抱いている人は自分を少し見つめ直す必要があるかも知れません。
真面目すぎる人の特徴
真面目すぎる人には以下のような特徴があります。
考えすぎてしまう
真面目すぎるとひとつひとつのことを考えすぎてしまうため、仕事で起こる様々な事象に必要以上に考え悩んでしまうことが多いです。
ひとりで抱え込んでしまう
仕事に責任を持って取り組むため、すべてをひとりで抱え込んでしまいがちです。
「周りにフォローをお願いするべきではない」という思考になる傾向があります。
責任感が強すぎる
仕事において責任感があることは大切なことですが、責任感がありすぎて自分を苦しめることがあります。
仕事が終わった後も仕事のことを考えてしまう人は、この傾向が強いです。
仕事をする上で「自分ひとりに責任がある」ということはほとんどありません。
「べき」「ねばらならない」思考
真面目すぎる人は「〜べき」「〜ねばならない」と考えがちです。
自分の仕事に対してはもちろん、同僚や上司にもその思考を当てはめるため、周りへの不満が大きくなる傾向があります。
休まず働いてしまう
完璧な仕事をするため休憩時間も仕事をしたり残業を重ねることが多い傾向があります。
結果、オンオフのメリハリがつかず心身ともに休めなくなります。
非合理な動きをする
真面目な人は綿密に計画を練って丁寧に仕事をします。
その丁寧さが行き過ぎると、仕事効率という面でマイナスになることがあります。
完璧さよりスピードが重視されるシーンでも計画通りに進めようとすることもあります。
完璧主義
完璧主義であるためにひとつの仕事を終わらせるのに時間がかかることがあります。
周りを見てペースアップすることも大切です。
真面目すぎる自分を改善する方法7選
真面目すぎることに悩む人は、意識して自分の思考を改善する必要があります。
本項で詳しくご紹介します。
完璧でなくてもいいと思う
仕事は完璧であることよりもある程度の完成度であれば問題ないことが大半です。
完璧を求めず、仕事としての生産性を重視しましょう。
期待を受け流す
真面目すぎる人は周りからの期待に応えようと無理をしてしまう傾向があります。
プレッシャーを感じていると思ったら、うまく受け流すよう意識しましょう。
断る勇気を持つ
自分が責任を持って全うできる仕事の許容量を知りましょう。
許容量を超えるほどの仕事を振られても断る勇気を持ちましょう。
他人と比較しない
真面目すぎる人は他人と比較して焦ったり競争心を煽られたりすることがあります。
いい意味で刺激になる程度だったら良いのですが、比較することで無理してしまっているなら注意が必要です。
狭い場所で誰かと自分を比較してもあまり意味がないということを意識しましょう。
自分を肯定する
真面目すぎる人は自分をなかなか認めてあげられない傾向があります。
実際には評価に値する部分はたくさんあるはずです。
自分を肯定するためには、自分ができている部分を紙に書き出すことがよい方法です。
できないところでなくできるところに意識を向けましょう。
この作業を繰り返すことで自分を肯定できるようになります。
自分の「当たり前」を疑う
真面目な人は信念がしっかりある一方で、自分が正しいと思ったこと以外を受け入れられない傾向があります。
自分にとっての常識や当たり前が他の人にとっても同じとは限らないこと、違った考えを受け入れることを意識しましょう。
力を抜く
「仕事に手を抜くことなくすべてを全力でこなし、自分に対しても他人に対しても厳しく完璧を求める・・・」
このような仕事ぶりでは疲れてしまいます。
うまく力を抜いてリラックスするようにしましょう。
真面目な性格をプラスに活かそう
真面目であることは、基本的に仕事でプラスにはたらきます。
責任を持って仕事を全うするため周りから信頼されますし、仕事の質もよいので出世も早いでしょう。
真面目であることのプラス面を失うことなく、「真面目すぎる」部分をうまく削ぎ落としていくことが大切です。
まとめ
今回は、真面目すぎる人の特徴、真面目すぎる性格を改善する方法、真面目をプラスに活かしていくことについてご紹介しました。
真面目な性格の人は仕事上で信頼されやすく出世につながることもありますが、真面目すぎるゆえに自分が苦しくなることもあります。
改善法を試して、気持ちを軽くして仕事に邁進できるようにしましょう。