いま【介護の仕事】が熱い!働く前に知っておきたい介護施設の種類!

今介護職の人気が上昇しています!昔の5Kと呼ばれる時代から、徐々に改善、進歩し、少しずつですが「介護」を仕事にしたい人が増えてきています。介護は大変だし、給料が安いから・・・と過去の情報から更新されず、止まっている方がいれば少しだけ喰わず嫌いを外してみるのも一つかもしれません。今から介護として働こうとお考えの方がいたら、少しだけ介護について知識を入れてからでも良いのではないでしょうか?

働く前に知っておこう!介護施設の種類

まずはじめに、介護といっても施設によって働き方が異なります。簡単に施設についてまとめます。

介護付有料老人ホーム

原則65歳以上の方が入居可能。介護士等の専門スタッフによるサービスが受けられる。入居金を払うことで「利用権方式」を採用している施設が多い。

住宅型有料老人ホーム

原則60歳以上の方であれば誰でも入居が可能。食事サービス、清掃・洗濯等の生活支援サービス、レクリエーション・イベント等のアクティビティが受けられる施設です。

特別養護老人ホーム(特養)

原則65歳以上の方で、要介護3以上の方が入居可能。「介護保険3施設」の一つで、公的な施設形態です。入居費用が介護保険で賄える為費用が安いのが特徴です。

介護老人保健施設(老健)

病院と自宅の中間的な位置付けをされており、普段の生活に戻る為の機能回復訓練を行う施設です。要介護1以上の方が入居可能で、要支援は入居できません。原則3ヶ月の短期入所になり、3ヶ月ごとに退所判定が行われます。

介護療養型医療施設

要介護1以上の高齢者であることが入居可能で、高度な医療管理下にある介護付の病院である。原則長期滞在は認められません。

サービス付き高齢者住宅(サ高住)

原則60歳以上の方が入居可能。入居のハードルは低く、有資格者の相談員が常駐しており、安否確認と生活相談サービスが受けられる「住まい」です。

養護老人ホーム

心身障害や経済的不安定な理由から自宅で生活が困難と判断された65歳以上の高齢者を対象とした入居型の老人福祉施設。地方自治体の審査を受ける必要がある。

ケアハウス

原則60歳以上で、自宅での自立した生活が困難であり、身寄りがない等家族の援助を受けられない方を対象にした施設です。

健康型有料老人ホーム

自立状態の高齢者を対象とした、食事サービス付きの高齢者施設です。介護が必要となる場合は、退去を命じられる可能性もあります。

グループホーム

原則65歳以上で、要支援2または要介護1以上の認知症患者が入居する施設です。地域密着型サービスであることから、施設と同一地域内の住居及び住民票が必要となります。

デイサービス(通所介護)

日帰りで、短時間介護を依頼できる施設です。主に在宅で介護を受けている高齢者が通って利用するサービスとなります。送迎付きで、食事・入浴、レクリエーションなどを受けられます。

デイケア(通所リハ)

利用者の身体機能維持や回復をし、日常生活への復帰を主とする通所リハビリテーションです。デイサービスとは異なり、医師を置くことが義務とされています。

介護士のお仕事ってどんなことするの?

上記で挙げた「施設形態」によって若干異なる部分はありますが、大方「介護士」として精通しています。

介護士は、大きく分けて二つのお仕事があります。

  • 身体介助

直接身体に触れ補助を行います。例えば、食事介助、排泄介助、入浴介助、着脱介助、整容介助など生きる上で、生活に伴う補助を行います。また、散歩など屋内外の移動、ベット介助、車イスなどの移乗介助を含め、日常生活動作を補助します。

  • 生活補助

部屋の掃除、整理整頓、買い物、家事全般など身の回りのお世話をします。レクリエーション活動や、相談事など生活に係る必要部分の補助をします。

無資格でもお仕事ができる?

現状は、無資格・未経験者でもお仕事はできます。しかし、一部有資格者しかできない業務もあります。また、介護のお仕事で収入を上げていこうと思うと、やはり資格取得を検討する方が良いでしょう!介護の仕事は移乗等で、利用者を支える機会も多く、体を使います。しっかりと知識を身につけておくことで、腰痛やヒザ痛などからカバーができるようになり、負担を軽減できるようになります。

無資格でもお仕事は可能ですが、資格を取得することによって、介護の世界をより広い視野で見ることができますね!

資格の種類

では、介護の資格について簡単に説明します。今回は、主要の資格のみをご紹介致します。

介護職員初任者研修

少し前は「ヘルパー2級」と呼ばれていた位置にある入門的資格にあたります。研修時間数は、最低130時間程になりますので、最短1カ月ほどで取得できることがメリットです。これから介護士になろう!と思われている方は、次に紹介する介護福祉士実務者研修を取得する前に、是非オススメの研修です。ハローワークの求職者支援制度を活用してみても良いかもしれません!

介護福祉士実務者研修

介護初任者研修よりもレベルがグッとあがり、同時に「サービス提供責任者」としても働くことができるようになります。履修時間数は450時間程と、介護初任者研修よりもボリュームがあがります。介護施設で働きながら「介護福祉士」を目指すためには、「介護福祉士実務者研修」の修了が必須となります。時間数の大半を通信で行なっているところもあるため、働きながらでも取得できるところが大きなメリットになります。

介護福祉士

介護職唯一の国家資格ですね!働きながら介護福祉士を目指す方は、介護施設で実務経験3年以上と、介護福祉士実務者研修を修了することが前提となります。昨今では、処遇改善の見直しもされ、過去と比べると介護福祉士の収入は格段に上がっています。介護のお仕事を始める方は、是非取得したい資格ですね!

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員は、介護保険制度に基づいて、介護が必要な方へ、介護サービスを利用できるよう、ケアプランを作成します。どちらかというと現場に立って仕事をするのではなく、コーディネーター色が強いですね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?これから「介護職」で働く方はどういう働き方をするのかによって、選択する施設形態が変わってきますね!

介護はとてもやりがいのあるお仕事です。これから転職をお考えの方は、是非「介護」も選択肢に入れ、天職となる事を願っています。