「仕事で成長していると感じられない」
「どうしたら成長できるのか」
「もっと成長するために転職すべきなのか」
現職で成長実感が持てず、自分のキャリアに不安と焦りを抱く人は多いものです。
しかし、転職すれば成長実感が持てる仕事に就けるかといえばそうとも限りません。
自分の思考を変えることで今までと同じ仕事でも成長できることもあります。
今回は、成長実感が持てないときの対処法について解説します。
目次
仕事での成長を感じられない時期
仕事をしていても「自分が成長している」と感じられないときがあります。
成長意欲が高い人の場合は「成長できていない」と感じると焦る気持ちが募り、転職を考えるきっかけにもなるかもしれません。
ただ「成長できていない」と感じるのは主観による場合も多く、自分自身が今の仕事に対する姿勢を変えてみれば成長材料の宝庫だと気づくこともあります。
一方で「実際に成長できる環境にない」「状況的に成長できていない」という場合もあります。
そういった場合は、自分で勉強をするなど意識的に成長できる材料を見つけ出すことも大切です。
成長は誰かにサポートしてもらってするものでなく、自分から主体的に動き成長につなげていくものであるという認識を持つことが大切です。
成長を実感できない理由
成長を実感できない理由として、以下のことが挙げられます。
振り返りをしていない
本当は成長しているのに、自分が認識しないために成長していないように感じているだけという場合があります。
仕事の振り返りをしていないために自分の仕事を見つめ直すことがなく、自己の成長に気付けないのかも知れません。
特に仕事の結果が数字となって現れない職種の人は成長を感じづらいかもしれません。
現職に不満がある
今自分が従事する仕事に不満があり「そこで成長しても自分自身に利益のある成長と思えない」ということがあります。
不満を持ったまま仕事ができるようになっても成長と感じられない人は転職を考え出すことも多いでしょう。
自分に自信がない
仕事にミスや失敗はつきものです。
人は失敗を糧にして成長し仕事ができるようになるものです。
自分に自信がない人は、ミスや失敗をマイナスとしてしか受け取らず落ち込むだけで終わってしまい成長の糧にできません。
周りと比べがち
成長は過去の自分と比べるものですが、周りと比べる人は成長実感を感じづらくなります。
たとえ自分が成長していても「周りが自分より上だ」と思うと、むしろ劣等感に襲われることもあります。
真面目で自分に厳しい人はこのような思考になります。
目の前の仕事をするだけ
与えられた仕事を受動的に行うだけの日々だと、自分が成長していることを感じられません。
同じ仕事でも主体的に取り組むかどうかで成長度合いが変わります。
成長を実感するための対処法【６選】
成長実感を持つことは転職活動にも役立つので、ぜひ実践しましょう。
これまでの棚卸しをする
自分のこれまでの仕事を振り返り、棚卸しをしましょう。
時系列で自分が従事した職種、参加したプロジェクトなどを細かく書き出します。
その際に、自分は具体的にどんな仕事をしたかも洗い出しましょう。
改めて書き出すことで、自分が成長してきた軌跡が客観的に見えてくるはずです。
積極的に仕事に取り組む
仕事は積極的に主体性を持って取り組むか、ただ与えられた仕事を受動的にこなすかで、結果はまったく異なってきます。
主体的に仕事に取り組む人は自分が吸収できるものを常に探しているため、どんどん成長できます。
受動的に取り組むのではなく主体的に仕事に取り組みましょう。
仕事に面白さを見出す
面白い仕事に出会えるかどうかということよりも、自分自身が仕事に面白さを見出すかどうかが大切です。
自分自身の力で仕事は面白いものに変えられます。
面白ければ人は熱中し、成長していくものです。
目標設定をする
現職にとらわれず今後のキャリアプランを考えて目標設定をしましょう。
目標が明確な人は、今の仕事で目標達成に役立つことを見出すことができ、成長していきます。
ポータブルスキルを身につける
転職しても役に立つポータブルスキルを身につけましょう。
自分が成長していきたい分野の勉強を積極的に始めましょう。
セミナーや勉強会に参加する
セミナーや勉強会に参加することは成長に役立ちます。
現在の仕事でどんな成長を見いだせるかのヒントにもなります。
転職の参考になるような情報が得られることもあります。
成長実感を持つことが転職にも役立つ
成長実感を持って仕事をすることはモチベーションアップにつながります。
常に自分をアップデートできることになり、いずれ転職を考えている場合にも大きなメリットになります。
成長につながる仕事への取り組みを意識しておくと転職活動のときの自己PRの材料になります。
ステップアップ転職をするための足がかりにもなるでしょう。
自分の成長を促しポータブルスキルとして身につけることでどこに行っても通用する人材になることができます。
まとめ
今回は、仕事での成長を感じられないときに成長を実感するための方法についてご紹介しました。
成長を実感できない理由は、自分自身の思考によるものもあります。
成長実感を持って仕事をすることは、いずれ転職を考えたときにも役立ちます。
ぜひ、ひとつひとつの仕事を自分を成長させるためのものとして位置づけ取り組みましょう。
