「面接になると、どうもうまく行かない」
「緊張してしまってうまく話せない」
「面接があると思うと憂鬱になってしまう」
面接に対する苦手意識から
転職活動がうまく行かず
悩んでいる人もいることでしょう。
ひとたび苦手意識を持つと
そこから抜け出すのはなかなか難しいものです。
そこで今回は
面接が苦手な人のための対策について
ご紹介します!
目次
面接が採用の決め手になる!
どんな業種・職種を募集する企業であっても
ほとんどの場合は面接を行います。
書類審査や適性検査をパスしても
面接で「ダメだな」と判断されれば
その企業から内定はもらえません。
では、なぜ面接を行うのでしょうか?
ひとつには、企業というのは
集団組織だからです。
会社組織では
営業職やサービス業などといった
対人相手の仕事でなくても
社内でのコミュニケーションや情報伝達など
あらゆるシーンで人との関わりが必要になります。
そのときに
スムーズに会話のキャッチボールができる人か
人間関係を構築できる人か
ということを審査するために行います。
そういった観点からすると
コミュニケーションに苦手意識がある人は
面接で不利になりがちです。
とはいえ
営業職などを志望しているのでない限り
「流暢に意気揚々と話せないといけない」
というわけではありません。
それよりも
志望動機や人間性など
答えの内容が重視されます。
ですから
「面接という場」に緊張してしまって
うまく行かないという人も
決して落ち込む必要はありません。
平常心でその場に臨み
質問に対する答えを言えるようにする
訓練が必要なだけです。
面接が苦手な理由
面接に苦手意識を持つ人には
いろいろな理由があるでしょう。
例えば、話をすること自体が苦手
自分が評価されると思うと緊張してしまう
かつて面接でトラウマになるような経験をした
人見知りしてしまう、など。
面接の得手不得手は
個人の特性や性質によって
左右されてしまうことが多いため
苦手な人にとってそのハードルは
高いものになります。
しかし
ある程度は事前の準備とトレーニングで
乗り越えられるものです。
しっかり対策して
自信をつけましょう。
面接に強くなるための対策
志望動機が、企業が求めるものと合致しているかチェック
面接に臨む前に
改めて自分の志望動機を
振り返りましょう。
「自分の志望動機は、企業側が欲している人材と合致しているのか?」
という視点で考え
場合によっては修正しましょう。
第一印象をよくしよう
面接は30分〜1時間程度で行われます。
面接官は、初めて会った相手を
この短時間で判断します。
そのため
第一印象がとても大切になります。
第一印象が良ければ
その後に話す内容も好意的に見られるものです。
まず、背筋を伸ばして
あいさつをしっかり行いましょう。
そして相手の目を見て堂々と話しましょう。
事前準備をしっかり!
志望動機やこれまでの経歴など
よく聞かれる質問というものがあります。
そういったことに関しては
事前に答えを紙に書き出し
口頭で答える練習をしておきましょう。
うまく話そうとしない
流暢に話そうとしても
面接が苦手な人にとっては
なかなか難しいものです。
しかし、面接官は流暢に話せるかどうかよりも
解答の内容を見ます。
内容がしっかりしていて「欲しい人材だ」
と思われることが大切です。
結論から話す
質問に答える際には
まず結論から話すことを心がけましょう。
そのあとに、具体的な内容を話します。
焦って答えようとしない
答えに困るような質問をされたときも
焦って答えようとしないことです。
焦って言葉を発すると、焦りが加速し
自分でも何を言っているか分からなくなってしまいます。
ゆっくり深呼吸するくらいの間を置き
頭の中で整理してから落ち着いて答えましょう。
待ってもらうのもアリ
答えをまとめるのに時間がかかりそうな時は
「少しお時間をいただいてよろしいですか?」
などと言って時間をもらいましょう。
また、答えられない質問だった時は
素直に「申し訳ありません勉強不足でお答えできません。今後、勉強します」
などと答えましょう。
今後努力するという姿勢を見せることが大切です。
頭が真っ白になってしまったら・・・
緊張すると、途中で自分が何を話しているのか
分からなくなってしまうことがあります。
そんなときは、仕切り直しましょう。
面接はあなたの話を聞く時間なので
「もう一度最初から答えてもよろしいでしょうか?」
などと言えば大丈夫です。
自分も会社を評価する立場だということを頭に置こう
面接は、自分が会社に評価される場であると同時に
自分が会社を評価する立場でもあるということを
忘れないでください。
「この会社は、自分がポジティブな会社員生活を送るに値する会社だろうか?」
「目の前にいる面接官は、同じ職場で働く人としてふさわしいだろうか?」
「会社に清潔感はあるだろうか?」
「働いている人たちは、社会人としてのマナーを持っているだろうか?」
こういった視点をもって臨むことが
過度な緊張を防ぐ方法にもなります。
まとめ
いかがですか?
今回は
面接に苦手意識がある人のための対策について
ご紹介しました。
面接の得手不得手は
その人のパーソナリティによって
左右されがちです。
一方で、流暢に会話できることが
必須なわけではないので
苦手意識がある人でも十分に対策をすることで
面接を乗り切ることができます。
ぜひ自信を持って
自分の経歴をアピールしましょう。
その上で
自分が一方的に評価される立場ではなく
自分も企業を評価する立場だということも忘れず
大きな視点をもって臨んでくださいね。