「今の仕事を辞めて好きなことを活かせる会社に転職したい!」
「好きなことを仕事にすることのメリットとデメリットを知りたい」
好きなことや趣味を仕事にしたいと考える人は多く、楽しい上に収入まで得られる生活に憧れを抱くことも多くあります。
好きなことや趣味を仕事にすることは、本当にメリットだけなのでしょうか?
今回は、メリットだけでなくデメリットについても考えます。
好きなことや趣味を仕事にしたいと考える人はぜひ読み進めてください!
目次
好きなことや趣味を仕事にするメリット
好きなことや趣味を仕事にすることのメリットはどんなものがあるでしょうか?
成長しやすい
好きな仕事をしているので勉強意欲は高くなり、興味のない仕事に比べて成長スピードも早くなります。
ストレスが少ない
好きなことや趣味が仕事になるのでストレスが少なくなります。
興味のない仕事をして周りの人間関係に悩まされたりすることを考えると、そのストレスは雲泥の差です。
ストレスが少ない環境で仕事ができることは心身の健康にとっても良いものです。
仕事にやりがいがあり、仕事に行くことが楽しい
好きなことを仕事にすると、やりがいを持って日々の業務に邁進できます。
仕事に行くのも楽しくなるでしょう。
「月曜が来るのが憂鬱・・・」
などという会社員にありがちな落ち込みに悩まされることもないでしょう。
楽しく努力できるので成功しやすい
努力すること自体を楽しく感じられるので、自然と成功しやすくなります。
成功者の多くは好きなことを仕事にしているものです。
幸福度が高くなる
毎日好きなことに触れられるので幸福度が高くなります。
仕事で幸福感を得られるというのは貴重なことです。
好きなことや趣味を仕事にするデメリット
好きなことや趣味を仕事にできることが一概にいいとは限りません。
デメリットをしっかりと知った上で転職を考えましょう。
こだわりがマイナスになることがある
「好き」という気持ちも、行き過ぎるとこだわりが強くなります。
よい仕事にはある程度こだわりも必要ですが、それ以上に利益に相応しい成果をあげることが大切です。
こだわりが強いと独りよがりになることもあります。
物事を俯瞰して見られる冷静さを持つようにしましょう。
収入が少なくなる可能性がある
会社員を辞めてフリーランスとして活動する場合、最初は収入が減る人が大半です。
収入を安定的に得るためには、まず副業として始めるのが得策です。
転職するとしても給料が下がる場合があります。
特にその業界が未経験の場合は新卒とそれほど変わらない給料のこともあります。
生活にかかるお金を計算しつつ考えましょう。
収入が不安定になる可能性がある
フリーランスになって活動する場合は収入が不安定になります。
会社員の頃のように毎月安定したお給料はもらえませんし、ボーナスもありません。
毎月毎月、自分の努力で収入を安定させていく覚悟が必要です。
嫌いになってしまう可能性がある
好きなことや趣味も仕事になると嫌いになってしまうことがあります。
自分のペースで好きなようにできていた頃とは違い、クライアントの意向や締切、上司の意見などを加味しなければなりません。
「好き」という気持ちだけでは仕事にはできないということを知っておきましょう。
くじけてしまう可能性がある
自分が好きなことを自分よりも大きな熱量で取り組んでいる同僚がいたりすると、好きだったがゆえにくじけてしまうことがあります。
「自分よりも才能がある」
「自分よりもセンスがある」
と感じたときも同様です。
他人と比較して自分に自信がなくなってしまうことがあります。
他人と自分を比べず、自分のペースで進んでいくことが必要です。
やりがい搾取される可能性がある
好きなことや趣味を活かして働ける会社に就職した場合、やりがい搾取される可能性があります。
「好き」という気持ちがあるだけに安い給料で長時間働かされても異を唱えることができず、苦しい思いをして働き続けることもあります。
企業に所属する場合は、仕事として給料や労働時間、休暇が労働基準に則っているかを冷静に判断しましょう。
好きなことや趣味を仕事にする方法
安定した収入を維持するためには、副業から始めるのがオススメです。
波に乗ってから副業を本業にするのがいいでしょう。
転職市場をチェックして自分が好きなことの職種を募集しているなら、チャレンジしましょう。
会社員であれば、毎月安定した給料がもらえますし、ボーナスもあります。
健康診断や有給休暇など享受できる恩恵も多いです。
「自分を守ってくれる」福利厚生はフリーランスでは享受できないものであり、貴重です。
仕事にせず割り切る生き方
「好き」と一言でいっても、その熱量は人それぞれです。
熱量が多い人の中に入って仕事をすることが逆に自分を苦しめることがあります。
フリーランスを選択すれば収入が不安定になるリスクもあります。
仕事である以上、生活を支えてられる程度の収入が必要です。
こういったリスクを考えると「好きなことや趣味はあくまでも休日に楽しむもの」という位置づけにすることもよい方法です。
仕事は収入を得るためのもの、好きなことや趣味は休日に楽しむためのものと割り切ることもひとつの方法です。
まとめ
今回は、好きなことや趣味を仕事にするメリットとデメリットについてご紹介しました。
好きなことを仕事にできたら幸せいっぱいの日々が続くかというとそうではなく、仕事であるが故に嫌なことや辛いこともあります。
メリットとデメリットをよく比較して、仕事にするかどうか考えましょう。